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教育学研究科長からのメッセージ

 

 

 

 

 

教育学研究科長 高橋 文博


 

平成27年4月に新たに発足した就実大学大学院教育学研究科は、教育実践と教育支援とを担うことのできる、高度に専門的能力をそなえた人材を育成することを目的としています。

 

教育現場は、現代の社会状況にもとづく困難だけでなく、人が人を教え育てる教育そのものに根本的に伴う困難があります。そうした困難に立ち向かうために、理論面・実践面において、学部段階とは異なる高度な能力が求められているのです。

 

本研究科は、そうした能力を育成するための教育課程を用意しており、それにふさわしいすぐれた教員を擁しています。しかし、教育は、決して、出来合いのものではなく、一方向的なものでもありません。わが研究科の教育は、学生と教員との相互交流、共同作業として展開するのです。

 

現代社会や自らの教育における問題状況に向き合いながら、共に進化することを求める皆さんが、わが研究科に集うことを希望しております。

 

 

 

 

大学院教育学研究科への進学のすすめ


 

大学院教育学研究科教育学専攻では,個別指導により各自の専門領域での研究を深めていきます。

 

教育実践力を高めたい人は,教育現場での長期体験を通して実践的な研究に取り組むこともできます。


 

 

 

●初等教育・幼児教育の理論と実践力をさらに磨きたい!      ●養護教育・特別支援教育の理論と実践力を向上させたい!


 

●専修免許状を取得し,理論と実践に強い教員を目指したい!    ●子どもと保護者の心理ケアのできる臨床心理士を目指したい!


 

●教育学や心理学の研究者を目指したい!              ●大学院で学びながら学部の資格も取得したい!


 

●大学院で実力をつけて教員採用試験にチャレンジしたい!     ●もっと学びたい,もっと自分を高めたい!


 

 

 ……… そのような目的意識と勉学意欲のある人にふさわしい修士課程です。


 

 

※教育学研究科に出願する際には、必ず事前に本研究科の希望する分野・領域の専任教員とご相談ください。


  

 

教育学研究科設置の趣旨と経緯


 

学力格差の拡大,発達障害・いじめ・不登校への対応,英語教育・道徳教育・特別支援教育の充実等,深刻化・複雑化・多様化する現代の教育諸課題に対応できる広い視野と高度の専門性,大学院レベルの高度な資質をもった教員・教育支援者の育成が強く求められています。このような社会的要請に応えるため,就実大学は,平成274月,教育学部(初等教育学科・教育心理学科)の完成を機に,既設の大学院人文科学研究科初等教育学専攻を人文科学研究科から分離・独立させ、教育内容をさらに充実・発展させて,大学院教育学研究科教育学専攻(2年制修士課程,入学定員8名)を設置しました。