2015年9月12日(土)・13日(日)、本学において2015年度 日本古文書学会大会が開催されました。主として吉備地方文化研究所が協力したもので、12日(土)の公開講演会では、人文科学部総合歴史学科教授 苅米一志氏、同学部表現文化学科教授 川崎剛志氏が講演を行ないました。 http://komonjo.net/
午後1時から行なわれた講演の内容は、以下の通りです。
地元の備前西大寺の史料に密着した内容で、学会としてはほとんど初の試みとなりました。
「備前国西大寺縁起絵巻と西大寺文書」
第1部 中世文書からみた明応年間の復興造営
就実大学 人文科学部教授 苅米 一志氏
第2部 縁起絵巻群の形成と保持
就実大学 人文科学部教授 川崎 剛志氏
司会:就実大学 人文科学部教授 土井 通弘氏
日本古文書学会は、日本史学の分野では伝統と権威ある学会であり、その開催を本学で引き受けられたことは、非常に喜ばしく栄誉あることと考えられます。
(写真は左上から土井氏、右上が苅米氏、左下が川崎氏)
The 2015’s General Meeting of Japan Paleography Society was held in Shujitsu University.
Time and Date : 13:00~16:30 12th,September,2015
10:00~16:30 13th,September,2015
The Institute of Study on Kibi-region Culture of Shujitsu University cooperated the meeting, and KARIKOME Hitoshi and KAWASAKI Tsuyoshi, professors in the Faculty of Human study of Shujitsu University, gave special lectures on 12th,September.
13:00~, 12th, September, at No.102 hall of S-building.
KARIKOME Hitoshi, “1590s’ Reconstruction of Saidaiji temple in Bizen province; from the viewpoint of Paleography”.
KAWASAKI Tsuyoshi, “The Formation and the Possession of Scroll-pictures in Saidaiji temple”.
It is our honor to have received and cooperated to Japan Paleography Society which has long history and large authority.
(left photo, DOI Michihiro, right, KARIKOME Hitoshi and left downside, KAWASAKI Tsuyoshi)