就実大学・就実短期大学

表現文化学科

心理教育相談室:公開研修会(講師:広島大学名誉教授 鑪幹八郎先生)が行われました。

8/26(土),就実大学心理教育相談室主催の公開研修会が開催されました。前半は,広島大学名誉教授の鑪幹八郎先生による「心理臨床における関係性と経験について」の講演が行われました。臨床心理士をはじめ,臨床心理士を目指す大学院生など,多数の参加者が心理臨床経験の豊富な鑪先生のお話に深く聴き入っていました。

 

後半は,本学教員によるシンポジウム(シンポジスト:山本力教授,岩佐和典准教授,山田美穂講師,座長:石原みちる教授)が行われました。岩佐准教授は「ロールシャッハ法における現象の共有と関係」,山田講師は「ダンスセラピーにおける身体と体験と言葉ーアメリカでのトレーニング経験から」,山本教授は「死別経験の事例研究から学ぶー複眼的で多声的な経験の理解」について話題提供を行い,異なる角度から「関係性」,「経験」,「ことば」等をキーワードとしたディスカッションを行いました。

 

公開研修会を通して,今後の心理臨床活動に活かせる知識や技術を学ぶことができ,とても充実した有意義な一日となりました。参加者の皆様,大変お忙しい中,公開研修会にお越し下さり,誠にありがとうございました。