就実大学・就実短期大学

表現文化学科

出前授業実施報告

 

 

絵巻物をみる、きく、ふれる

日 時: 平成29年9月1日(金)13時55分~14時40分

場 所:岡山県立岡山城東高等学校

講 師:川崎剛志(就実大学 人文科学部 表現文化学科 教授)

 

同校の「文学探求」講座(2年生22名)の一部として講義を行った。 書「物」が表現を制約し、同時に表現の可能性を拡げることを、絵巻「物」にふれながら理解するのがこの講義の目的である。『信貴山縁起絵巻』の複製をみなで囲んで、ひとりの生徒がこれを開くたびに、ただの紙面から時間が、物語が動き出し、奇跡が現れるのをともに体感した。

 

 

マーケティング・リサーチ入門 ー市場分析を事例としてー

日 時: 平成29年7月18日(火)11時00分~12時00分

場 所:岡山龍谷高等学校

講 師:野本 明成(就実大学 経営学科 教授)

 

平成29年7月18日(火)11時~12時に、岡山龍谷高校を訪問し出前授業を行いました。出席者は、普通科2年の42名であり、「マーケティング・リサーチ入門」についての講義を行うとともに、その都度質問を投げかけ双方向での授業により、より理解が深まったものと思われます。

 

 

身体が表わす心について

日時:平成29年7月3日(月)14:00~15:00

場所:広島県私立盈進高等学校

講師:教育学部 教授 桑原和美

 

「身体が表わす心について」と題して、1年生と2年生の30余名を対象にして60分間の出張講座を行いました。

講義では、意図しない私たちの動作や行動あるいは様々な身体の状態の背景にある”心”について、「癖」や「しぐさ」、身体・動作・心が一体となった慣用的な言葉「身体言語」、そして身体に表れる現代社会の問題の3つに絞って話をしました。普段無意識に身体を通して表現している私たちの心のありように気づき、その結びつきのおもしろさに関心を持ってもらえればと思います。

 

 

やさしい遺伝子診断と遺伝子治療

日 時: 平成29年7月3日(水)14時00分~15時00分

場 所:広島県私立盈進高等学校

講 師:中西 徹(就実大学 薬学科 教授)

 

「やさしい遺伝子診断と遺伝子治療」というタイトルで、約25名の生徒さんを対象に60分間の授業を行いました。午前中は企業説明会があったとのことで、この授業も薬剤師の職能や薬学部の紹介というキャリア教育的な要素も含めて実施しました。近年発展している新しい医療も含め、オーダーメイド医療や癌の遺伝子検査等の遺伝子医療全般について解説しました。新聞等で紹介されている技術でもあり皆さん熱心に聴講されていました。ご協力くださった受講生と先生方に感謝申し上げます。

 

 

「地域」がなぜ注目されているのか

日 時: 平成29年7月3日(水)14時00分~15時00分

場 所:広島県私立盈進高等学校

講 師:加賀美 太記(就実大学 経営学科 講師)

 

講義時間は60分で、30名の生徒に聴講いただきました。講義では、「地域」がなぜ注目されていのかについて、日本社会の抱える問題点との関係から説明し、そのうえで最近話題になっている様々な地域活性化策を紹介しました。そのうえで、地域活性化策に共通する要素をマーケティングの考え方から整理し、マーケティングという考え方の肝となるSTPと4Pを説明しました。駆け足の講義となりましたが、真剣に耳を傾けてくれた様でした。今回の講義が今後、自分たちの住む地域や進路を考えるヒントになっていれば幸いです。

 

 

教職課程・教育学部について

日 時: 平成29年6月16日(金)13時00分~15時00分

場 所:岡山県立和気閑谷高等学校

講 師:飯田 智行(就実大学 初等教育学科 准教授)

 

「教育課程・教育学部について」というタイトルで、2・3年生25名を対象に授業を行いました。教育分野の社会貢献、教育分野の今後の課題について現状を紹介しました。その後、教育免許取得までのみちのりや教育学部での授業紹介、教員採用試験の説明などを行いました。「人を育てる」教育分野の重要性を少しでも理解して頂ければ幸いです。

 

 

通訳・翻訳の世界へようこそ

日 時: 平成28年11月22日(火)14時45分~16時35分

場 所:愛媛県立三島高等学校

講 師:武部 好子(就実大学 実践英語学科 准教授)

 

「通訳・翻訳の世界へようこそ」というタイトルで、2年生18名を対象に、110分間の模擬授業を行いました。前半は通訳の種類や訓練方法を紹介した後、実際のニュースを英語で視聴しながら、声を出して日本語への通訳に挑戦していただきました。後半は翻訳の種類と特色について説明した後、英語の絵本を声に出して全員で読み、ペアになって日本語の擬音語を意識しながら翻訳作業を行いました。和やかな雰囲気の中、生徒達の反応はよく、クラスの最後には生き生きと発表してくださいました。ご協力くださった受講生と先生方に感謝申し上げます。

 

 

通訳の世界へようこそ

日 時: 平成27年12月18日(金)10時25分~11時25分

場 所:岡山県立玉野高等学校

講 師:武部 好子(就実大学 実践英語学科 講師)

 

「通訳の世界へようこそ」というタイトルで、2年生20名を対象に、通訳の種類や訓練方法を紹介し、実際の米国テレビ番組のインタビュー音声も使用しながら、大学で行っている授業の一部を体験して頂きました。生徒達は積極的に声を出して練習し、最後には皆の前で数名がプレゼンテーションを円滑に行ってくださいました。ご協力くださった受講生と先生方に感謝申し上げます。

 

 

なぜこの製品を買ってしまうのか

日 時:平成27年12月17日(木)10時55分~11時45分

場 所:香川県立丸亀城西高等学校

講 師:櫻木 理江(就実大学 経営学科 講師)

 

マーケティング活動の基本となる4Psという概念について、SONYのWalkmanの事例を取り上げて解説しました。身近な様々な製品の中でもなぜ自分がその製品を手に取ってしまうのか、そのために企業がどんな戦略的な仕掛けをしているのかを少しでも理解してもらえれば有り難いです。

 

 

桃太郎像の変遷

日 時: 平成27年10月29日(木)14時15分~15時25分

場 所:兵庫県立姫路南高等学校

講 師:渡邊 言美(就実大学 初等教育学科 講師)

 

兵庫県立姫路南高等学校にて、2年生の教員養成課程志望に対して、「桃太郎像の変遷」と題して出前授業を行いました。まず桃太郎の示す人物像はその時代の「理想の子ども」(健康優良児や強い兵士など)を象徴していることを示しました。時代によって望ましい子ども像は変化していること、それにあわせて教材や絵本なども、時代毎の教材観によって変化していくことを、映像や資料を用いて話しました。質疑応答では、教員になるための心構えや、良い授業方法とは何かなど多くの質問も出され、非常に充実した授業になったと思います。

 

 

 

身体が表す心について

日 時: 平成27年9月24日(木)9時40分~11時40分

場 所:創志学園高等学校

講 師:桑原 和美(就実大学 教育心理学科 教授)

 

創志学園高等学校の1年生33名の生徒さんを対象に約2時間の出前授業を行いました。

前半は、高等学校と大学における学び方の違いや、今回の生徒さんの多くが教育分野に関心があるとのことでしたので、本学を例に教育学部が目指している人材育成や教育内容について説明しました。また後半は、「身体が表す心について」と題して、心の状態がどのように身体の様子に表われ、反対に身体の状態が心にどのような変化をもたらすのかを、よく使われる身体部位を用いた慣用句や、私たちが緊張した時無意識に行う身体の動き(クセ)を例にお話ししました。人の心理と身体の密接な関係やそれを教育にどう生かすかについて興味を持つきっかけになってくれればと思います。

 

 

通訳・翻訳の世界へようこそ

日 時: 平成27年9月15日(火)13時30分~15時00分

場 所:島根県立大社高等学校

講 師:武部 好子(就実大学 実践英語学科 講師)

 

「通訳・翻訳の世界へようこそ」というタイトルで、前半は通訳、後半は翻訳を中心に講義を行いました。通訳・翻訳の種類や訓練方法を紹介し、DVD視聴覚教材も使用しながら、大学で行っている授業の一部を体験していただきました。

生徒たちは休憩なしの90分間の授業に集中し熱心に耳を傾けて活発に反応し、最後には沢山の質問を投げかけてくださり「更に英語が大好きになりました。本当に楽しかったです。」「貴重な体験ができてよかったです。」「興味深い内容でモチベーションも上がったのでとても良かったです。」といった感想をいただきました。

 

 

 

地域の魅力を伝えるマーケティング

日 時: 平成27年9月9日(水)13時20分~14時10分、14時20分~15時10分

場 所:岡山県立津山商業高等学校

講 師:加賀美 太記(就実大学 経営学科 講師)

 

津山商業高等学校の2年生を対象とした出前授業を実施しました。今回は総合的な学習時間の一環として、就職・進学希望者を問わず参加するもので、50分の講義を2回行い、それぞれに20名程が参加されました。講義では、いま「地域」が注目される理由について事例を紹介しながら説明した上で、「地域」の魅力を発信する方法をマーケティングの考え方から解説しました。皆さん、真剣に受講している様子でした。今後、自分たちの住む地域について考える際のヒントに繋がってくれれば幸いです。

 

 

 

与謝野寛(鉄幹)・晶子 岡山の旅

日 時: 平成27年8月31日(月)11時30分~12時15分

場 所:岡山県立岡山城東高等学校 図書館

講 師:加藤 美奈子(就実短期大学 生活実践科学科 准教授)

 

同校の「文学研究」の講座では、岡山ゆかりの文学者を調査することがテーマになっている。これまでにも、内田百閒、正宗敦夫らが紹介されてきた。今回、与謝野寛(鉄幹)・晶子の岡山への旅について、文学碑を調査ポイントとして概説した。夫妻の訪問地を、岡山県全図を用いて確認した。文学に関心のある生徒が多く、文学ゆかりの地を探すグループワークに熱心に取り組んでくれた。郷土資料(地方史、校誌)の例を挙げ、地域特有の資料も活用できることを伝えた。今後の調査の一助となることを期待したい。

 

 

なぜこの製品を買ってしまうのか

日 時: 平成27年8月19日(水)13時30分~15時00分

場 所: 岡山県立岡山東商業高等学校

講 師: 櫻木 理江 (就実大学 経営学科 講師)

 

大学進学を希望していらっしゃる2年生の学生に向けて、プロモーション戦略の話をしました。プロモーション戦略に関する、消費者心理の理論やそれに基づく広告の制作、出稿のタイミング等を様々な事例でご紹介しました。普段は特に意識せずに見ているテレビCMや新聞・雑誌の広告の背景には、各企業の様々な意図が存在していることが少しでもご理解いただければと思います。

また、大学で何を学ぶのか知るきっかけとなり、進路選択のお役に立てれば幸いです。

 

 

幼少期の運動の重要性

日 時: 平成27年7月21日(火)10時30分~11時30分

場 所: 盈進高等学校

講 師: 飯田 智行 (就実大学 初等教育学科 講師)

 

盈進高等学校の1・2年生に向けて「幼少期の運動の重要性」について出前授業を実施しました。幼少期の運動不足の弊害などを解説しました。また、実際に生徒たちにも簡単に身体を動かしてもらいながら、幼稚園・保育園の運動遊びや小学校の体育の意義について説明を行いました。生徒の皆さんも楽しく、真剣に講座を受けてくれている様子でした。


 

 

やる気の心理学

日 時: 平成27年7月15日(水)17時40分~19時10分

場 所: 岡山県備前市立片上高等学校

講 師: 鎌田 雅史 (就実短期大学 幼児教育学科 講師)


岡山県備前市立片上高等学校において、「教育相談講演会」の一環として約60名に対し、「やる気の心理学」を開講しました。授業では、やる気を高め維持していくために役立つ、3つの基礎理論について説明した後に、適切な目的設定や行動計画に関する工夫を提案しました。この授業の内容は、幼児教育学科で開講されている、教育心理学という講義を高校生用にアレンジしたものです。本授業は日常生活に身近なテーマに関するものなので、少しでも受講生の皆様にとってよりよい生活を営むためのヒントとなれば幸いです。

 

 

理科好きな子どもを育てるには ―予想を立てて考えよう―

日 時: 平成27年7月14日(火)13時15分~14時15分、14時25分~15時25分

場 所: 岡山県立林野高等学校

講 師: 福井 広和 (教育学部 初等教育学科 准教授)


講座は各60分間で、前半はスライドを使って就実大学・教育学部・初等教育学科の紹介、保育士・幼稚園・小学校教諭の資格と仕事、採用試験についての説明を行いました。後半は理科教育を例にとり、子どもを教えることの難しさと面白さ、どうすれば理科好きな子どもを育てることができるかについて演習形式で紹介しました。どの生徒も素直で真面目、真剣な目で最後まで講座を楽しんで聴いてくれました。

 

 


アメリカ文化と音楽

日 時: 平成27年6月25日(木)14時30分~15時30分

場 所: 岡山県立西大寺高等学校

講 師: ローレンス・ダンテ (人文科学部 実践英語学科 教授)


河内先生に会い、国際情報科の1・2年生80名にアメリカ文化と音楽などについて講義しました。先生や学生達はとても礼儀正しくて協力的でした。


 

感情の心理学~脳・こころ・行動~

日 時 : 平成27年2月4日(水) 13時15分~14時10分、14時25分~15時20分

場 所 : 岡山県立和気閑谷高等学校

講 師 : 岩佐 和典 (教育学部 教育心理学科 講師)


和気閑谷高校において、「感情の心理学~脳・こころ・行動~」と題した出前授業を行いました。まず心理学における感情の定義や、感情の種類について、学生にも考えさせつつ解説しました。感情の働きや成り立ちを解説するために、恐怖を題材として取り上げ、恐怖に関する心理学研究を紹介しました。その際、恐怖の神経基盤や行動的特性等を含め、映像教材も使いながら包括的に講義しました。また、感情表現に関する心理学研究にも触れ、特に感情を表す表情についての心理学研究を紹介しました。学生達は興味を持って講義に参加している様子でした。




教育学入門~初等教育の歴史にふれよう~

日 時 : 平成26年11月20日(木)14時45分~15時35分

場 所 : 愛媛県立丹原高等学校

講 師 : 蘆田 智絵 (教育学部 初等教育学科 講師)


教員養成課程への進学を考えていらっしゃる2年生の皆さんに「教育学入門~初等教育の歴史にふれよう~」というテーマで出前授業を行いました。授業の内容は、小学校や幼稚園がいつ、なぜ創られたのかなどについて写真や資料等を通して初等教育の歴史にふれて、教育の大切さについて考えるというものでした。とても熱心に参加してくださり、もしも教員養成課程に進学したとしたら、どんな先生になりたいかという思いも発表していただきました。今回の内容が、参加してくださった皆さんの進路選択に少しでもお役にたてれば幸いです。




グローバル化とイノベーション 現代企業の課題と経営学

日 時:平成26年12月17日(水) 10時30分~11時30分

場 所:岡山県立玉野高等学校

講 師:加賀美 太記(経営学部 経営学科 講師)


今回の講義では、ゲーム機とスマートフォンの共通性から、現代企業が直面している課題としてのグローバル化とイノベーションについて解説しました。とくに、グローバル化の中であらゆる企業が世界市場を相手にビジネスしなければならなくなっていること、またイノベーションを生み出すために多様性が重要になっていること、そうした中で学生は何を学ぶべきかについて重点的に説明しました。短い時間でしたが、経営学という高校生にとってはなじみの薄い学問に興味を持つきっかけ、また今後の進路を考える素材になれば幸いです。




映画で学ぶ、障害・病い・差別の心理


日 時:平成26年12月17日(水) 9時10分~10時10分

場 所:岡山県立玉野高等学校

講 師:石山 貴章(教育学部 教育心理学科 教授)


実際の大学講義やゼミナールで用いている映画を通して、社会や教育現場に存在する障害や差別、偏見などの課題について話題を提供しました。生徒たちは、熱心に講義を受けてくれ、質疑応答なども積極的に行ってくれました。様々な角度から、私たちの身近に存在する社会問題について意識してくれたと思われます。




性教育-いまあなたたちに伝えたいこと-

日 時 : 平成26年11月29日(土)10時50分~11時40分

場 所 : 吉備高原学園高等学校

講 師 : 郷木 義子(教育学部 教育心理学科 教授)


今回の授業はこれからの人生をより自分らしく輝いて生きていくために性の捉え方、大人になっていく高校生に、性の素晴らしさとともに、性に関するリスクを伴うことや責任を持つことの大切さを話しました。高校生が今何を大切に考えるべきかを考え、中でも近年増加している性感染症の問題を取り上げました。高校生はこれまで性感染症は自分には関係ないと思いがちですが、自分は関係ないと言い切れないこと、しかし、必ず予防できることなど話しました。最後に高校生のみんなが生まれてくることを周囲の人たちは楽しみに待っていて、みんなを幸せな気持ちにしてくれたこと、性を考えることは生命を考えること、自分の生き方を考えることであることを伝えました。



やる気の心理学

日 時 : 平成26年11月17日(火)14時45分~15時45分

場 所 : 岡山県立岡山一宮高等学校

講 師 : 鎌田 雅史(就実短期大学 幼児教育学科 講師)


岡山一宮高校の公孫樹会館の研修室において、ロングホームルーム「心と体の健康を考える」の一環として、2年生約110名に対して、出前講義「やる気の心理学」を行いました。授業においては、心理学の立場から、私たちのやる気についての基礎理論を説明した後に、やる気を高め維持するための具体的な方法として、適切な目的設定や行動計画の提案を行いました。受講生たちは、関心をもってとても熱心に聞いてくださいました。今回の内容が、少しでも、受講してくださった皆様の、よりよい生活のヒントとなるようお役立ていただければ幸いです。



オーダーメイドの営養学

日 時:平成26年10月29日

13時40分~14時30分、14時40分~15時30分

場 所:福山市立福山高等学校

講 師:畦 五月(短期大学 生活実践科学科 准教授)


「総合的な学習の時間」での「学問探究講座」において講義を行いました。現在の主流の栄養素を重視する「栄」養学に対して、個々の体質を重んじる中国医学(食養生)の考え方を「営」養学と呼びます。この「営養学」の考え方を、食品の機能性(旬、食品の色、食性など)の面から触れ、自分の体質に応じた食物を選択して摂取していく必要性について解説しました。

生徒さんの感想には、「旬の食べ物や、赤青白黒黄の五色の食べ物を選んで食べるようにしたい。食品の性質(温める、冷やす)などを考えていきたい」とありました。自分で自覚している「暑がり」「寒がり」が、食事によって少しでも解消できるといいですね。




タイトル:薬物乱用防止教育

日 時:平成26年10月29日(水)18時~19時

場 所:岡山県備前市立片上高等学校

講 師:小野 浩重(薬学部 薬学科 准教授)


上記学校より、薬物乱用に関する基礎的な知識の他、近年検挙率が高い「危険ドラッグ」に関する薬物乱用防止教育のご依頼があり、当日は文部科学省・厚生労働省・警察庁が作成している「薬物のない学生生活のために~薬物の危険は意外なほど身近に迫っています~」を配布して頂き、パワーポイントで作成した18枚の資料をもとに「薬物乱用が招く諸問題、薬物乱用から依存・慢性中毒に至る過程、薬物乱用がもたらす悲惨な結末、薬物のない学生生活のために」という内容を中心に講演を行いました。




タイトル:桃太郎像の変遷

日 時:平成26年10月30日(木)14時15分~15時25分

場 所:兵庫県立姫路南高等学校

講 師:渡邊 言美(教育学部 初等教育学科 講師)


教育学研究の方法論、特に教育史研究を通して現代の教育課題を捉える視点について講義しました。桃太郎の示す人物像はその時代の「理想の子ども」(健康優良児や強い兵士など)を象徴していること、時代によって望ましい子ども像は変化し、教材や絵本なども変化していくことを示しました。





タイトル:売れ続けるためには?

日 時:平成26年7月22日(火) 10:30~12:30

場 所:盈進高等学校

講 師:三浦 紗綾子(経営学部 経営学科 講師)


7月22日に、盈進高校の1年生と2年生のうち経営学に興味を持っている皆さんに対して、戦略論の入門講義を行いました。講義に30分、講義で提示した枠組みを使っての議論と発表に30分を割きました。講義は皆熱心に取り組んで下さいましたし、発表では様々な興味深い意見をきくことが出来ました。経営学という高校のカリキュラムでは全くなじみのない学問に関わらず、後から頂いた感想でも、講義の内容を的確に理解されていて嬉しく思います。この出張講義が、今後の進路を考える上での一助になっていれば幸いです。




タイトル:僕たちはありのままの世界を見ていない ~錯覚の心理学~

日 時:平成26年2月5日(水) 13:15~14:10 14:25~15:20

場 所:岡山県立和気閑谷高等学校

講 師:岩佐 和典(教育学部 教育心理学科 講師)


和気閑谷高校にて、錯覚の心理学をテーマとした出前授業を行いました。今回の出前授業では、錯覚を引き起こす画像やビデオといった視聴覚教材を使って、実際に錯覚が生じるところを数多く体験してもらいました。そして、なぜそうした錯覚が生じるのか、これまでに行われてきた心理学の研究から、既に明らかにされているメカニズムについて解説しました。生徒たちは、錯覚の体験には驚き、メカニズムの解説には納得したり考え込んだりと、様々な反応をしていました。





タイトル:イスラームを知ろう

日 時:平成26年1月28日(火) 17:30~19:05

場 所:香川県立三木高等学校

講 師:井上 あえか(人文科学部 総合歴史学科 教授)


1月28日(火)に香川県立三木高等学校(定時制)において、「イスラームを知ろう」という題で出前授業を行いました。45分を二コマ続けての授業で、イスラームの信仰の内容、現代のイスラームをめぐる諸問題、事例としてアフガニスタンの過激主義を取り上げました。やや盛り込み過ぎたことは反省しなければなりませんが、それにもかかわらず、20数名の受講者は終始静粛で熱心な様子で、こちらの問いかけにたいしても明朗な反応をくれました。高校生向けの授業を工夫することを通じて、大学生に対する授業を見直すきっかけもえられ、大変学ぶことの多い経験となりました。






タイトル:あなたとあなたの大切な人を守るために


日 時:平成25年11月30日(土) 10:50~11:40

場 所:吉備高原学園高等学校

講 師:郷木 義子(教育学部 教育心理学科 教授)


11月30日(土)吉備高原学園高等学校の2年生約100名を対象に「性教育講演会―あなたとあなたの大切な人を守るためにー」と題して出前授業を行いました。授業では、命の大切さに加え、大人になることへの責任や性のリスクに関して説明し、さらに性感染はどのようにして感染していくのか、感染の連鎖について実験も含みながら授業を行いました。高校生は性に関して興味や関心を持つ時期です。責任を持った行動をすることで、自分自身や大切な人を守ることにつながっていくことが理解できたようでした。




タイトル:微生物が感染すると、どうして病気になるの?

日 時:平成25年11月16日(土) 10:40~12:30

場 所:岡山学芸館清秀中学校・高等部

講 師:森 宏樹(教育学部 教育心理学科 准教授)


11月16日、岡山学芸館清秀中学校・高等部の1年生を対象に「微生物が感染すると、どうして病気になるの?」と題して出前授業を行いました。授業では、微生物、ウイルスと細菌との違い、感染症について説明し、さらにノロウイルス感染によってどうして病気になるのか、そして感染症によって生じる様々な症状は、ヒトが元々持っている生体防御の働きの結果起こることを解説しました。生徒さんたちは熱心にノートを取りながら授業を聞き、授業後にも活発に質問され、感染症に興味を持っていただけたようです。




タイトル:桃太郎像の変遷

日 時:平成25年11月14日(木) 14:15~15:25

場 所:兵庫県立姫路南高等学校

講 師:渡邊 言美(教育学部 初等教育学科 講師)


姫路南高等学校にて、2年生の教員養成課程志望者に対して、「桃太郎像の変遷」と題して出前授業を行いました。まず桃太郎の示す人物像はその時代の「理想の子ども」(健康優良児や強い兵士など)を象徴していることを示しました。時代によって望ましい子ども像は変化していること、それにあわせて教材や絵本なども、時代毎の教材観によって変化していくことを、映像や資料を用いて話しました。質疑応答では、教員になるための心構えや、教員採用試験の内容、教員に求められる能力など多くの質問も出され、非常に充実した授業になったと思います。



タイトル:みんなで創る「短歌」―創作・鑑賞入門―

日 時:平成25年9月27日(金) 9:25~10:10

場 所:岡山県立玉島高等学校

講 師:加藤 美奈子(短期大学 生活実践科学科 准教授)


国語科・図書委員の先生のお声掛けで一学年全クラス280名を対象として、創作短歌の出前授業を実施しました。三年連続で国語科の先生にお招き頂き、今年も一堂に集まった生徒の皆さんの落ち着いた雰囲気と、熱心な姿勢が印象に残りました。短歌の基礎から始め、高校生が陥りがちな詠み方に注意し、自分らしく短歌という形式で表現するコツについて、学生短歌の例を挙げながら説明しました。後日、国語科の先生からまとめて送られて来た生徒の皆さんの詠草は、生活感情を素直に詠んだ高校生らしい力作揃いでした。



タイトル:学修の心理学

日 時 : 平成25年9月21日(土)

場 所 : 岡山学芸館中学校 高等部

講 師 : 鎌田 雅史(短期大学 幼児教育学科 講師)


9月21日、岡山学芸館中学校高等部にて「学習の心理学」という表題で出前授業を行いました。

講義内容は、記憶や学習に関する心理学の視点から、丸暗記に頼らない深い学習の大切さについて課題演習を織り交ぜながら体感し、日ごろの教科学習の方法を問い直してみようというものでした。受講生は、20人ほどで、とても真剣な眼差しで講義に参加してくれました。また、講義後には、「丸暗記にたよらない、学習方法を実践していきたい。」といった感想をいただくことができました。受講生たちが、唯がむしゃらに学習するのではなく、学習効果について学問的に裏打ちされた学習方略から、自分にあった学習スタイルを見つけ、将来の夢に向かって進んでいくための力の一つとして欲しいと願っています。




タイトル:ボディウォッチングで仲間と私の意外な一面再発見!

日 時 : 平成25年7月16日(火)

場 所 : 岡山県立倉敷中央高等学校

講 師 : 岡本 悦子(人文科学部 表現文化学科 教授)


7月16日、岡山県立倉敷中央高等学校にて出前講義を行いました。平成23年度から引き続きご依頼頂き、3度目でした。私自身も懐かしい場所に帰るような親しみを感じて講義をさせていただきました。今年度は、普通科人間探究コース2年生79名の生徒さんたちが受講してくださいました。そのうち、多くの生徒さんたちが、幼・保・小学校の教職取得や介護福祉関係への進路を志望されているという情報、また、この講義は、日頃交流の少ない2クラスの合同授業として開講されているという背景から、身体運動を介したアクティブな交流活動を中心に体験していただきました。「人見知りを克服できた」「一生忘れない」「みんなと協力すること、楽しみ方を考えることによって、楽しさをみんなで分け合うことができた」「楽しんでいるだけでなく、ちゃんと学べているのがすごい」「私の将来にとても役立つ」「これまでほとんど話をしたことがない人とも楽しく触れ合うことができた」等の感想をいただきました。



タイトル:友だちの気持ちを理解する

日 時 : 平成25年6月22日(土)11:40~12:30

場 所 : 吉備高原学園高等学校

講 師 : 下山 真衣(教育学部 教育心理学科 講師)


はじめに心理学とはどんな学問なのかを錯視の図を用いて紹介し、いかに私たちが外界を捉えているのかを高校1年生90名の生徒に対して、お話しました。お互い同じようにモノを見ていると思いがちですが、実は互いに違って見ている(頭の中で処理している)可能性があることを説明し、友だち同士でもそのズレによってお互いにうまくいかなくなる場合があることを話しました。コミュニケーションの要求的言語としての側面と報告言語としての側面について話し、人とのよりよいコミュニケーションを取るためのアイディアを紹介しました。




タイトル:やさしい遺伝子診断と遺伝子治療

日 時 : 平成25年7月6日(土) 10:40~12:30

場 所 : 岡山学芸館清秀中学校・高等部

講 師 : 中西 徹(薬学部 薬学科 教授)


7月6日岡山学芸館清秀中学校高等部にて出前講義を行いました。高校一年を中心に15名の生徒さんが参加されました。医学・薬学希望者が多いとのことで最初に医療系の職能の紹介を行い、後半で「やさしい遺伝子診断と遺伝子治療」というタイトルで、オーダーメイド医療や新型出生前診断、癌の遺伝子検査、次世代シークエンサーなど、最近、新聞やテレビで触れることの多い話題を中心に解説を行いました。また、医療人や研究者としてこれから活躍するために、コミュニケーション能力、理系以外の幅広い教養、そして情報収集能力等も身につける必要があることをお話ししました。講義の後では多くの質問も受けて大変熱心に聞いていただきました。




タイトル:やさしい遺伝子診断と遺伝子治療

日 時 : 平成25年6月19日(水) 13:50~15:30

場 所 : 岡山県立岡山一宮高等学校

講 師 : 中西 徹(薬学部 薬学科 教授)


6月19日岡山県立岡山一宮高等学校にて学部学科説明会の一環として出前講義を行いました。第一部と第二部(各45分)の2回にわたって合計92名の1年生の生徒さんが参加されました。「やさしい遺伝子診断と遺伝子治療」というタイトルで、前半では薬学部教育や薬剤師の職能の紹介を行い、後半ではオーダーメイド医療や新型出生前診断、癌の遺伝子検査など、最新の技術も含めて遺伝子診断および遺伝子治療技術について解説を行いました。最近、新聞等で紹介されている技術でもあり皆さん熱心に聴講されていました。

タイトル:「気になる生活習慣病」 ~ どんなことに気をつけようか? ~

日 時 : 平成25年5月21日(火) 16:00~17:30

場 所 : ホテルグランヴィア岡山

講 師 : 柴田 隆司(薬学部 薬学科 教授)


岡山県倉庫協会主催の総会において講演をする機会をいただきました。

過去において成人病と言われて年齢を加えるとやむを得ず病気を得るイメージでした。現在では生活習慣病と名称変更となり、生活習慣を管理すれば健康長寿とすることが出来るイメージとなりました。腹囲の高値に加え高血圧、脂質異常症、糖尿病などの危険因子が重複すると、心筋梗塞や脳梗塞などの重篤な状態に陥る可能性が増大します。無病息災でなくても、一病息災を掲げ、これらの慢性疾患の重篤化を防げば健康長寿が望めることが出来ます。疾患を知っていただき、重篤化を避ける手段を理解していただければ、運動療法や食事療法を実践できる契機となると思われます。



タイトル:イスラームを知ろう

日 時:平成25年2月24日(日) 10:00~11:30

場 所:瀬戸内市中央公民館

講 師:井上 あえか(人文科学部 総合歴史学科 教授)


瀬戸内市の市民セミナーでお話をする機会をいただきました。

イスラームとはどのような宗教かということからはじめて、今日のイスラーム過激主義の問題にも言及しました。イスラーム世界は仏教世界とは異なる一神教的な世界観、人生観をもっていること、またジハードの意味はおもに一人一人の信徒の内面の葛藤であること、さらにイスラーム組織は多面性をもっており、政府の施策が手薄な社会福祉を担う場合も多いこと、イスラームを含めた多元的な世界が生み出す平和への可能性など、ご紹介しました。


タイトル:感情って何のためにあるんでしょうか

日 時:平成25年2月15日(金) 13:45~15:25

場 所:岡山県立和気閑谷高等学校

講 師:岩佐 和典(教育学部 教育心理学科 講師)


和気閑谷高等学校にて、「感情って何のためにあるんでしょうか」と題した、感情に関する心理学の概論的な出前授業を行いました。まず、感情の基本的な性質について、生徒からも意見を出してもらいながらお話しました。その後、感情の機能や、その障害について概説しました。同じ内容の45分授業を2コマ実施し、それぞれ40名弱の生徒が参加していました。我々にとって身近な「感情」についての授業だったこともあり、興味を持って、授業に参加してくれていました。




タイトル:古典のコミュニケーション ~男と女~ その2

日 時:平成25年2月17日(日) 10:00~11:30

場 所:瀬戸内市中央公民館

講 師:岡部 由文 (人文科学部 表現文化学科 教授)


本学が包括連携協定を締結している瀬戸内市の中央公民館の市民セミナーで「出前授業」を行いました。昨年、恋愛が結婚として成就するに至るまでの、「ことば」による関係の深化を扱った「古典のコミュニケーション~男と女~」と題するお話をしたところ、その続編を希望する声が多いとのことで、今回は「蜻蛉日記」を事例にして、結婚生活における言語コミュニケーションのあり方とその有効性をテーマにして講義しました。なかには、ご夫婦とお見受けする何組かを含めて36名の参加者があり、皆さん、熱心に耳を傾けてくださいました。




タイトル:熊沢蕃山の思想について

日 時:平成25年2月10日(日) 10:00~11:30

場 所:瀬戸内市中央公民館

講 師:山田 芳則 (人文科学部 総合歴史学科 教授)


受講者は地域の中・高年 約40名で、上記のタイトルで話しました。

まず、蕃山の経歴を『増訂 蕃山全集』第7冊に収録されている「蕃山年譜」によって紹介し、次に先行研究として、尾藤正英・源了圓・宮崎道生・吉田俊純氏の蕃山思想を「朱子学と陽明学との中間的立場」とする説を解説し、最後に『集義外書』によって蕃山は時間的(古代・中世・近世)、空間的(インド・中国・日本)の相対化の視点から、朱子学と陽明学を近世日本の政治思想としては否定し、倫理思想としては徳(知・仁・勇)(三種の神器)による神道を主張したことを明らかにしました。




タイトル:薬剤師になるために

日 時:平成25年2月8日(金) 13:30~15:30

場 所:総社西中学校

講 師:小野 浩重(薬学部 薬学科 准教授)


「ようこそCity teacher」という総合学習が企画され、「薬剤師になるために」と題して講演を行いました。10講座に対して1年生247名がそれぞれ興味のある講座に分かれて、私の講座は21名が受講してくれました。生徒さんに事前にアンケート調査で質問内容を書いてもらっており、当日は質問への回答のほか、「くすりとは」、「くすりができるまで」、「くすりの体内動態」、「薬剤師になるために必要なこと」など、パワーポイントを使用して講義を行いました。殆どの生徒さんがメモを取るなど、熱心な受講態度に好感がもてました。



タイトル:対人関係づくりのための講習「ボディウォッチングで仲間と私の意外な一面発見!」

日 時:平成24年12月18日(金)10:00~11:30

場 所:岡山県立倉敷中央高等学校

講 師:岡本 悦子(人文科学部表現文化学科 教授)


倉敷中央高等学校にて、表記の講習を行いました。昨年に引き続いてご依頼を頂きました。

福祉関係や幼児教育への進路希望など目的意識を持った素直で快活な生徒さんたちの笑顔にこちらも元気を頂きました。2人組や4~8人組他、先生方を含めた83名全員によるインプロビゼーションワークや手遊び、発想ワークなどを行いました。




タイトル:薬剤師を含む医療系の職業を目指すために必要なこと

日  時:平成24年11月2日(金)14:15~15:05

場  所:金光学園高等学校

講  師:中西 徹(薬学部薬学科 教授)


11月2日、金光学園高等学校にて出前授業を行いました。高2の生徒さんが対象で、進路指導とキャリア教育の一環として、受験に向けての最後の志望分野確認のため、5時間目を使って法学、経済、外国語、教育、工学等の各分野の先生方による10の授業が開講されました。生徒さんは、自分の志望の分野の授業を聴講することになりますが、私の医療系、薬学分野では20名の参加者がありました。薬学部での教育研究内容、6年制薬剤師の新しい職務等、魅力ある薬学の様子をできるだけ伝えると共に、今やっておくとよいことについてもお話ししました。



タイトル:障がいがあるって何のこと

日 時 :平成24年7月25日(水) 13:30~14:30

場 所 :島根県立松江東高等学校

講 師 :岡田 信吾 (教育学部 教育心理学科 准教授)


大学の説明を若干した後、授業しました。授業では2011年に韓国で行われた世界陸上に、南アフリカ代表として400メートル走に出場したオスカー・ピストリウス選手を題材に障がいがあるとはどういうことなのか考えました。この選手は、生まれた時から両足がなく義足を利用しての出場でした。そのことを通して、「できなさ」に注目するのではなく、どうやったらできるのかという「支援」の部分に注目することが重要であることを確認しました。続いて、支援を通して、本人達の「活動」や「参加」を守ることが大切さであることを伝えました。



タイトル:宇宙人への手紙

日 時 :平成24年5月11日(金) 10:50~

場 所 :岡山市立岡山後楽館高校

講 師 :笹倉 千佳弘 (短期大学 幼児教育学科 教授)


5月11日(金)、岡山市立岡山後楽館高等学校で出前授業をおこないました。大学紹介もしてほしいという依頼だったので、

途中、10分の休憩をはさんで10時50分から12時10分まで、次のような流れで話をしました。


1 学科紹介

(休憩)

2 自己紹介を兼ねた研究活動の紹介

3 「宇宙人への手紙」


学科紹介では、大学案内を参照しながら説明をおこないました。生徒さんからの質問もあり、幼児教育学科のイメージはかなりの程度、伝わったように思います。

休憩をはさんで後半は、自己紹介を兼ねた研究活動を紹介した後、「宇宙人への手紙」というワークをおこないました。人間というものを見たことも聞いたこともない宇宙人あてに、人間について説明する手紙を書くというワークをとおして、人の多様性について考えを深めることができたように思います。




タイトル:子育ての秘訣

日 時 :平成24年5月12日(土) 10:00~

場 所 :井原市市民活動センター つどえ~る

講 師 :佐藤 和順 (教育学部 初等教育学科 教授)


子育て中の保護者,また地域の人たちを対象として「子育ての秘訣」と題した講演を行いました。現在の「子育て」がお母さん一人で頑張っている「孤育て」になっている現状を児童虐待との関連から解説。地縁・血縁に依らない目的縁の活用,子育てのネットワークを構築することの大切さについて言及しました。特に父親の育児参加が,子どもの個性にあった「個育て」になること,親の自己充実につながること,さらにそのことがワーク・ライフ・バランスや男女共同参画社会の実現の第一歩となることも確認しました。
















タイトル:地理的なモノの見方について-中国・四国地方における地域特産・限定品、県民性などを例に-

日 時: 平成24年2月7日(火) 10:00~11:30

場 所: 瀬戸内市中央公民館

講 師: 芳賀 修 (短期大学 実践コミュニケーション学科 教授)


瀬戸内市をはじめ中国・四国地方における特産物や特有の料理、民家、県民性など、地域特産品・文化と地理的環境の関わりについて話しました。

最初に旅の楽しみ方について触れました。旅先では、普段見たことのない珍しい食べ物や民家などを見ることも多く、ごく自然に何故なのか知りたくなります。このような時に地理的なものの見方のものさしを当ててみると結構楽しい旅ができることを話しました。

次に中国・四国地方各地における住文化や食文化など暮らしと地理的関係について(鳥取県福部のらっきょう・島根県斐川町の築地松・広島県のワニ料理・岡山県の特産品・白菜、キャベツ、かぼちゃ、とうがん、カキなどの瀬戸内市特産物・香川県のあん餅雑煮・高知県の安芸ハウス園芸・四万十川の沈下橋)、岡山と香川の県民性などを取り挙げて解説しました。地理的環境の中でも暮らしと気候は特にかかわりが強いこともあって、中四・四国地方各地(松江市・岡山市・高松市・高知市・真庭市久世・瀬戸内市)の降水量・気温・日照時間の1981~2011平均値のグラフデータを参考に提示し暮らしと気候との関係が深いことを合わせて説明しました。




タイトル:くらしと地球環境問題

日 時: 平成24年2月21日(火) 10:00~11:30

場 所: 瀬戸内市中央公民館

講 師: 真鍋 惠美 (短期大学 生活実践科学科 教授)


現在の地球環境問題は、人が便利で快適な生活のために技術を発展させ、自然の持つ復元能力以上のスピードで環境への負荷を増大したことが大きく関与しています。地球の歴史を顧みながら自然環境は人のためだけに存在するものではなく、生物すべてと共生していることも再考した講演を行いました。




タイトル:食品の色と機能

日 時: 平成23年7月19日(火) 13:40~14:40

場 所: 島根県立松江東高等学校

講 師: 岡本 己恵子 (短期大学 生活実践科学科 教授)


7月19日(火)、島根県立松江東高等学校において“1・2年生進路学習「大学の先生による出張講義」”が企画され、その講師を依頼 されていたので台風が接近する中、不安を抱きながら出かけました。近県の大学の様々な分野から、およそ20人の教員が講師として来校していました。1・2 年生の普通科の生徒471名がそれぞれ興味のある分野に分かれて教室に着席していました。

私は食品学系統の進学を考えている生徒28名を対象に「食品の色と機能」について講義を行ないました。食品の色の機能では、昔から知られている「鮮度や 熟度を知る、食欲をそそる、栄養素をバランスよく摂取する目安」などのほか、近年は色素の生体調節機能が注目を集めています。今回は生体における色素の抗 酸化機能について、とくにポリフェノールを中心に話しました。また、植物自身にとっての色の意味(役割)についても述べてみました。

つい先日、受講した生徒の皆さんから意見や感想を書いたレポートを頂きました。私自身、高校生の皆さんに講義をするのは初めてでどのような内容が適当で あったのだろうかと心配していましたが、「初めて知ったことがたくさんあって楽しかった、色の役割について新たな発見があった、食について興味が高まっ た」などの感想を頂き、少しでもお役に立てたようでほっとしました。台風で帰りの交通機関のことを心配してくださった生徒さんもあり、心温まりました。




タイトル:やさしい遺伝子診断と遺伝子治療の話

日 時: 平成23年7月2日(土) 10:20~12:00

場 所: 岡山県立総社高等学校 第1生物教室

講 師: 中西 徹 (薬学部 薬学科 教授)


掲題の内容でプリントとPCによる出前授業を行いました。最初、2年生の生徒さんが対象ということでしたが、3年生や1年生の生徒さんも来られて多くの方に聞いていただきました。まず、遺伝子の構造や働きについてお話しをして、次にゲノムの解析方法について説明し、さらにそれらの成果が創薬や医療にどのよ うに応用されていくかというように話を進めました。遺伝子診断では病気の診断の他、SNPに基づくオーダーメイド医療や個人鑑定の話をしました。また、遺 伝子治療の他に再生医療やクローン技術など、倫理的対処の問題も含めて先端医療の解説もしました。さらに、医療系の進路を目指す方が多いということで、薬 学部の教育や薬剤師の役割、また、コ・メディカルの職業全般について解説し、そのために必要な勉強や日常留意しておくとよいことについてもお話ししまし た。この授業を通じて、少しでも多くの生徒さんが生命科学や医療分野の職業を目指してくださるようになればと思います。また、ご多忙な中でこのような土曜 講座の開催に尽力されておられる総社高等学校の先生方に感謝いたしたく思います。