大学院 【人文科学研究科】 【教育学研究科】 【医療薬学研究科】
大学学部 【人文科学部】 【教育学部】 【薬学部】 【経営学部】
就実大学・就実短期大学で定める3つのポリシーについて
就実大学・就実短期大学では、基本理念、基本目標、実践指針に基づき、教育・研究活動に関する三つの方針を3ポリシー(ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)として定めている。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)では、大学を卒業する際に、身につけておくべき能力や物事に対する姿勢を示している。
カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)では、身につけておくべき能力や姿勢を大学教育の中でどのように学んでいくかについて示している。
アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)では、大学教育の特性に合わせて、入学を希望する方に必要となる資質を示している。
【建学精神】
「去華就実」は、明治41年(1908年)に発布された戊申詔書の中に出てくる「華を去り、実に就く」の漢語表現であり、本学はこれを建学の精神としている。明治44年以来用いられている「就実」という校名もここから来ている。
この言葉には、外見の華やかさに心奪われるのでなく、内面の豊かさや知性、社会に貢献できる実践的な能力などをまず身につけること、という高い志が込められている。
【基本理念】
「去華就実」の精神を全ての就実人の精神的規範とする。「去華就実」とは,外面的華美に走ることなく,実質的・本質的な意味における人間性の豊かさに価値を置き,内面の充実に努めることによって,その実現を追求してやまない能動的かつ創造的な精神の営為を意味する。
【基本目標】
「実地有用」の人材育成と,個性的で活力にあふれる大学の創造を目指す。
教育・指導面では学生に最高度の満足をあたえ,研究面では着実な研究を推進し,その成果を社会にむけて発信する。その目的達成のために最大限の努力を惜しまない。
【実施指針】
1. 学生一人ひとりの個性を尊重しつつ,社会性をそなえた人材を育成する
2. 学生一人ひとりの潜在能力を引き出し,人間性豊かな人材を育成する
3. 学生一人ひとりの思いを大切にする
4. 大学の諸活動には常に積極的かつ真摯に取り組む
5. 地域社会の知の拠点としての立場を認識し,積極的に地域貢献に寄与する
就実大学 3ポリシー
【人材育成の目標】
就実大学は、「去華就実」の建学の精神に基づく教育理念を掲げており、5つの「実践指針」を実践することによって基本目標である「実地有用」の人材を育成し、地域に密着した総合大学として、個性的で活力にあふれる大学の創造を目指している。
【ディプロマ・ポリシー(卒業認定及び学位授与の方針)】
本学の所定の単位を修め、次の能力を身につけた学生に卒業を認定し、学位を授与する。
1. 幅広い教養と確かな学士力で的確に判断して、表現することができる
2. 社会人としての責務を理解し、主体的に考え、行動することができる
3. 専門的知識や技能を修得し、地域や国際社会で活用することができる
4. 多角的視点から本質を見る目を備え、自ら課題解決することができる
5. 時代の変化に対応して、生涯にわたり自己研鑽に努めることができる
【カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の方針)】
本学の教育理念に基づき、次の方針に沿って特色ある教育を実践する。
1. 教育内容
① 幅広い視野と豊かな教養で感性を磨き、人間力を育成する
② 社会人として必要となる社会人基礎力や応用力を育成する
③ 異文化を理解し、尊重・共生できる国際理解力を育成する
④ 論理的・批判的な思考力とコミュニケーション能力を育成する
⑤ 専門的知識や技能を高め、問題発見・解決能力を育成する
⑥ 大学への適応、学修スキルの修得のため初年次教育を行う
⑦ 学修成果のとりまとめとして「卒業研究」を必修とする
2. 教育方法
⑧ 社会の課題を自己のものとして捉え、考え、発信するため、学位プログラムごとに学外体験学習プログラム(インターンシップ等)を随時採り入れる
⑨ アクティブラーニングを取り入れた教育方法を少人数教育を中心に実施する
3. 評価
⑩ 学生の教育評価では、各科目のシラバスに定める成績評価、「卒業研究」の評価及び学科が定める適切な方法によって評価する
【アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)】
本学の教育理念を理解した、次のような人材を、広く国内外から受け入れる。
1. 豊かな知識と実践的な能力を求め、将来に夢と目標がある人
2. 確かな基礎学力があり、主体的に学ぼうとする学修意欲がある人
3. 誠実で責任感が強く、文化や社会に貢献する資質がある人
4. 人への思いやりと奉仕心があり、協調性や柔軟性がある人
5. 新しいことや困難なことに積極的に取り組む意欲がある人
6. 入学前教育として求められる基礎的な知識を身につけるためのプログラムに最後まで取り組むことができる人
人文科学研究科 3ポリシー
【人材育成の目標】
専攻分野における専門的知識・技能の伝授と研究力鍛錬によって修士論文作成を完成させ、当該分野の専門研究に参加できる人材の養成を、教育の核とする。併せて専門性を支える教養や実社会で求められる実践的能力を修得させ、現代社会の諸問題に主体的に対応できる人材を育成することも、主要目標とする。
【ディプロマ・ポリシー(修了認定及び学位授与の方針)】
所定の単位を修得し修士論文を完成させるなかで、人文科学分野全体を見渡す広い視野と自らの研究課題を見つけ出す鋭敏な問題意識、そして課題に粘り強く取り組んで解明を目指す探求力を備え、かつ下記の諸能力を身に着けたと認められる学生に、文学修士の学位を授与する。
1. 研究に関わる情報を十分に収集し、適切に整理する能力
2. 収集・整理した情報を分析して、問題の所在を把握する能力
3. 多方面から、主体的かつ柔軟に問題解決を試みる能力
4. 自らの問題関心や研究成果を、適切に外部に発信できる能力
【カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の方針)】
学位授与のために要求される多様な条件を満たすため、下記の2分野からなる教育課程を編成する。
1. 言語・文化・歴史探求分野
2. 表現・実践・歴史活用分野
このうち1は、修士論文作成指導を主目的とした専門的研究分野における教育課程であり、2は、修士論文のテーマに限らず、人文科学を中心として広い学問領域を見渡す視野を得るための教育課程である。
【アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)】
「カリキュラム・ポリシー」に則って十分有効な教育を行い、「ディプロマ・ポリシー」に適う人材を養成するため、入学学生には下記の条項を満たすことを求める。
1. 日本語・日本文学・英語・英米文学・歴史学いずれかの専門領域において、自ら研究テーマを設定できる
2. 研究を予定しているテーマの資料処理に必要な基礎的言語能力(古文・漢文・英語ほか各国言語読解能力)を備えている
3. 研究を予定しているテーマ及び関連領域について、学士課程修了相当以上の十分な知識・技能を有している
4. 自らの研究テーマについて、口頭及び文章で明確な説明ができる
教育学研究科 3ポリシー
【人材育成の目標】
現代の教育をめぐる諸問題に高い見識と実践力をもって、指導的な立場で対処できる教育実践者及び教育支援者の育成を目標とする。そのため、課題探求意識のもと、教育実践と教育支援に関する理論と実践の融合をはかり、現代の教育現場に活用し得る教育研究能力を涵養する。
【ディプロマ・ポリシー(修了認定及び学位授与の方針)】
初等教育学コース、幼児教育学コース、養護教育学コース、特別支援教育学コース、教育臨床心理学コースのいずれかのコースの所定の単位を修得し、必要な研究指導を受けた上、学位論文の審査および最終試験に合格した者、すなわち、教育実践、あるいは心理臨床実践に関する深い学問的知識と高度な研究能力を身につけ、それを学校や地域の教育課題に指導的立場で対応できる高い専門性と実践的視野を兼ね備えた教員としての資質と能力、あるいは臨床現場の要請に対応できる心理臨床の資質と能力を備えている者に対して、修士(教育学)の学位を授与する。
【カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の方針)】
すべての学生が共通に履修できる教育基礎学分野を置くとともに、自らの専門的知識・技能を深める教育内容指導学分野及び教育支援学分野の専門科目群を配置し、さらに、教育現場を多面的・体験的に理解し、教育実践者・研究者としての実力を高める教育実践学分野として教職実践研究を用意している。
そして、教育基礎学科目、専門科目、教職実践研究で学んだことを統合し、自らの課題意識に即して研究を遂行する能力を育成するために、修士論文を課している。
教育実践と教育支援に関する高度に専門的な知識を獲得し、理論的探求力を涵養するとともに実践的応用的能力や技能を身につけることのできるカリキュラム編成となっている。教育臨床心理学コースでは、臨床心理士養成課程の指定カリキュラムに準拠し、心理教育相談室での実習を軸とした幅広い心理臨床実践の能力を身につけられるカリキュラム編成となっている。
【アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)】
教育学研究科は、次のような人を求めている。
1. 教育実践及び教育支援を担う強い使命感と熱意をもつ人
2. 高度で専門的な知識や実践的指導力を身につけたいという意志を持つ人
3. 研究の成果を学校や地域社会に還元したいという意欲のある人
4. 初等教育、幼児教育、養護教育、特別支援教育に関する教職資格を取得している人、あるいは、これらの教職経験のある人
5. 学部において心理学に関する基礎的知識・技能を修得し、さらに臨床心理に関する高度な専門的知識と実践的能力・技能を獲得したい人
医療薬学研究科 3ポリシー
【人材育成の目標】
医療現場における臨床的課題や地域医療における諸問題を対象とする研究領域を中心として、高度な専門性と優れた研究能力を有する人材の養成を目的とする。
【ディプロマ・ポリシー(修了認定及び学位授与の方針)】
科学の進歩に伴う医療の高度化、それに伴う様々な医薬品の出現により、医療従事者の役割は日々増大している。特に、医療薬学分野での薬学関係者への期待は増すばかりである。医療薬学研究科では、「これまでの薬学部教育で培ってきた知識と経験をもとに、患者さんへの最適・最良の薬物治療を実践するために、科学的な根拠を自ら明らかにして新しい治療法を提案できる人材を養成する」ことを教育目標として、次のような能力を身につけていることを学位授与の方針とする。
1. 自ら諸問題を見出し、科学的根拠に基づいた対応ができ、地域における医療の中核を担うことができる
2. チーム医療の中で最適な薬物療法を提案し、優れた観察力を持って有効性・安全性を解析できる
3. 柔軟で知的好奇心に満ちた思考と強い熱意を持って、社会のニーズに合った創薬や育薬を考えることができる
4. 患者のかかえる問題に対して、科学的思考に基づいて考察し、問題解決に導くことができる
なお、 4年間を通して特定の研究指導教員及び研究指導補助教員の指導の下に課題研究を実施し、博士論文を作成し、論文審査及び公開審査に合格することにより、博士(医療薬学)の学位が授与される。
【カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の方針)】
医療薬学研究科では、患者さんを中心とする医療薬学のなかで種々の未解決問題、そして将来への新しい取り組みについて、積極的に関わっていくことになる。従って、薬物治療等において、まず薬の探索、臨床評価を含め創薬の段階での課題、また病態と医薬品適正使用時の課題、さらに専門薬剤師等による安全性と的確な薬物使用を掘り下げ薬物の特徴を見い出す育薬における課題等を抽出し、それを分析・解析し患者さんの疾患の治療に寄与することを目的としている。その目的を達成するための教育課程として、大学院生は「最適薬物療法学分野」・「病態解析診断薬学分野」のいずれかの分野に所属し、高度な専門知識を身につけ、医療薬学における臨床的課題を研究テーマとして博士論文を作成する。1年次において、まず医療薬学特別講義(大学院特別講義)を必修科目として開講し、医療薬学分野における諸問題と、研究の必要性を理解することができるようにする。また、各分野で開講される高度専門教育科目の中から必要な科目をバランスよく選択履修することにより、幅広い専門知識を身につける。さらに、各分野の教員が行う研究課題の抽出・情報収集・解析に関する演習科目(最適薬物療法学演習または病態解析診断薬学演習)は、課題研究を実施する上で必要不可欠であり、必修とする。本演習科目では、主任の研究指導教員だけでなく、分野内の他の教員からの指導を受けることにより、問題点を多角的に捉え、解決の糸口を見出すことができる。これらは、いずれも新しい提案等の問題解決能力を醸成する上で大きな特色を有している。課題研究は4年間を通して、特定の研究指導教員及び研究指導補助教員の指導の下に実施される。
【アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)】
医療薬学研究科では、基礎・応用・臨床薬学に関する知識・技能・態度に加え、さらに医療人としての適正な倫理性、患者さんの気持ちに寄り添う優しさを持ち、また医療薬学研究に対する強い熱意と、柔軟で知的好奇心に満ちた思考を備えた学生を求める。薬学部出身者のみならず、広く科学を学んだ人や医療施設等で研鑽を積んできた社会人も対象に、次の5つの志を持つ学生を幅広く受け入れる。
1. 科学的根拠を持って医療現場の諸問題や社会のニーズに応えたいと望んでいる人
2. チーム医療の中で、最適・最新な薬物治療に貢献することを望んでいる人
3. 難治疾患の発症機構の解明と新薬の開発に興味と関心を持っている人
4. 医療現場に直結した創薬や育薬に興味と関心を持っている人
5. 患者さんの心理的苦痛に配慮して、心・身の両面から患者さんを支援することを望んでいる人
人文科学部 3ポリシー
【人材育成の目標】
人文科学部は、表現文化学科、実践英語学科、総合歴史学科の3学科で構成され、歴史、文学、芸術、語学、文化などを学ぶことで、人間の本質を問い、身につけた教養をもとに主体的に行動し、社会及び文化の発展に貢献できる人物を育成することを、目標にしている。
【ディプロマ・ポリシー(卒業認定及び学位授与の方針)】
本学部に4年以上在学し、各学科の定める所定の単位を含めた124単位以上を修得し、次の基準を満たした学生に卒業を認定し、学士(人文科学)の学位を授与する。
1. 歴史、文化、人間に関する理解と、修得した知識を基に、現代社会の現状を論理的に捉えることができ、更なる充実、発展のために社会に貢献することができる
2. 自分が置かれた現状を、修得した知識を総合的に活用して批判的に認識でき、問題解決のための適切な方策を考えることができる
3. 事情のことなる個人の立場を理解し、適切なコミュニケーションをもって、豊かな人間関係を築き協働して問題解決をはかることができる
4. 多様な文化及び歴史に対する理解力、協調に必要な論理的思考力と表現能力を身につけている
5. 卒業後も学び成長していく重要性を理解し、実行できる
【カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の方針)】
グローバル社会における歴史、人間への幅広い知識と深い理解を身につけ、実践的なコミュニケーションを通して、社会への貢献ができる資質と能力の涵養のために、次の方針により教育課程を編成する。
1. 新入生の大学生活へのいち早い順応、学修スキル修得及び主体的学びの計画作成のために、初年次教育を実施する
2. 広い視野と豊かな教養を身につけた社会人の基礎力養成のために、人文科学、社会科学、自然科学及び情報教育、キャリア教育に関する総合教養教育科目、専門教育科目を設ける
3. 異文化を尊重し、協調関係を築くコミュニケーション力の基礎として、外国語科目を設ける
4. 論文作成、プレゼンテーション、発表と質疑応答を通して、論理的・批判的思考力と表現力を育成する演習科目を設ける
5. 人文科学部の学修成果として卒業研究を必修とする
評価方法
6. シラバスで担当教員が公開している基準、卒業研究の達成基準、学科で共有している基準にしたがって、履修科目の評価を決定する
【アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)】
人文科学部は、少人数制を特徴とするきめ細やかな教育・研究指導体制を備え、社会で活躍できる基礎力を身につけた学生の育成を目指している。本学部の教育理念に共感し、ともに社会の発展に関わる意欲をもつ、次のような条件を満たす学生を広く求める。
1. 学習意欲が強く、明確な問題意識を持つ人
2. グローバル社会で活躍できる「ことば」の運用能力と、幅広い教養の修得をこころざす人
3. 多様な歴史、文化、言語、芸術、伝統、社会そして環境などの問題に関して、広い関心と探求心を持つ人
4. 幅広く柔軟な人間性と協調性を有し、周囲の人と良好な関係をもつことができる人
5. 自分の考えや行動に責任を持ち、それを相手に明確に伝えることができる人
6. 入学後の修学に必要な基礎学力を有している人
表現文化学科 3ポリシー
【人材育成の目標】
表現文化学科は、日本文学、日本語、表現創造(言語・身体)の3コースで構成される。実感・実践に軸足を置いて、日本の言語と文化を学ぶことで、多角的な視点から文化事象を分析する能力、自分の意思を社会に発信する能力を身につけ、社会及び文化の発展に貢献できる人物を育成することを、目標にしている。
【ディプロマ・ポリシー(卒業認定及び学位授与の方針)】
本学科に4年以上在学し、総合教養教育科目、外国語教育科目、専門教育科目にわたり、124単位以上の単位を修得した学生に卒業を認定し、学士(人文科学)の学位を授与する。
1. 日本の言語と文化について幅広い学識と理解を身につけ、その学識を活かして社会及び文化の諸問題を解決できる
2. 人間が生活する時空の豊かさを実感できる知識と経験を積み、現代社会を能動的に生きることができる
3. 日本文化の深い理解に基づいて、異文化を寛容に受け容れ、グローバル社会に適切に対応できる
【カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の方針)】
日本の言語と文化について幅広い知識と深い理解を身につけ、その学識を活かして社会へ貢献できる人材を育成するため、次の方針により教育課程を編成する。
1. 日本文学、日本語、表現創造(言語・身体)の3コースからなる、ゆるやかなコース制を敷く。その核として、1年から4年まで少人数のゼミナールを設ける
2. 学びの土台を作る実感教育プログラム、学んだ成果を試行する実践教育プログラムを設ける
3. 学修の総括として卒業研究を設ける。卒業研究は、卒業論文又は卒業制作の形式で提出する
【アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)】
本学部・学科の教育理念に共感し、日本の言語と文化について学ぶ意欲が旺盛である、次のような条件を満たす学生を広く求める。
1. 言語・非言語のコミュニケーションに関心をもち、その能力の向上をめざす人
2. 言語と身体で表現された作品を多角的に分析、理解したい、あるいは創作したいと考える人
3. 将来、社会や職場で自分の意思や構想を的確に表現し、それを実現したいと考える人
実践英語学科 3ポリシー
【人材育成の目標】
実践英語学科は、英米文化・文学、英語学、コミュニケーション、通訳・翻訳、英語教育といった英語関連領域の専門的・学際的研究を通して、実践的な英語運用能力だけではなく、英語圏の人々、その人々を取り巻く社会・文化・思想・価値観についての教養を深化させ、それらを主体的に駆使・応用することで、グローバル化の進む諸領域の創生・発展に貢献できる人物を育成することを目標としている。
【ディプロマ・ポリシー(卒業認定及び学位授与の方針)】
本学科に4年以上在学し、所定の単位を含めた124単位以上を修得し、次の基準を満たした学生に卒業を認定し、学士(人文科学)の学位を授与する。
1. ビジネスや教育の現場で単に英語を運用するだけではなく、英語と日本語の言語的差異、および各言語圏の社会・文化・思想・価値観の差異を踏まえて、英語を実践的に駆使することができる
2. 英語関連領域の専門的・学際的研究を通して、グローバル化の進む諸領域の実態を論理的に把握し、批判的に考察することで、そこに内在する問題を提起し、それに対する解決策を提案することができる
3. 各言語圏の人々を取り巻く社会・文化・思想・価値観を理解し、適切なコミュニケーションを図ることで、グローバルな人間関係を構築し、協働して諸領域の問題に取り組むことができる
【カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の方針)】
実践英語学科は、実践的な英語運用能力と、英語圏の幅広い分野についての教養を身につけ、それらを主体的に駆使・応用することで、グローバル化の進む諸領域の創生・発展に貢献できる人物を育成するために、次の方針により教育課程を編成する。
1. 実践的な英語運用能力、主体的なコミュニケーション能力、協働力を涵養し、英語圏の諸分野についての教養を修得するために、初年次の段階から外国人教員による少人数の英語教育科目、および英語関連領域の基礎教養科目を設ける
2. 専門的・学際的研究の遂行に必要となる科学的調査、論理的・批判的思考、発表、質疑応答、論文執筆などのアカデミック・スキルを向上させるために、基礎演習科目を設ける
3. 英語の諸分野についての専門的・学際的研究を遂行するために、「英語コミュニケーション」「英米文化」「通訳・翻訳」の3コースに準じた専門教育科目を設ける
4. 以上の科目で培った英語運用能力と英語圏の諸分野についての教養を有機的に融合し、英語関連領域の専門的・学際的研究を遂行することで、卒業研究を必修とする
【アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)】
実践英語学科は、少人数クラスでのきめ細やかな教育・研究指導体制によって、実践的な英語運用能力を身につけ、グローバル化の進む諸領域で活躍する人材の育成を目指している。本学科の教育理念に共感し、上記のカリキュラムに取り組む意欲のある、次のような条件を満たす学生を広く求める。
1. グローバル化の進む諸領域で活躍するために必要となる実践的な英語運用能力の習得を志す人
2. 自国のさまざまな事情に精通していると同時に、英語関連領域に対する探究心を有している人
3. 周囲と幅広く積極的にコミュニケーションを図り、協働して諸領域の問題提起・問題解決に意欲的に取り組む人
4. 入学後の修学に必要な高等学校卒業相当の基礎学力及び英語力を有している人
総合歴史学科 3ポリシー
【人材育成の目標】
総合歴史学科は、日本史、アジア史、ヨーロッパ・アメリカ史、歴史遺産の4コースで構成される。歴史を学び、修得した知識を基に、現代の諸状況を把握して問題の解決を図り、文化的背景の異なる人々の立場を理解して豊かな人間関係を築き、社会の発展に貢献できる人物を育成することを、目標にしている。
【ディプロマ・ポリシー(卒業認定及び学位授与の方針)】
本学科に4年以上在学し、所定の単位を含めた124単位以上を修得し、次の基準を満たした学生に卒業を認定し、学士(人文科学)の学位を授与する。
1. 世界の諸地域における歴史の理解と修得した知識を基に、現代世界の状況を正確に把握し、社会の発展のために貢献することができる
2. 直面した問題の解決にあたって、自ら考える材料を収集し、比較・検討して結論と解決方法を導き出すことができる
3. 文化的背景の異なる個々人の立場を理解し、適切な協調力と表現力をもって、豊かな人間関係を築くことができる
4. 卒業後も歴史への興味と学修能力を維持し、人生のさまざまな側面に活用できる
【カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の方針)】
世界の歴史への幅広い知識と深い理解力を身につけ、実践的なコミュニケーションを通して、社会に貢献できる能力の育成のため、次の方針により教育課程を編成する。
1. 新入生の大学生活への迅速な順応、学修スキルの修得及び主体的学びの姿勢を育成するため、適切な初年次教育を実施する
2. 幅広い教養と視野を身につけるための総合教養教育科目とともに、本学科のディプロマ・ポリシーに沿った専攻コース(日本史、アジア史、ヨーロッパ・アメリカ史、歴史遺産)と専門教育科目を設ける
3. 異文化を理解・尊重し、協調関係を築くコミュニケーション力の修得をはかるために、外国語科目を設ける。特に、英語科目を充実させている
4. 論文作成に向けた準備、その過程における口頭発表と質疑応答を通して、論理的・批判的思考力と表現力を育成するため、各専攻コースに演習科目を設ける
5. 本学科の学修成果として、卒業研究を必修とする
【アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)】
総合歴史学科は、少人数制を特徴とするきめ細やかな教育・研究指導体制を備え、社会で活躍できる能力を身につけた学生の育成を目指している。その教育理念に共感し、ともに社会の発展に関わる意欲をもつことを前提とした上で、次のような条件を満たす学生を広く求めることとする。
1. 歴史の学修への意欲と動機づけが強く、明確な問題意識を持つ人
2. グローバル時代に活躍できる言語の運用能力と、幅広い教養の修得を目指す人
3. 世界のさまざまな事象に関して、強い関心と探求心を持つ人
4. 幅広く柔軟な人間性と協調性を有し、周囲と良好な関係を築くことができる人
5. 自分の考えや行動に責任を持ち、それを明確に表現することができる人
6. 本学科の学修を開始するにあたり、基礎的な学力を有する人
教育学部 3ポリシー
【人材育成の目標】
現代の教育諸問題の解決と子どもの健全育成に寄与するため、去華就実・実地有用の教育理念の下、教育実践力と人間関係能力に関する専門的知識・技能を教授することによって、誠実で教養豊かな人間性とともにカウンセリング・マインドをもって子どもと向き合い、教え導き考えさせることと受容し支えケアすることに専門性と実践力を発揮できる教育者・教育支援者を養成する。
【ディプロマ・ポリシー(卒業認定及び学位授与の方針)】
教育学部は、去華就実の教育基本理念の下、全学のディプロマ・ポリシーを踏まえた上で、次のような人材を養成する。
1. 広く豊かな教養と誠実な人間性を備え、教育に関する確かな知識と技能をもち、子どもを「教え導き考えさせる」ことと「受容し支えケアする」ことに専門性と実践力を発揮することができる
2. 教育を担う者としての使命感・責任感・情熱を持ち続け、協働精神・奉仕精神をもって共生社会の一員として適切な行動ができる
3. 教育実践と教育支援に関わる地域の課題について地球的視野をもって考察し、その解決に向けて企画力・実践力・応用力を発揮することができる
4. 子ども一人ひとりの心身の発達上の課題に気づき、その解決や援助について、複数の視点から主体的・積極的に取り組むことができる
5. 保育者・教育者・教育支援者としての資質能力の維持向上に向けて生涯にわたり自己研鑽に努めることができる
これらの資質能力を身につけ、各学科が設けた人材像に値すると判断される学生に卒業を認定し、学士(教育学)の学位を授与する。
なお、本学部を卒業するためには、4年以上在学し、総合教養教育科目20単位、外国語教育科目6単位、専門教育科目62単位を含む、124単位以上の単位を修得しなければならない。
【カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の方針)】
教育学部の教育目的に基づき、次の方針に沿って特色ある教育課程を編成し教育を実践する。
1. 教育内容
① 低年次では、人間性の涵養を促す教養教育や大学への適応・学修スキルを修得させる初年次教育を重視する
② 専門教育においては、学部教育の統一性確保のためコアとなる学部共通必修科目を置き、また学科の専門性確保のため学科必修科目を置く
③ 専門教育科目の年次配当では、1年次に教職への課題意識と志向動機を高める教員養成の基礎導入教育科目と基礎理論科目を配置し、2・3年次に専門的知識・技能を高める教育内容・方法に関する講義・演習科目を置き、これを踏まえて3年次に応用力・実践力の修得をはかる実習等の実践的学修へと発展させる。3・4年次に問題意識の深化と発展、課題解決能力の伸展をはかるゼミナール、4年次に学修成果をまとめる卒業研究を配置する
④ 高年次では、教職キャリアへの総括的ガイダンスとして教職研究、教職課程のまとめとして教職実践演習を置く
⑤ 授業形態は、講義を基本とするが、実践力・応用力の育成を図るため、能動的学修型・学生参加型の授業を積極的に取り入れるとともに、演習・実習・実技の科目を充実させる
⑥ 専門分野の深まりとともに視野の広がりを図るため、隣接専門分野の科目や他学科の関連分野の科目の受講を促すとともに、学部学科主催講演会等の行事・事業への積極的な参加を促す
⑦ 大学の地域貢献機能を理解させ、実践力・応用力の向上や協働精神・奉仕精神を身につけさせるため、学園併設校である就実小学校や附属園である就実子ども園、附属施設である就実教育実践研究センターや就実大学心理教育相談室、学内学会の諸事業への積極的な参加を促す
2. 教育方法
⑧ 子どもを取り巻く地域環境や社会・自然の教育課題を体験的に理解させ、その解決について考えさせるため、教員養成教育課程における教育実習に加えて、見学、ボランティア、インターンシップ、学会参加等の体験的学修を積極的に採り入れる
⑨ 主体的・積極的な問題解決能力を高めるため、演習形態の授業はもちろんであるが、講義形態の授業においてもアクティブラーニング(主体的・能動的学修方法)をできるだけ取り入れる
3. 評価
⑩ 成績評価は、各科目のシラバスに明示した方法で行う
【アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)】
教育学部は、誠実で教養豊かな人間性、高い専門知識・技能、そして応用のきく実践力を備えた教育者・教育支援者を養成する。初等教育や乳幼児保育、教育心理、養護教育や特別支援教育に関心があり、その専門家を目指そうとする意欲と目的意識のある人を求める。
以上の学部が求める人材像のほかに各学科の求める人材像を提示した上で、学部教育に必要な基礎的資質・能力を多面的に査定するため、7区分の選抜方式を実施して入学者の選抜を行なう。推薦入試(自己推薦、一般推薦A、一般推薦B)では、基本的には書類審査(成績や高校時代の活躍)と面接により、人間性や目的意識、学習意欲の高さ及び実践力・行動力を査定する。自己推薦入試では、高校時代の活躍・実績及び入学後の計画内容から人間性や目的意識・学習意欲を査定する。一般推薦Aでは適性検査(国語と外国語)で基礎学力を、一般推薦Bでは小論文で文章作成能力と論理的思考力を合わせて査定する。前期入試とセンター利用入試(A、B、C)では、教養教育及び専門教育に必要な国語の学力を中心に、基礎学力を査定する。
初等教育学科 3ポリシー
【人材育成の目標】
乳幼児保育・初等教育に関する専門知識・技能を教授することによって、乳幼児期から思春期までの人格の基礎形成期の子どもを、広い視野と複数の視点をもって教え導き考えさせることに専門性と実践力を発揮できる保育者・教育者を養成する。
【ディプロマ・ポリシー(卒業認定及び学位授与の方針)】
初等教育学科においては、教育学部のディプロマ・ポリシーを踏まえた上で、次の基準を満たした学生に卒業を認定し、学士(教育学)の学位を授与する。
1. 広く豊かな教養と誠実な人間性を備え、教育に関する確かな知識と技能をもち、子どもを「教え導き考えさせる」ことに専門性と実践力を発揮することができる
2. 教育を担う者としての使命感・責任感・情熱を持ち続け、協働精神・奉仕精神をもって共生社会の一員として適切な行動ができる
3. 初等教育・乳幼児保育に関わる地域の課題について地球的視野をもって考察し、その解決に向けて企画力・実践力・応用力を発揮することができる
4. 子ども一人ひとりの心身の発達上の課題に気づき、その解決や援助について、複数の視点から主体的・積極的に取り組むことができる
5. 教育者としての資質能力の維持向上に向けて生涯にわたり自己研鑽に努めることができる
なお、本学科を卒業するためには、4年以上在学し、総合教養教育科目20単位、外国語教育科目6単位、専門教育科目62単位を含む、124単位以上の単位を修得しなければならない。
【カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の方針)】
目標とする人材育成のため、初等教育学科では、教育学部のカリキュラム・ポリシーを踏まえたうえで、次のような観点で教育課程を編成する。
1. 専門科目は、小学校教諭一種免許状、幼稚園教諭一種免許状及び保育士資格の資格取得要件科目を中心に編成する
2. 専門科目においては小学校教科及び保育内容に関する選択科目を充実させ、学生の関心に応じて得意分野を伸ばす
3. 小学校教育系科目については、小学校教諭免許の取得を考慮し、教職に関する科目に加えて教科に関する科目をバランスよく学修するよう指導する。グローバル社会にも対応できる教員養成に資するよう「児童英語」「児童英語教育法」を配置する。各自の得意分野(教科)を持たせるために、その教科の選択科目や関連する幼児教育系科目、さらにゼミナールで教科内容の理解を深めるよう指導する
4. 幼児教育系については、幼稚園教諭免許の取得を考慮するが、併せて保育士資格の取得を促すよう履修指導する。保育内容5領域のバランスの良い履修を促すが、各自の得意分野(保育内容領域)を持つために、その選択科目や関連する小学校教科科目、ゼミナールで保育内容の理解を深めるよう指導する
5. 教育・保育現場で発揮できる実践力を獲得させるため、演習・実習科目を多く用意する。模擬教室・模擬保育室等の特別教室を使用し臨場感ある環境で模擬授業(模擬保育)を積極的に導入する
6. 学外実習の他に体験学習科目を置き、教育・保育現場で必要な知識・技能を実際的に学び、現場体験に裏付けられた職業意識を動機づける
7. 特別支援教育、健康教育、心理相談などに応じられる能力をさらに研くことを希望する学生には、他学科受講を勧める
【アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)】
初等教育学科の目的は、乳幼児教育・初等教育を担う人材の育成である。乳幼児・児童期は環境の影響を強く受けるので、教育者・保育者の責任はそれだけに重いが、子どもたちの純真な心にふれ、成長の瞬間に立ち会える喜びを体験できる尊いやりがいのある仕事の1つである。本学科では、小学校教諭一種免許状、幼稚園教諭一種免許状、保育士資格が取得できる教育課程を用意し、子どもの教育・保育に実践力を発揮し、将来の地域の指導的立場に立つことのできる教員・保育士を養成する。以上のような学科の特質から、本学科では次のような人を求める。
1. 子どもが好きで、子どもとのふれあいや教え育てることに喜びを見いだせる人
2. 乳幼児保育、幼児教育、初等教育の専門家を目指す意欲の強い人
3. 子どもの幸せのために、知識を広げ、技能を高め、思考を深めることに意欲的な人
4. 人格や発達の多様性を受け入れ、一人ひとりの成長可能性を信じることのできる人
5. 人と人の絆を大切にし、人を導いたり支えたりすることに勇気をもって挑戦する人
6. 入学後の修学に必要な高等学校卒業相当の基礎学力を有している人
教育心理学科 3ポリシー
【人材育成の目標】
教育心理学・養護教育・特別支援教育に関する専門知識・技能を教授することによって、子ども一人ひとりの個性や心身の健康状態、発達の課題を、広い視野と複数の視点をもって受容し支えケアすることに専門性と実践力を発揮できる教育者・教育支援者を養成する。
【ディプロマ・ポリシー(卒業認定及び学位授与の方針)】
教育心理学科においては、教育学部のディプロマ・ポリシーを踏まえた上で、次の基準を満たした学生に卒業を認定し、学士(教育学)の学位を授与する。
1. 広く豊かな教養と誠実な人間性を備え、教育心理・養護教育・特別支援教育に関する確かな知識と技能をもち、カウンセリング・マインドをもって子どもを「受容し支えケアする」ことに専門性と実践力を発揮することができる
2. 教育を担う者としての使命感・責任感・情熱を持ち続け、協働精神・奉仕精神をもって共生社会の一員として適切な行動ができる
3. 教育実践と教育支援に関わる地域の課題について地球的視野をもって考察し、その解決に向けて企画力・実践力・応用力を発揮することができる
4. 子ども一人ひとりの心身の発達上の課題に気づき、その解決や援助について、複数の視点から主体的・積極的に取り組むことができる
5. 教育者・教育支援者としての資質能力の維持向上に向けて生涯にわたり自己研鑽に努めることができる
なお、本学科を卒業するためには、4年以上在学し、総合教養教育科目20単位、外国語教育科目6単位、専門教育科目62単位を含む、124単位以上の単位を修得しなければならない。
【カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の方針)】
目標とする人材育成のため教育心理学科では、教育学部のカリキュラム・ポリシーを踏まえたうえで、次のような観点で教育課程を編成する。
1. 専門教育科目は、認定心理士資格、養護教諭一種免許状、中学校教諭一種免許状(保健)、高等学校教諭一種免許状(保健)、特別支援学校教諭一種免許状の資格取得要件科目を中心に編成する
2. 心理系科目については、子どもの心理理解や心理相談の専門家の養成を考慮し、発達心理、臨床心理に関する科目を重視するほか、カウンセリングや心理査定、心理統計等、心理士として期待される知識・技能を修得させる科目を配置する
3. 養護系科目については、子どもの心身の健康ケアの専門家としての養護教諭の養成を考慮し、心理学や特別支援教育の知識・技能の広がりをもたせる
4. 特別支援系科目については、「知・肢・病」分野に関する専門性を高めるとともに発達障害の理解と教育に力点を置く
5. 教育現場で発揮できる実践力を獲得させるため、演習・実習科目を多く用意する。心理面接室・プレイルーム・看護実習室・模擬保健室等の特別教室を使用し、臨場感ある環境での体験を積極的に導入する
6. 学外実習の他に体験科目を置き、教育・福祉現場の職員や入所者との交流、実際の体験などを通して、受容し支えケアすることの意味を学ばせ、職業意識の形成を動機づける。
7. 初等教育や幼児教育に関心があり、教育力をさらに育成する希望のある学生には、他学科受講を勧める
【アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)】
教育心理学科の目的は、子どもの心身の発達・健康を受容し支えケアする教育者・教育支援者の育成である。子どもの健全育成には身体の健康とともに心の安定が不可欠である。教育者には、子どもの心身の発達やその障害についての知識、子どもの心身の健康ケアの知識・技能が求められる。教育者や教育的支援者の責任はそれだけに重いが、子どもたちの純真な心にふれ、その健やかな成長をともに喜ぶことができる尊いやりがいのある仕事の1つである。本学科では、認定心理士資格、養護教諭一種免許状、中学校教諭一種免許状(保健)、高等学校教諭一種免許状(保健)、特別支援学校教諭一種免許状が取得できる教育課程を用意し、心理学に基礎づけられた教育支援・養護教育・特別支援教育の専門家を養成する。以上のような学科の特質から、本学科では次のような人を求める。
1. 子どもが好きで、子どもの心理理解や心身の健康・発達を受容し支えケアすることに喜びを見いだせる人
2. 教育心理、養護教育、特別支援教育の専門家を目指す意欲の強い人
3. 子どもの幸せのために、知識を広げ、技能を高め、思考を深めることに意欲的な人
4. 人格や発達の多様性を受け入れ、一人ひとりの成長可能性を信じることのできる人
5. 人と人の絆を大切にし、人を導いたり支えたりすることに勇気をもって挑戦する人
6. 入学後の修学に必要な高等学校卒業相当の基礎学力を有している人
薬学部 3ポリシー(2014年度入学生以前)
【人材育成の目標】
薬学部における教育理念の実現を目的として、薬学・医療の専門知識、技術・技能だけでなく患者さんへの心配りとコミュニケーションを身につけ、研究マインドと医療マインドを併せ持つ薬剤師を育成する。
【ディプロマ・ポリシー(卒業認定及び学位授与の方針)】
カリキュラム・ポリシーに従って設定した科目を履修し、190単位以上の単位を修得することが学位授与の条件となる。修得すべき授業科目には、講義、演習、実習が含まれる。
1. 薬物治療において、医師の診断・処方後の薬剤の調剤業務をはじめとする薬剤業務が実践できる
2. 科学的根拠を持って医療現場の諸問題や社会のニーズに対応できる
3. 患者を中心とするチーム医療の中で、最適・最新な薬物治療を実践し提案できる
4. 患者の心理的苦痛を配慮して、心・身の両面から緩和治療ができる
5. 難治疾患の発症機構を解明し、治療薬の開発を考えることができる
【カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の方針)】
「生命の尊厳を基盤とした強い使命感と高い倫理観のもとに、医療の担い手となる高度な専門能力をもつ薬剤師を育てる」という理念のもとに、基礎から応用、臨床へと展開する薬学教育を段階的に行う。薬学・医療の専門知識、技術・技能を身につけ、さらに対象となる患者さんへの心配りとコミュニケーションができる研究マインドと医療マインドを併せ持つ薬剤師の醸成教育を行う。
1. 基礎薬学教育では、薬となる物質の特性と薬が投与され作用する人体の神秘とその高度機能性を学ぶ
2. 応用薬学教育では、基礎薬学を踏まえて薬の作用機序、最適薬剤の設計などを学ぶ
3. 臨床薬学教育では、病態と薬物療法、そして医薬品の適正使用について学び、共用試験(知識、技術・技能、態度についての総合試験)に合格した後、医療現場での実務実習を行うさらに医療現場での種々の課題を積極的に考え、解決出来る人材を育成するアドバンスト科目を学ぶ
4. 最終的には、6年間の集大成となる卒業関連科目を修得し、卒業となる
【アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)】
薬学部では、薬学の知識・技能・態度の教育はもとより、医療における種々の問題・課題に対する解決能力の醸成を目的とし、医療人として質の高い薬剤師を養成する。
1. 生命の尊厳を基盤とした強い使命感と高い倫理観のもとに、医療の担い手となる高度な専門能力をもつ薬剤師を育成する
2. 人類の幸福と科学の発展を追求しつつ、“人々の健康を守る”最良の医療に寄与する教育及び研究を行う
3. 以上を通じて、人類の医療・福祉に貢献する
このため、本薬学部の受験生には、①基礎学力だけでなく、②医療人になるという心構えと豊かな人間性を持ち、③積極的に学ぶ姿勢を求めている。薬学部では、医療薬学に関わる基礎から応用、臨床面まで、自然科学の幅広い内容を学ぶ。従って、④それらの分野の勉学に積極的に取り組める学力と心構えを必要とする。
薬学部 3ポリシー(2015年度入学生以降)
【人材育成の目標】
薬学部における「生命の尊厳を基盤とした強い使命感と高い倫理観のもとに、医療の担い手となる高度な専門能力を持つ薬剤師を育てる」という教育理念の実現を目的として、薬剤師として求められる基本的な資質を身につけている人材を養成する。
【ディプロマ・ポリシー(卒業認定及び学位授与の方針)】
カリキュラム・ポリシーに従って設定した科目を履修し、186単位以上の単位を修得した学生に卒業を認定し、学士(薬学)の学位を授与する。
1. 豊かな人間性と倫理観を有し、医療の担い手として薬剤師の義務と法令を遵守できる
2. 患者・生活者の立場や見解を理解し尊重して、適切な行動・態度をとることができる
3. 薬の専門家として、医療情報を収集し、提供するためのコミュニケーションができる
4. チーム医療に積極的に参画し、協働して最適かつ最新な薬物治療を実践し提案できる
5. 薬剤師に必要な科学の基本的知識・技能・態度に加え、その専門性を磨くことができる
6. 薬物療法において、安全かつ有効な医薬品の使用を推進する薬剤師業務を実践できる
7. 地域の保健・医療に参画・連携して、人々の健康増進、公衆衛生の向上に貢献できる
8. 探求心、創造力、判断力で問題発見・解決能力を有し、医療薬学の進歩に貢献できる
9. 生涯にわたり自己研鑽に務め、医療の高度化や多様性、社会環境の変化に対応できる
10. 薬剤師の職能を理解し、新たな職能の発見や開拓、次世代の人材育成に貢献できる
【カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の方針)】
「生命の尊厳を基盤とした強い使命感と高い倫理観のもとに、医療の担い手となる高度な専門能力をもつ薬剤師を育てる」という理念に従い、ディプロマ・ポリシーに掲げた薬剤師に求められる基本的な資質を身につけるために、以下のような教養教育から専門の基礎、応用、臨床へと展開する薬学教育カリキュラムを編成している。これらは、科目間に繋がりを持たせ、順次的に学ぶことにより、薬学・医療の専門知識、技能・態度だけでなく、さらに対象となる患者さんへの心配りとコミュニケーション能力を身につけ、最終的に研究マインドと医療マインドに繋がる10の資質を修得できる構成になっており、学習成果基盤型教育 (Outcome-based education, OBE) に力点を置いている。
1. 医療人としての豊かな人間性、関心・意欲・表現力を身につける幅広い総合教養教育
2. 医療の目的を理解して、協調性と患者への思いやりを持った医療人としての倫理教育
3. 優れたコミュニケーション能力及び問題発見解決能力を養成するためのPBL教育
4. 薬学の基礎を科学として理解し、医療薬学専門教育に連結する薬学基礎及び準備教育
5. 医薬品の構造、反応性や特性、人体の構造や生理機能を理解するための基礎薬学教育
6. 健康と疾病に関わる栄養や環境要因を理解して、疾病を予防するための衛生薬学教育
7. 医薬品の動態や生体作用機序を理解し、最適な薬剤設計を考えるための応用薬学教育
8. 医薬品情報、病態と薬物療法を理解し、医薬品を適性に使用するための臨床薬学教育
9. 専門教育を深く理解するための薬学実習、実践能力を身につけるための実務実習教育
10. 薬剤師に必要な研究マインドや問題発見解決能力を醸成するための薬学卒業研究教育
11. 最新の先端医療と科学の進歩を学び、キャリア形成に繋げるためのアドバンスト教育
【アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)】
薬学部では、確かな知識・技能・態度に基づく薬学専門教育だけでなく、患者さんへの心配りとコミュニケーション能力を身につけ、研究マインドと医療マインドに基づいて、医療現場の様々な問題や課題解決能力醸成し、医療人として広く社会から信頼される質の高い薬剤師を養成する。そのため、薬学部で学ぶためには、本学の教育理念・教育目的をよく理解し、高校教育課程での理科科目(特に化学や生物学)はもちろん、数学や英語などの基礎学力が必要であり、次のような人材を求める。
1. 医療人として人の健康と福祉に貢献したいという強い意志のある人
2. 人への思いやりと協調性を有し、コミュニケーション能力がある人
3. 目標を掲げ、主体的に学ぼうとする学習意欲と高い向学心がある人
4. 薬学の基礎となるサイエンスに興味を持ち、基礎的な学力がある人
5. 高校レベルの基礎的計算力、読解・表現力、論理的思考力がある人
6. 探求心と洞察力を持ち、新しい課題に柔軟に取り組む意欲がある人
経営学部 3ポリシー
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
経営学部経営学科のディプロマ・ポリシーは本学の建学の精神である「去華就実」を理解し社会に貢献できる実践的「実地有用」の人材となることです。特に、
① 社会の複雑な事象を理解し、分析し、自ら解決できること、
② PDCAサイクルを自ら自律的に展開できること、
③ グローバルな視野をもちローカルな視点で実践できる「グローカル人材」であること
④ 社会でビジネスプロフェッショナルとして責任を果たせること、
を求めます。
「グローカル」とは経営学の父と呼ばれるピーター・ドラッカーの、
“Think Globally, Act Locally”
という言葉から生まれています。グローバルな視野を持ちながらローカルなニーズに対応できる柔軟でかついろいろな課題にチャレンジする人材のことです。
また、経営学部を卒業するためには、4年以上在学し、下記に定める科目区分別の単位を含め、124単位以上を修得することが卒業要件となります。
総合教養養育科目から、20単位以上
外国語教育科目から、8単位以上
専門教育科目から、基礎科目24単位以上、専門発展科目58単位以上
カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)
経営学部では、カリキュラムの基本方針として、教育課程においてPDCAサイクルを回すことを想定しています。ビジネスの世界で重要とされているPDCAサイクルは、Plan(企画立案する)、Do(実践する)、Check(結果を分析し評価する)、Act(改善を実行する)の4つの柱から成り立っています。これを本学のカリキュラムに当てはめるならば、Plan(実学を学ぶ)、Do(学んだことを実践する)、Check(フィードバックを受ける)、Act(フィードバックを受けて改善し次の学びへつなげる)となります。
このようなサイクルを教育課程において実践できるように、経営学部の教育課程の編成には6つの特色があります。それは、
①体系的な専門科目の設置、
②特別講義と特別講演会の実施、
③2年次後期のインターンシップ科目の履修、
④3年次前期の経営学部合同報告会(グローカル報告会)、
⑤3年次前期のビジネス・プラン・コンテスト、
⑥初年次からのゼミナール教育、
です。
アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)
本学部が目標とするのは、現代社会が抱える多様な問題について学び、特定の分野に固執することなく豊かな教養を身に付けてグローバルな視野を持ちながら、同時に地域に密着し地域のニーズに着実にチャレンジし、ビジネスプロフェッショナルとして対応できる経営学の専門的知識を持つ人材(グローカル人材)の育成です。
卒業後には、企業や行政、NPO・NGOで地域の中核となって活躍したり、税理士や会計士のような専門職として活躍する人材を育成します。この目標を達成させるために、入学者の受け入れ方針として以下のような多様な選抜方法を通して、受験生の多種多様な資質・個性・経験等を積極的に受け入れます。
就実短期大学 3ポリシー
【人材育成の目標】
就実短期大学は、教育基本法及び就実学園の建学の精神に基づき、専門の学芸を教授するとともに、幅広く深い教養を培い、創造的な知性と豊かな人間性を涵養し、もって社会に貢献する有為な人材を育成することを目的としている。
【ディプロマ・ポリシー(卒業認定及び学位授与の方針)】
本学の所定の単位を修め、次の学修成果を身につけた学生に卒業を認定し、学位を授与する。
1. 「去華就実」の精神に基づき、「実地有用」の人材として社会で活躍できる
2. 専門的な知識や技術を身につけ、自ら問題解決をすることができる
3. 地域社会が必要とする常識と応用力を備えた社会人基礎力が身についている
【カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の方針)】
本学の教育理念に基づき、次の方針に沿って特色ある教育を実践する。
1. 教育内容
① 豊かな人間性と社会性を支える広い教養を育成する
② 専門的な知識・理論だけでなく実践力を育成する
③ 問題解決の方法をさぐり、自ら学び、的確に他者に伝達する能力を育成する
④ 社会人として必要となる社会人基礎力や応用力を育成する
2. 教育方法
⑤ 実習・演習による体験型カリキュラムの履修により実践力を身につける
⑥ 少人数制の演習科目により、自ら学び、的確に他者に伝達する能力を育成する
⑦ アクティブラーニングを取り入れた教育方法を少人数教育を中心に実施する
3. 評価
⑧ 学生の教育評価は各科目のシラバスに定める成績評価基準によっておこなう
【アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)】
本学の教育理念を理解した、次のような人材を、広く国内外から受け入れる。
1. 人間(子ども、人間生活、健康)に興味がある人
2. 自ら問題を解決しようとする意欲がある人
3. 地域社会に貢献したいと考えている人
4. 入学後、授業・学生生活などに積極的に取り組みたいと考えている人
5. 入学後の修学に必要な高等学校卒業相当の基礎学力を有している人
幼児教育学科 3ポリシー
【人材育成の目標】
人間性の豊かさ、自主性の促進を重視し、保育者としての資質の向上を図ることを教育目的としている。
【ディプロマ・ポリシー(卒業認定及び学位授与の方針)】
幼児教育学科では、短期大学のディプロマ・ポリシーを踏まえ、「子どもの心」を感じ「子どもをみる眼」を持ち、保育者(保育士・幼稚園教諭等)に求められる基本的な知識・技術・実践力を涵養する。この目的を達成するために、幼稚園教諭二種免許状取得のための単位及び学科の定める単位を修得し、次の学習成果を身につけた者に短期大学士(幼児教育)の学位を授与する。
1. 保育を取り巻く環境や動向を理解し、問題解決に向けて知識を活かすことができる
2. 保育者としての専門的知識及び技能を身につけ、実践及び指導できる
3. 社会人基礎力を有し、地域社会に貢献することができる
4. 保育者としての責任感と倫理観を持ち、堅実に物事に取り組むことができる
【カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の方針)】
幼児教育学科では、短期大学のカリキュラム・ポリシーを踏まえ、「子どもの心」を感じ「子どもをみる眼」を持ち、基本的な知識・技術・実践力のある保育者(保育士・幼稚園教諭等)を育成する。この目的を達成するために、専門科目を体系的に配置した教育課程を編成する。さらに課外自主活動の場の提供及び積極的支援を行い、カリキュラムで修得した知識・技術・実践力を磨くことができるように配慮する。
1. 教養教育を通して、豊かな人間性と社会性、倫理性を支える広い教養を育成する
2. 専門教育を通して、保育者に必要な専門的な知識・技術・実践力を育成する
3. 「初年次教育」を通して、必要な学習技術と基礎的な社会常識やマナー、態度を育成する
4. 授業科目、実習、課外活動を通して、問題解決の方法をさぐり、社会人基礎力を育成する
5. 理論と実践の融合を重視した実習指導を2年間通じて配置する
6. 自己表現力、問題解決力、コミュニケーション力を育成する少人数制の演習科目を配置する
7. 子育て支援ボランティア活動及び研究大会への参加の場を設け、実践力を育成する機会を提供する
8. 学生が学科行事に関わり、企画・立案・実施に主体的に参加する機会を設ける
9. 各科目のシラバスに定める成績評価基準によって行う
【アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)】
幼児教育学科では、短期大学のアドミッション・ポリシーを踏まえ、本学科の目標と特性を理解した以下の入学者を求めている。
1. 人が好きで、保育者として社会に貢献したいと考えている人
2. 自ら考え、行動し、誠実に問題解決をしようとする人
3. 人と交流することに楽しみを感じ、社会のルールを守り協調する気持ちのある人
4. 難しいこと・苦手なことにも、チャレンジしたり努力したりする意欲のある人
5. 入学後の修学に必要な高等学校卒業相当の基礎学力を有している人
生活実践科学科 3ポリシー
【人材育成の目標】
生活者として必要な基本的な知識・技術・実践力を身につけ、より広い視野で現代生活に関わる様々な問題に対して、自ら問題解決を行おうとする意欲のある人材の育成を教育目的としている。
【ディプロマ・ポリシー(卒業認定及び学位授与の方針)】
生活実践科学科においては、各授業で60点以上の評価を得たものを単位修得として認め、本学科の教育目標に基づき設定された授業科目を62単位以上修得し、下記学修成果を身につけた者に対し、短期大学士(生活実践科学)の学位を授与する。
1. 豊かな人間性と社会性、倫理性を支える幅広い教養を身につけている
2. 衣・食・住をはじめとする、生活に必要な基礎知識・技術を身につけている
3. 家庭や社会で円滑な人間関係を構築できるコミュニケーション能力を身につけている
4. 生活者として生活に関するさまざまな問題について、自ら考え解決することができる
5. 社会の変化に対応し、健康で豊かな生活を創造しようとする意欲と態度を身につけている
6. 社会人基礎力を有し、地域社会に貢献することができる
【カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の方針)】
生活実践科学科では、生活者として必要な基本的な知識・技術・実践力を身につけ、より広い視野で現代生活に関わる様々な問題に対して、自ら問題解決を行おうとする意欲ある人材の育成を教育目標としている。この教育目標を達成するために、次の方針を基に教育課程を編成し実施する。
1. 教養教育を通して、豊かな人間性と社会性を育み、倫理性を支える広い教養を育成する
2. 専門教育を通して、衣・食・住をはじめとする、生活に必要な知識・技術を育成する
3. 少人数制の演習科目により、家庭や社会で円滑な人間関係を構築できるコミュニケーション能力を育成する
4. 生活者として生活に関するさまざまな問題について、自ら考え解決できる人間を育成する
5. 実習・演習を通して健康で豊かな生活を創造しようとする意欲と態度を育成する
6. 講義・実習・演習を通して、社会人基礎力を育成する
7. 学生の教育評価は各科目のシラバスに定める成績評価基準によって行う
【アドミッション・ポリシー(入学者の受入れ方針)】
生活実践科学科の教育理念を理解した、次のような人材を受け入れる。
1. 衣・食・住をはじめとする家庭生活、および社会生活の質の向上に関心がある人
2. 生活に関する問題について、自ら考え解決しようとする意欲がある人
3. 協調性・柔軟性があり思いやり深く、地域社会に貢献したいと考えている人
4. 家庭や社会で円滑な人間関係を構築できるコミュニケーション能力を身につけたいと考えている人
5. 入学後、授業・学生生活、特に実践力を身につけるために実習・演習などを履修し積極的に取り組みたいと考えている人