第8回図書館セミナーが無事終了!
ご参加ありがとうございました!
10月28日(土)13:00から、38名の参加者を迎えて、第8回図書館セミナーを実施しました。
「図書館の基礎を作った江戸中後期文壇―江戸文壇と和学考証学―」と題し、就実大学人文科学部表現文化学科教授の井上啓治 先生にご講演いただきました。あいにくのお天気でしたが熱心な参加者の方々に恵まれ、有意義なセミナーを開催することができました。
基調講演では、古代から近世江戸期までの国書をまとめた『群書類従』を編纂した塙保己一についてや浮世絵師であった山東京伝がどのような経緯で作家になり考証学を修めることとなったのか、また保己一と京伝の関係について図を交えながらお話いただきました。講演後の質疑応答では参加者の方から多くの質問が出されました。
井上先生の講演後は、井上ゼミの学生でもあり、図書館サポーターでもある学生による発表を行いました。日頃ゼミでどんなことを学んでいるのか、また、今後の抱負についても発表しました。その後、図書館サポーターや有志の学生の案内で「図書館見学」を実施しました。
次回も地域の皆さんの期待に応えられるよう、図書館サポーターとともに、より充実させていきたいと思います。どうぞご参加ください。
〈基調講演の様子〉
〈図書館セミナー特集〉 〈山東京伝・大田南畝にまつわる書籍〉