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表現文化学科
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活躍する在学生・卒業生

このページでは、在学生の学外での活動や受賞歴、社会で活躍する卒業生を順次紹介していきます。

 

活躍する在学生紹介第14回(2017年3月号)  真野咲実子さん「若山牧水青春短歌大賞」優秀賞を受賞!

表現文化学科の真野咲実子さんが、「第17回若山牧水青春短歌大賞」で優秀賞を受賞しました。

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一歩でも進めば違う距離になるみんなの中のあなたと私

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受賞作は延岡市HPでも公開されています。また、佳作入選作品のページにも本学科学生の作品が掲載されています。

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以下は本人による受賞の弁です。

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この度、第17回若山牧水青春短歌大賞にて優秀賞を頂きました。
受賞にあたり多くの方にあたたかいお言葉をかけていただいたこと、大変嬉しく思います。
未だにこのような貴重な賞を頂けたことへの実感は湧きませんが、卒業前に良い思い出が出来ました。ありがとうございました。

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活躍する在学生紹介第13回(2017年1月号)「ネットで短歌2016冬」でグランプリ・準グランプリを受賞!

表現文化学科の学生が「ネットで短歌2016冬」(「さかい利晶の杜」主催)でグランプリ・準グランプリを受賞しました。受賞作は下記の通りです。なお、「さかい利晶の杜」HPに選評が載せられています。
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グランプリ
君からの歌集の中に押し花のままに咲きたる椿の栞      石山真太郎
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準グランプリ
母の入れたほうじ茶がまだ温かい魔法瓶なり面接へとゆく   真野咲実子
キャンパスの風に揺られて紫の名知れぬ花の一つは私     佃史織
いつも会うご近所さんに会釈するおかえりなさいに少し戸惑う 家森優人
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写真は、たくさんのつぼみをつけたキャンパスの椿の前に立つ石山君

 

 

活躍する在学生紹介第12回(2016年11月号) 小坂恵美さん 比叡山競書大会で最高賞を受賞!

表現文化学科の小坂恵美さんが、第44回全国学生比叡山競書大会で最高賞に当たる「伝教大師賞」を受賞しました。小坂さんの作品は、平成28年11月23日(水)から翌年9月末日(土)まで比叡山根本中堂に展示されます。
以下は、小坂さんによる受賞の弁です。
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先生から電話で受賞の知らせを聞いたときは、嬉しいより驚きの感情の方が正直大きかったです。今では高校生の頃からの「比叡山の競書大会で先輩と同じ場所に立つ」という目標がようやく達成できたこと、とても嬉しく思っています。
小学生に上がる前に私が鏡文字を書いていたのを母が心配して、お習字教室に連れて行ったのが全ての始まりでした。そこから現在に至るまでにたくさんの切磋琢磨できる仲間に出会ったこと、その中で字を書く楽しさを知ったことは私の中でとても大きな意味のあることだと思っています。

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活躍する卒業生紹介 第4回(2016年5月号) 博物館学芸員 大東さん

博物館学芸員として活躍する、平成24年度卒業生の大東沙耶香さんが手記を寄せてくれました。

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現在、滋賀県にある愛荘町立の歴史文化博物館に勤務しています。大学時代に取得した学芸員資格を活かせる職場につきたいという強い希望が実現したものです。

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職場では主に学芸員として、一年の内に開催する展示のいくつかを担当し、企画から展示品の調査と準備を経て実施し、展示期間中には来館者の質問へも対応しています。規模の大きな博物館というわけではない事情もあって、学芸員業務の全般が担当範囲となっています。

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当初は、初めて体験することばかりで戸惑う事がありましたが、周囲の方に支えて頂き、少しずつ仕事の流れを掴めるようになりました。またデスクワークの他に、豊かで貴重な文化財を持つ湖東地域の特性を示す史料に触れたり地域の人と接する機会も徐々に増えるなど、様々な経験を積む事ができる仕事だと遣り甲斐を実感しています。今後の課題としては、経験や知識を増やして学芸員活動に反映していきたいと考えています。

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活躍する在学生紹介第11回(2016年2月号) 表現文化学科の学生が第16回若山牧水青春短歌大賞の大賞を受賞

表現文化学科2年の石川颯生さんが、第16回若山牧水青春短歌大賞(応募総数27,240首)で青春短歌大賞を受賞しました。大賞は最優秀で、小学生・中学生部門、高校生部門、大学生等・一般部門で、各1首です。石川さんは宮崎県延岡市で開かれた表彰式に出席し、若山牧水の生家も訪ねました。
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朝六時私を乗せた伯備線各駅停車で君に近付く
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短歌の講義に誘ってくれた友人や指導をしてくださった先生を始めとして、多くの人のお陰でこの賞を受賞する事が出来たと感じています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。短歌が繋げてくれた様々な縁をこれからも大切にしていきたいと思っています。」(石川さん)
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このほか、表現文化学科の学生5名が佳作に入選しました。詳細はこちら→第16回若山牧水青春短歌大賞(延岡市)
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活躍する在学生紹介第10回(2016年2月号) 第21回「前田純孝賞」学生短歌コンクールで準前田純孝賞ほかを受賞!

表現文化学科の学生が、第21回「前田純孝賞」学生短歌コンクールで下記の賞を受賞しました。
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準前田純孝賞    もう帰ると「はぶてた」君を追いかけて金木犀の香りを浴びる 添田諒一
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新温泉町長賞    受験用の古文単語で嘆きたい「けふはいと憂しとく終はれかし」 橋本侑加里
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新温泉町教育長賞 苦いから嫌いと言ったボジョレーの良さがわかった恋の終わる日 谷政亜裕美
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神戸新聞社賞    故郷の塩と思いて雪を踏む海岸沿いを我が通るたび 石山真太郎
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このほか、3名が佳作を受賞し、また就実大学が学校特別賞を受賞しました。
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受賞作品はこちら→第21回前田純孝賞受賞作品一覧(pdf)

活躍する在学生紹介 第9回(2015年12月号) 教員採用試験合格体験記

香川県の教員採用試験(中学国語)に現役合格した表現文化学科4年西原利奈さんの合格体験記です。

 

先生になろうと思ったきっかけ

私が教員を目指すようになったのは、中学の担任の先生への憧れがきっかけです。先生は私たち生徒一人一人のよさを見つけ、様々な場面で伝えてくれる先生でした。先生の一言から自信がついたり、新しいことに挑戦する勇気も湧きました。私もそんな風に生徒の背中を押したいと思いました。また、中学時代の部活の経験が今の自分の原動力になっている程強く思い入れがあるため、中学校の先生を目指しました。

 

 

表現文化学科での学び

 

本学科では、私は古典文学を専攻しました。私が所属するゼミナールでは卒業論文の中間発表会があり、そこで発表するために何カ月も前からレジュメを作り、限られた時間の中で分かりやすく発表する練習を行います。内容をしっかり研究することはもちろんですが、来てくださる人のために、分かりやすく見やすいレジュメを作るという先生からの御指導がありました。また、大勢の人の前で発表することで、話し方や声の出し方にも気を遣うようになりました。それは教育実習の際にとても役立ち、今後の教員生活にも役立つものであると確信しており、感謝しています。

 

 

教員になるために

 

教員になるためだけではありませんが、部活動やボランティアなど今しかできない経験をたくさんしようと思っていました。特に部活動では、責任ある役職を任され、苦しいこともありましたが、仲間たちと共に全力で活動したことは、自分自身を成長させてくれた大きな経験の一つです。
教員採用試験に向けて特に力を入れて勉強を始めたのは、3年生の冬からでした。東京アカデミーの学内講座を受け、学校が開いている日は毎日朝から夜まで同じ教員を目指す友人たちと励まし合いながら勉強しました。面接練習や模擬授業練習なども、友人たちと時間を決めて、積極的に行いました。苦しいときも、友人たちと共に勉強していたから最後まで諦めずに頑張れました。

 

 

教育実習の思い出

 

教育実習は、母校の中学校に行きました。担当は2年生で、学級は5クラスのうち4クラスで授業を経験させていただきました。クラスにより雰囲気が全く違い、同じ内容であっても反応の仕方や理解度が変わるので、戸惑うことも多々ありました。しかし、全力でサポートしてくださる先生方や夜遅くまで共に頑張る友人がおり、学び深い充実した日々を送ることができました。そして、なんといっても、可愛い生徒たちと共に過ごした三週間はそれ以降の私の心の支えとなりました。

 

 

採用試験に合格して

 

家族や友人、先生方、出会ったすべての方々に感謝でいっぱいです。あの出会いがあったから今の私があると思うことが多々あり、たくさんの人に支えられていることを実感しています。これから出会う子供たちにも、先生と出会えてよかったと言ってもらえるような先生になりたいです。

 

活躍する在学生紹介 第8回(2015年9月号) 創作ダンス全国大会で受賞

全国の大学生が少人数制で創作ダンスを披露する「第18回アーティスティック・ムーブメント・イン・トヤマ2015」が9月12日に富山県高岡市で行われ、「少人数による創作ダンスコンクール」において本学ダンス部所属の表現文化学科3年生下村海君(KAI)が、奨励賞にあたる「Uホール賞」を受賞しました。

お笑い研究部の部長も務める下村君は、スニーカーに着物という姿で「RAKUGO」と題する作品を披露しました。Uホール賞とは、「学生特有の自由な発想に基づくユニークな表現方法がとりわけ印象深かった作品」に与えられる賞です。本大会は全国の大学や短大など36校から65チームが参加しました。

下村君は「自分でもビックリしています。大好きな落語を大好きなダンスで表現するという、とにかく僕の好きなものを詰め込んだ作品を認めて戴いたことが嬉しいです。審査員の先生方、最後まで支えて下さった大学の先生、先輩方、後輩達に感謝しています。」と語っています。

 

 

 

 

 

活躍する在学生紹介 第7回(2015年6月号) 学校茶道エッセイ「第一席」

表現文化学科3年段上美香さんが、茶道裏千家淡交会主催の「平成26年度学校茶道エッセイ」で優秀賞に次ぐ「第一席」を受賞しました。「一服の抹茶から学ぶこと」と題したエッセイです。

受賞作品は茶道裏千家ホームページの「学校茶道エッセイ入賞者決定」のページで読むことができます。

 

以下は段上さんによる受賞の弁です。

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この度は賞を頂くことができ、とても嬉しいと同時に身が引き締まる思いです。茶道は高校から続けていますが、大学では週二日のお稽古のみならず茶会などで表舞台に立つことも多く、日々貴重な体験をしています。


エッセイでは茶道を通しての気付き、特に部活として幼稚園児の茶道教室のお手伝いをしたり、国際交流として様々な国の留学生の方に茶道の文化を伝え、一緒にお茶を点ててみたりした際に感じたこと、また茶道の世界で何より大切にされている相手を思いやる心を日常生活と照らし合わし、思ったことを素直に書きました。普段は大学生活の一部として行っていることを、改めてエッセイとして限られた文字数で言語化することは難しかったですが、良い経験となりました。

 

茶道では、将来社会に出る際に活かしたいこと、いち人間として大切にしていきたいことを沢山学んでいます。今回の受賞で心を新たにし、一層稽古に励んでいきたいと思います。

 

活躍する在学生紹介 第6回(2014年12月号) ACC学生CMコンクール「金賞」

表現文化学科3年吉崎裕樹君が、一般社団法人 全日本シーエム放送連盟(ACC)主催の第27回「ACC学生CMコンクール」(ラジオCM部門)で全国第二位にあたる金賞を受賞しました。ラジオCM部門では全国から552件の応募があったなかでの受賞です。受賞作品は下記の「ACC学生CMコンクール」のページで見ることができます。

http://www.acc-cm.or.jp/festival/14gakusei/gakusei_result.html

 

以下は、吉崎君による受賞の弁です。

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何かを作るきっかけは一年時に受けた、岡本先生の授業です。そこで課題として提出した童話を授業中に紹介されました。先生からはとても褒めてもらい、周りからは「ゴロロンの人だ」と友達が増えました。その時にアイデアが誰かに届く嬉しさを知り、Twitter小説(140字小説)、童話、商品のコピーなどを書くようになりました。そして、先生からもらったメール達は今でも言葉のお守りのように支えになっています。


今回受賞したCMは、いきなりクライマックスから始まることで「どういう事だろう」と思わせて、最後の商品名で「なるほど、そう言う事か」と全体図が見える、耳で見る映像ならではの謎解きラジオCMです。これは落語家の桂枝雀の「緊張と緩和論」、立川談志の著書『家元を笑わせろ』や落語の枕で見せるジョークに通じるものがあるように思います。こういった落語の知識も中西先生とクラスで行った落語会がきっかけで知りました。


このように振り返ると大学生活とは、卒業までの一本道の中で見つける無数の「きっかけの階段」に足を踏み出せるかが大事な事だと思います。また、記者の方から「CMを作る学校でもないのになぜ?」といった事を不思議そうに聞かれましたが僕は、例えば沢山の異性との何股はダメでも沢山の興味がある世界(分野)との何股は大いに結構だと考えます。今まで見えなかった新しい視点や気づきが生まれてくるからです。これからも自ら進んで、好きな事を好きなだけ勉強していきます。

 

活躍する在学生紹介 第5回(2014年4月号) 比叡山競書大会「伝教大師賞」ほかの受賞

2013年度に表現文化学科の山崎辰徳君が、書道で複数の受賞をしました。ひとつは第41回全国学生比叡山競書大会で最高賞に当たる「伝教大師賞」を受賞、この活躍に対して大学からも「スポーツ文化優秀賞」が贈られました。

もうひとつは、第62回独立書展に入賞し、さらに「新鋭賞」を獲得、これに対して大学からも「スポーツ文化奨励賞」が贈られました。

左の写真は独立書展への出品作、右下の写真は比叡山競書大会表彰式の際の写真です。

 

以下は、山崎君による受賞の弁です。

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書道自体は小学生のときに始めました。

決して才能があり開花させるために始めたのではなく、きれいな字を書けない私に親が習わそうとしたものでした。

しかし、高校生ぐらいになると、行書の魅力や書くことの楽しさを感じるようになりました。

そして、大学に入り現在の先生に出合うことができ、本格的な書法の勉強や作品制作に取り組んで現在に至っています。

比叡山競書大会のほうは、中国、魏の時代に作られた「龍門造像記」を手本とした臨書作品です。臨書というのは、書を学ぶ上で一番基本となるものです。過去に作られたものから様々な筆法を学び、作品に応用するものです。この臨書作品では、勢いのある鋭い線が魅力とされています。ただ、勢いを出すだけでなく、ゆっくり落ち着いた中での鋭さということに重点を置き、書き上げました。

独立書展では、漢字作品を出品しました。なかなか入選が難しい大きな書展ですが、入選かつ新鋭賞を頂けたということで大変嬉しく思っています。こちらのほうは、字の濃淡のバランスや力の強弱などを考えながら書き上げました。

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活躍する在学生紹介 第4回(2013年12月号) 教員採用試験合格体験記

岡山市と大阪府の教員採用試験(国語)に合格した、本学科4年石黒さんの合格体験記です。

 

 

合格体験記

表現文化学科 石黒 由希子

高校の担任の先生にすすめられて

私が教員を目指すようになったのは、高校の担任の先生に「教員になれ! 向いている!」と言われたことがきっかけでした。それから教員という仕事を意識し始め、また、大好きなバスケットボールの楽しさを教えたいという思いもあり、中学校の先生を目指しました。

本学科では、私は古典文学を専攻しました。長編、短編の物語や絵巻物などを、じっくり読み、見て、他の人と考えを交換し合うことで、解釈を深めていきました。また、「見る人のために、読む人のために」を思って、丁寧な字で書く、大切なところは枠で囲う、アンダーラインをひく、色をつけるなどをして、レポートを作成していました。これは、研究室の先生がいつもレポート提出の際におっしゃっていたことでした。そういった配慮は、願書の提出や小論文を書くとき、教育実習での学級通信を書くなどの際に大変役立ちました。いつも気をつけていたことなので、自然にそういう工夫ができるようになっていました。とても大切なことを教えていただいたと思っています。

 

教員採用試験に向けて

教員採用試験に向けて特に力を入れて勉強をし出したのは、3年生の夏からでした。東京アカデミーの学内講座を中心に、平日は6時間、休日は10時間と決めて勉強していました。昨年度合格された先輩方から「過去問を3回やれば解けるようになる」と伺っていたので、私は4回やろうと思ってがんばりました。また、自分の心の中で、同じく教員を目指す友人の中から各教科ごとにライバルを決めて、この人には負けない! という気持ちを採用試験まで持続させました。ライバルを作ることによって、諦めずに頑張れたと思います。

さらに、3年次には岡山県教育委員会が主催する「教師への道研修」に参加し、他大学で教員を目指す人とも関わる機会を持ち、積極的に交流を深めました。そうすることで、今まで自分が思ってもみなかった考えにも出会うことができ、一気に視野が広がりました。その研修で、高校の時の友人や先生との偶然の再会もありました。友人とはお互いに頑張ろうと意識を高めることも出来ましたし、先生からは暖かい励ましをいただきました。

 

教育実習の思い出

教育実習は、母校の中学校に行きました。担当は1年生で、学級は3クラスありましたが、その3クラス全部で20時間以上の授業を経験させていただきました。同じ内容の授業でもクラスによってまったく違う雰囲気になることに驚きました。生徒の気質も様々でした。積極的に授業に取り組んでいる生徒、授業になかなか集中出来ない生徒、じっくり考えるあまり答えが出せないでいる生徒など様々なタイプの子どもがいることがわかりました。また、生徒の考えをきいていくと、想定していた答え以外にもたくさんの思いや考えが出てきて、子どもの力はすごいなと感じました。授業が生き物であることを実感することができ、とても勉強になりました。

 

採用試験に合格して

 

採用試験に合格した今、私は人の気持ちを考えて行動する教員になりたいと思っています。生徒、同僚や先輩の先生方、保護者の方、地域の方が何を思い考えているのか、日頃のコミュニケーションを大事にし、密に連絡を取り続けることで、信頼してもらえる教員になっていけたらと思っています。

 

活躍する在学生紹介 第3回(2013年8月号)

 

今回は表現文化学科1年の下村海君を紹介します。


下村君は小学生のころから時代劇とアートが好きで、サムライをモチーフにしたイラストを描き続けています。小学校三年生のときに最初の作品展を開催して以来、アート活動を続けているそうです。


表現文化学科入学後も天神山文化プラザのアートプロジェクトに参加し、「EDO PEOPLE」というタイトルのイラストを展示しました。様々な”サムライ”の表情や派手な色使いで、江戸の活気を表現しています。

 

また、2013年8月24日から9月1日まで岡山駅西口附近で行われる「WEST SIDE MIXER 2013アーティストMIXイベントin奉還町&西口界隈」にも参加の予定で、下村君の作品は、アジアンパラダイスマーケットという韓流グッズのお店で見ることができます。ぜひ足を運んでみてください。

 

下村君は「暗いニュースが多い現代に対して、もっと大らかに、気楽に毎日を楽しもうというメッセージを込めています」「僕の作品を観た人が、楽しい気分になってくれたら、最高!という気持ちで描いています」と話しています。

 

下村君はサークル「お笑い研究部」にも所属し、老人ホームの慰問では落語を披露するなど、多才に活躍しています。

 

活躍する卒業生紹介 第3回(2013年8月号)

 

小郷文子(おごう ふみこ)さん

表現文化学科の前身は日本文学科で平成15年に現在の学科に名称変更しました。でも、それ以前の歴史があります。実は、昭和53年までは就実短期大学に所属していました。国文科という学科名でした。

今回、紹介する小郷文子さんは、本学科の前身である短期大学の国文科を、昭和533月に卒業された方です。卒業後、友人に誘われ、童話講座に参加したきっかけで、童話の創作を20歳前半から始められたそうです。出産を機に一時、休止されましたが、育児が一段落した15年ほど前から創作活動を再開されています。

小郷さんの童話「月夜島のシェル」が、2012年第26回「市民の童話賞」の最優秀賞に選出されました。この作品は、産業廃棄物の国内最大級の不法投棄が行われていた香川県豊島の惨状を題材にしたものです。平成9年に豊島を訪れ、ごみが積み上げられた光景に衝撃を受け、この実情を世間に訴えたいとの思いがつのり、10年以上にわたり構想を練り上げ完成させた作品です。ごみの不法投棄ですみかが危険にさらされた主人公のオカヤドカリが、カラス、オオコウモリなどと共に投棄を阻止しようとする物語です。

「心にひっかかった身のまわりの出来事を題材にして、書いていくうちに、考えが整理され、深化していくのは楽しい」とインタビューに答えていらっしゃいます。

岡山児童文学会の会員としてもご活躍です。この会は県内の童話作家や愛好者で組織されている会で、創立50周年を記念し、作品集『風がはこんできた手紙』を出版しました。小郷さんはここに「草野さんの手」を発表していらっしゃいます。

表現文化学科のOGの方が、長年にわたって、創作活動を継続し、自分の関心を醸成し作品化していることに、心から、ありがたく思います。

 

『第28回市民の童話賞入賞作品集 おかやましみんのどうわ2013』岡山市・岡山市文学賞運営委員会編 ふくろう出版、『風がはこんできた手紙』岡山児童文学会編 吉備人出版、は市内大手書店に置いてあります。価格はいずれも1,000円です。

 

活躍する卒業生紹介 第2回(2013年6月号)

高校の国語科教員として活躍する卒業生を紹介します。

表現文化学科平成22年卒業の妹尾樹代子さんは、就実大学大学院修士課程を修了後、現在、倉敷高等学校で国語の常勤講師として教壇に立っておられます。国語科教員としての近況をうかがいました。


Q 教員になったきっかけは?

身近に教員がいたため、以前から教師にどことなく憧れを感じていました。表現文化学科に入って何か資格を取りたいと思って教職課程を選びました。そして教職課程を学ぶうちに教員になりたいと強く思うようになりました。大学院進学の理由の一つにも「専修免許取得」がありました。


Q 教員として何を担当されていますか?

国語の授業以外にも、高校一年生の副担任もしています。部活の顧問はバドミントン部を担当しています。また週3回、学校図書館で司書教諭として勤務する時間もあります。専属の図書館司書がいないため、在学中に取った資格が役に立っています。


Q 勤務時間はどうですか?

朝は8時半に朝礼が始まります。学校を出るのは大体19時以降ですね。基本土日が休みですが土曜日は部活の指導があります。夏休みなどの長期休暇も特別な日(お盆休み等)以外は通常出勤です。生徒は休暇中でも私自身は毎日が勉強です。


Q 教員になるために在学中にやっていたことはありますか?

大学時代に、就実・表現文化・教職課程の頭文字を取って「SHK」というグループを友達と作って、模擬授業や試験問題を作る練習などを自主的にやっていました。このグループから教職に就いている人が複数います。


Q 教員を目指す後輩に一言お願いします

教師は「生徒のために働く」ということが好きじゃないとできない仕事です。楽しいことばかりではなく、時には辛いこともあります。ですが、勤務してまもなく1年が経ちますが一度も辞めようと思ったことはありません。どの生徒も可愛くて仕方がないんです。

常に、「自分はどうして教師になりたいのか」という明確な目標を持って頑張って欲しいと思います。

 

 

活躍する在学生紹介 第2回(2013年3月号)

平成25年3月9日、表現文化学科3年日當航太郎君(写真)が詠んだ短歌が、延岡市制施行80周年記念事業である第13回「若山牧水青春短歌大賞」の優秀賞を受賞しました。授賞式・祝賀会は延岡市内のホテルで行われました。

受賞作は次の一首です。

 

明け方の雪の中ゆく「無音」とは「雪の音」かと考え歩む  (日當航太郎)

 

身近な日常を詠みながらも高い抽象性を持つ、思索的な作品です。

また、同時に表現文化学科4年山本裕樹君も、同賞の佳作に選ばれました。

 

幼馴染の家が空地になっていた。借りてた本だけ今ここにある  (山本裕樹)

 

日常にふと感じた喪失感をみずみずしい感性で捉えた作品です。

作品は延岡市のホームページでも読むことができます。

延岡市 第13回若山牧水短歌大賞 (外部サイト)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(若山牧水の生家で牧水の写真と同じ場所で同じポーズを取る日當君)

 

活躍する卒業生紹介 第1回(2012年4月号)

 

大谷朱美さん 第14回サトウハチロー記念「おかあさんの詩」コンクール特別賞受賞

表現文化学科の前身である日本文学科第2期生の大谷朱美さんが、第14回 サトウハチロー記念「おかあさんの詩」全国コンクール(平成22年)において「特別賞」を受賞されました。

審査結果→こちらをクリック

受賞作品→こちらをクリック

 

 

兼崎弘子さん 岡山市民文学賞 市民の童話賞 優秀賞受賞

 

表現文化学科の前身である日本文学科第2期生の兼崎弘子さんが、岡山市民文学賞 第27回 市民の童話賞(平成23年度)の「優秀賞」を受賞されました。

兼崎さんは図書館司書資格を活かして市内の学校で学校司書としてもご活躍です。写真は、岡山市子どもセンター主催「夏休みフリー塾」で、「とびだすカードで本を紹介しよう」と題する小学生対象の講座の講師を務める兼崎さんです。

 

選考結果と入賞作品の販売→こちらをクリック

 

女優として頑張ってます! 西脇裕美さん

表現文化学科卒業生の西脇裕美さんは、在学中に福間健二監督の映画「岡山の娘」に主演。卒業後は東京で女優としてドラマ、舞台やCMで活躍しています。平成24年4月には銀座みゆき館劇場で舞台「冷たい唇、温かい箇所」に出演予定。

プロフィール→こちらをクリック

舞台「冷たい唇、温かい箇所」については演劇ユニット「ジ~パンズ」→こちらをクリック

 

 

活躍する在学生紹介 第1回(2012年4月号)

高須悠嵩君 創作ダンスで富山県知事賞受賞

表現文化学科身体表現ゼミ(岡本悦子教授)の4年生高須悠嵩君と中尾舞衣さんが、2011年9月18日に富山で開催された「アーティスティックムーブメント・イン・トヤマ」(大学創作ダンス全国大会)に挑戦し、高須君が全国2位にあたる「富山県知事賞」を受賞しました。
高須君の作品は「犀の角のようにただ独り歩め」。ブッダの言葉をもとに「決してあきらめない、決して負けない」というメッセージをこめたそうです。
なみいる全国の強豪校を差し置いて初挑戦の高須君が富山県知事賞に輝いたのはまさに快挙です。
この受賞により、高須君は2012年1月9日に東京高円寺の「座・高円寺」で開催された「座・高円寺ダンスアワード」へも出演しました。

写真は就実大学ダンス教室での高須君と中尾さん。

 

 

 

 

 

山形紗生さん、地元ネットラジオに出演

 

2010年12月、表現文化学科2年山形紗生さんが、地元のネットラジオ「Radio Camnet」にゲスト出演しました。岡山を中心に活動するお笑い芸人リンクアップとっしーさんがMCを務める「School of Rock」に、本学お笑い研究会部長として電話出演し、1時間にわたってとっしーさんとのトークを繰り広げました。

就実大学・就実短期大学のお笑い研究会は今年10月にOHKの「ニョッキン7プラス」に出演し、千原せいじさんと共演。番組で本学学生が漫才も披露しました。その番組を見たリンクアップとっしーさんからのオファーで山形さんの出演が決まりました。

 

本学科学生 岡山国文祭「あっ晴れ組」で活躍

2010年10月、第25回国民文化祭岡山 オープニングフェスティバルのステージナビゲーターとして、本学科の学生3名がオーディションに合格、「あっ晴れ組」として活躍しました。

写真はレッスン風景。