人文科学専攻 人文科学は人文知の宝庫。知の探究に年齢制限はない。
 特色と組織構成  人文科学専攻
 就実大学大学院人文科学研究科人文科学専攻は広い視野に立って精深な学識を授け、各分野における研究能力をいっそう強化するとともに、現代社会で必要とされる表現力・実践力・応用力にも磨きをかけ、今日の複雑な諸課題への対応能力を具えた人材を育成することを目的としています。 本専攻では(1)言語・文化・歴史探求分野と(2)表現・実践・歴史活用分野を設けています。  言語・文化・歴史探究分野では、日本文学、英米文学、歴史学などの専門的研究を行い、それに基づいて高等学校教諭/中学校教諭の専修免許状を取得することができます。表現・実践・歴史活用分野では、表現・実践・活用に重点をおいた科目群を設け、大学院教育の一層の充実、すなわち社会に有用な人材の育成につとめます。ふたつの分野は、閉鎖的なコースではなく、科目の種別を表したものですから、両分野から自由に選択履修することが可能です。
 修士論文題目一覧  人文科学専攻
 2010年度 平安時代の陰陽道と陰陽師―九世紀から十一世紀にかけての陰陽師と「陰陽道成立論」について― 異人・異類の役割語の研究 ペリクレスとアルキビアデス 2011年度 『嵐が丘』と神話 現場指示における日中両言語の対照研究 日韓両言語における敬語の対照研究-現代文学作品を中心として- 室町物語『鴉鷺合戦物語』の研究 2012年度 17世紀オランダ美術と社会 現代流行歌の語彙の変遷 On the birth of a man in Sons and Lovers Jane Eyre について-特にセント・ジョンの求婚を拒否した理由 2013年度 『政治初度百首』における藤原有家 H.G.ウェルズの小説における生命へのまなざし 谷崎潤一郎「刺青」論-オスカーワイルド「サロメ」との関連性ー 准母の研究 『左逸』『短長』の研究 2014年度 藤原有家の伝統的研究-官人として、歌人として- 内田百聞『冥途』研究 2015年度 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』論:ジョバンニ帰還の意味 2016年度 Falsely Exaggerated Pride of Othello アントニオ・ペレス事件にみる異端審問制度の政治性 Alice's Expressions of her Desires
 through her Experiences in "Wonderland"
 ATTENTION! 人文科学専攻の「修士論文研究発表会(7月)」および「修士論文構想発表会(12月)」の模様は「人文科学専攻研究発表」のページでお伝えしています。

――「人文科学専攻研究発表」はこちらのページ

Graduate School School of Humanities