このページには表現文化学科の平成25年度の最新情報を掲載していきます。
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春のオープンキャンパス
3月22日(土)13時から春のオープンキャンパスが開催されました。
教員による学科の特色の説明後、3年の女子学生と、2年の男子学生が、「学生の視点からみた学科特性」について、話しました。
「社会に出て必要になるコミュニケーション力が身に付く学科です」、「個性あるいろいろな友人に出会える学科なので、友人に恵まれますよ」と自分たちの印象を話してくれました。
その後のミニ講義、曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」についても、興味深かったようです。
卒業パーティー
平成26年3月19日、就実大学の卒業パーティーが岡山駅前のホテルグランヴィアで行われました。
表現文化学科の卒業生も、級友や恩師との別れをおしみつつ、晴れやかな表情で写真を撮り合っていました。
文学散歩:赤穂城を訪ねる「忠臣蔵」ツアー
平成26年2月13日(木)、表現文化学科の学科行事「文学散歩」として、赤穂への日帰りバスツアーが実施され、希望者の学生約30名が参加しました。
日本の歴史に大きな足跡を残した「元禄赤穂事件」を描いた「忠臣蔵」世界の作品群は、その後の文学・芸能に多大な影響を与え、日本人のDNAにしみ込んだ物語世界となりました。しかし昨今、「忠臣蔵」を知らない世代は増えています。日本の表現文化の理解に不可欠な知見を得るため、今回は兵庫県赤穂市の赤穂城址周辺を訪ね、「忠臣蔵」世界を知る学習を行いました。
行きのバスの中では表現文化学科の中西教授による元禄赤穂事件と忠臣蔵文化のレクチャーがありました。文楽や歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」や萬屋錦之介主演のテレビドラマ「赤穂浪士」、ハリウッド映画「47RONIN」などの映像を、次々にバス備え付けのモニターに映しながらの解説でした。
今回は、3人の学生が実行委員となり、ツアーの企画・運営に携わりました。今回の企画のメインは学生の発案による「史跡探索ゲーム」。与えられたヒントをもとに4つの史跡を巡って証拠写真を撮って来るという、ウォークラリー的ゲームです。
上の写真は、探索ゲームの正解のひとつ、刃傷事件の第一報を伝えるために江戸から赤穂に急いだ藩士が、城下に入ってこの井戸の水で一息ついたと言われる「息継ぎの井戸」です。参加した学生たちは「陣太鼓を持った大石内蔵助像」といった簡単なヒントから、グループごとに赤穂城周辺の史跡を探し歩きました。スマートフォンで検索したり、地元のボランティアガイドさんに聞いたりしながら、次々に指定の史跡を見つけて行きました。
昼食後は赤穂市立歴史博物館を訪れ、忠臣蔵関係のビデオ資料を視聴した後、学芸員さんによる義士コーナー展示品の解説を熱心に聞いていました。ドラマなどでは必ず登場する赤穂浪士の「血判状」は実は存在していないと考えられることなど、意外な史実を数多く知ることが出来ました。
参加者からは「忠臣蔵に興味がわいた」「史跡探索ゲームがとても楽しかった」「(博物館の)浮世絵の繊細さに感動した」といった声が聞かれました。
三宅ちぐさ教授 最終講義「古辞書研究 再出発に向けて」
平成26年1月27日(月)、本年度末で定年退職される表現文化学科教授 三宅ちぐさ先生の最終講義が行われました。R204講義室は、本学科学生はもとより他学科の学生や卒業生、教員などで満員です。登壇した三宅教授は、「古辞書研究 再出発に向けて」と題して自らの研究生活を振り返りつつ、古辞書研究の意味を講義しました。
これからも基礎的研究を地道に続けたいと旺盛な意欲を述べて約1時間の講義を終え、教室は大きな拍手に包まれました。
研究はもとより親身で丁寧な学生指導に尽力された三宅先生。本当にお疲れ様でした。これからもお元気で研究を継続されんことをお祈りいたします。
なお、三宅教授は平成26年度は非常勤講師として研究指導等に当たります。
公開学術講演会報告:「朗読の魅力」青木裕子氏(元NHKアナウンサー)
平成25年11月16 日(土)本学R館6階の大講義室にて、本年度の表現文化学会学術記念講演会が開催されました。
講師の青木裕子氏は、津田塾大卒業後、NHKに入局し37年間、現場アナウンサーとして活躍されまた方です。22年に退職され、私費を投じて軽井沢朗読館を設立し、朗読の普及に尽力されています。また中軽井沢図書館長を兼任されてもいます。氏は作家でもあり、著書『再婚トランプ』(朝日新聞社)はTBSの昼のドラマとして放映(平成10年)されました。朗読の第一人者として、多くの作品の朗読に臨んでいらっしゃいます。中でも、難病の患者さん達に、各界の人々からのメッセージを朗読した『あなたには明日生きる意味がある』(NPOキャンサーリボンズ)や、元ハンセン病患者桜井哲夫氏の詩の朗読など社会問題を問いかけた活動は特筆すべきでしょう。最近は、アンドレ・ジャピーのシムーン機墜落を救助した脊振(せぶり)村民を題材にして、高樹のぶ子氏が、作品化した「アンドレの翼」の朗読会を、ジャピーの出身地ボークール市で開催されています。この会は、ボークール市長も朗読のため登壇し、市民に熱狂的に受け入れられたそうです。
今回の演題は、「朗読の魅力」です。日本を代表するプロデューサーで、現在はTBSの顧問の鴨下信一氏の朗読の「100 check—points list」から、要点を紹介しながら講演は展開しました。美しい、いい声で朗読しようなどと身構えないほうがよいそうです。身構えてしまうと、声のほうばかりに注意がむいてしまい、そんないい声の朗読は、時間が経つうちに、聴衆から飽きられてしまうのだそうです。相手に伝えたいと思う気持ち、これをまず、朗読者は、しっかり自分で摑むことが大切で、「風呂場のタイル」のように均質な美しい声で一貫して朗読するなど、日常生活で不自然なことは、やはり朗読でも奇妙に目だってしまうようです。「赤いバラ」、「白いバラ」、発音すればはっきり分かるように、我々は、名詞の部分の発音を使い分けて、自然と色彩の雰囲気の相違を作り出す発声を行っているのだそうで、日常の自然作用に任せたほうがいい朗読ができるそうです。
こうした説明の後、童話作品を二作、加えて、芥川龍之介「羅生門」の朗読をお聞きしました。朗読が始まると会場は、ひときわ、しんと静まり、作品の雰囲気に同化していきました。
「羅生門」を心理サスペンス劇のように、下人の呼吸と同化して作品の生成に立ち会った時間でした。荒廃した洛中の様子と、切迫した下人の息使いもが彷彿として浮かんできた経験など初めてです。朗読の魅力の要諦を教えていただいた、貴重な講演でした。講師の青木氏と会を支えてくれた、スタッフと学生の皆さんに、お礼を申します。
古典芸能鑑賞:桂文之助襲名披露を見に行く
表現文化学科では、「見る・聞く・触れる」の実感教育の一環として、1年生を対象としてクラスごとに能や古典落語などの古典芸能鑑賞の機会を作っています。
1年次生のうち2クラスでは、10月29日に岡山コンベンションホール(ままかりフォーラム)で行われた、朝日上方落語「桂文之助襲名披露」に出かけました。故・桂枝雀一門の桂雀松さんが江戸時代から続く大名跡である「文之助」を継ぐお披露目の公演です。桂ざこば、月亭八方、桂南光など芸達者なメンバーで、襲名披露の口上のあと、桂紅雀「道具屋」、月亭八方「千両みかん」、桂ざこば「肝つぶし」、桂南光「いたりきたり」、桂文之助「片棒」を楽しみました。
以下は学生の感想です。
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最も感動したのは、空気の作り方でした。口上では、笑いを取りつつ、口上の最後には「お静かに」の言葉もなしに会場を静粛な雰囲気にしてしまいました。また、身振り手振り、声音で、場の滑稽感や緊張感を、作っていました。会場の空気を意のままに操っており、仕草、表情、声音で、ここまで空気は作れるものかと非常に感動しました。
会場の笑い自体も、中トリと大トリでピークが来るように作られていて、最後まで観客をつなぎ止めていました。中でも、大トリの前の落語は、笑い疲れはしないけれど、終始くすりと笑いが漏れるような落語で、落語というのは一人一人独立しているものではなく、全体で作るものなのだ、と思いました。
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話のアレンジや演目のためかとも思いますが。ブラックユーモアが含まれ、サゲもえげつない演目もありましたが笑い話となっていて気にならないことが印象的です。死や病を笑いで飛ばすという先生の話に納得しました。
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扇子にせよ座布団の上の演技にせよ、かなり限られた状況から舞台がつくられる様は演技者の力量や技術が伝わります。また、折り重なった歴史のある落語の形式というものもあるのでしょうか。落語が伝統芸能として今日まで続けられてきたのも、こういった形式や技術などが伝えられてきた結果かと感じました。
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話はどれもおもしろく、また同時に引き込まれていきました。(ざこば「肝つぶし」では)兄が妹を殺すのかとハラハラしました。あのシーンは、1番息をのみました。
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若者が私達しかいなくて高齢者ばかりだなぁとも思いました。でも、面白さは若者でも分かります。
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私が一番印象に残ったところは、みかんの話です。食べる動作や音を工夫しているところがすごいと思いました。
落語は特に変わった小道具を使ったりせずに自らの作り出す音や動作で客席のひとたちに、お話を想像させやすくしているのだなと思いました。どんな動作にしても、本当にその動作をしているように見えたりしたので、お話に引き込む力がすごいなあと思いました。
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始めは正直落語は難しいから分からないだろうと思っていましが、いざ聞いてみるととてもおもしろかったです。
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私が昨日の落語会でとにかく思ったのは落語家はすごすぎる、ということです。あんなに大勢の人の前で長時間、一人何役もこなしながら話続けるのはとても難しいことだと思います。こんなにも難しいことなのに落語家のみなさんは、とても楽しそうに喋っておられました。人間として学ぶところがたくさんありました。
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今年の夏も充実! 夏季集中講義のご紹介
表現文化学科では、マイム俳優いいむろなおき先生と俳優多田慶子先生をお招きして、集中講義を開催しています。
今回は、多田先生の授業のご紹介です。
「自分の発しているシグナルを知る」「相手を観て、聴いて、感じる」「からだからの声に耳を澄まし、生きたことばを発する」等を課題にして行われた講義の合間に、
先生ご自身が「じごくのそうべえ」を演じてくださいました。
以下は、履修学生の感想の抜粋です。
〇ひとりであれだけの表現を分けられるのかと驚いた。
〇演技を見て想像が出来た。感動!
〇一人で何役もしているのに話し方などにそれぞれ特徴があり、よくわかりました。私も他の人にもわかるようにしていきたいです。
〇声だけでなく顔や身体全体を使っていて、とても勉強になった。
〇流石はプロだなと思いました。一人で音も場面の変化も全て表していて、迫力がすごかったです。
〇もう何と言葉にしていいか表せないです。すごかった。
〇一人で6人くらいの役を演じ分けられており、本当に感動しました。
一流のアーティストに直接学べる授業は実に貴重です。
表現文化学科では、「見る、聞く、触れる」、こころとからだに届くプログラムを用意してお待ちしています。
紀伊山地の霊場と参詣道を訪ねた「実地調査」
9月10日~12日の3日間、本学科の専門科目の一つ、「実地調査」を実施しました。昨年に引き続き、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を訪ねる調査旅行で、今年は北部の高野山を中心にめぐりました。
初日、高野山の霊宝館では、運慶作の八大金剛童子(6体)を拝見。はからずも数人の学生が、「小学校のクラスに必ずひとりはいたような顔だよね」と同じ感想をもらしました。どの美術全集にも載る名作で、写真をみただけでも、その無垢で、凛とした表情に惹かれますが、他に拝観者のいないなか、ゆったりとホンモノに接していると、微笑寸前の表情に映る瞬間もありました。
このほか、金剛三昧院での朝の勤行、道成寺での縁起絵巻の絵解き、和歌山県立博物館でのバックヤードツアーなど、教室を離れて、非日常の空間に遊びました。
レポートの課題は、「見て、聞いて、触れて、わかったこと」。事前の調査、現地での報告を土台に、学生が何を感じ取ったのか。レポートの内容が楽しみです。
オープンキャンパス風景(8月)
今回も教室が最後列まで満席になるほどたくさんの来場者がありました。ご来場ありがとうございます。
写真は日本美術史・博物館学の土井教授によるミニ講義の様子です。
午後は学科相談や自己推薦入試の登録があり、学科のブースには次々と受験生が訪れてくれました。
オープンキャンパス風景(7月)
7月20日、21日のオープンキャンパスの写真を掲載します。教室がいっぱいになるたくさんのご来場ありがとうございました。
学科長による学科説明のあと、3年生Y君が表現文化学科の魅力を語りました。表現文化学科では、人前でしっかりスピーチができる表現力が養われることも身を以て証明してくれました。引き続いて1年次必修科目「口頭表現」より「聞き上手になろう」と題するミニ講義があり、次に身体表現と文章表現のワークショップが、それぞれ会場を分けて開催されました。
昼食をはさんで、午後は自己推薦入試の登録と学科相談が行われました。
次のオープンキャンパスは8月25日(日曜)です。
学科長による学科説明 在学生による「表現文化学科の魅力」説明
ミニ講義「聞き上手になろう」 ワークショップ「身体表現」 ワークショップ「文章表現」
表現文化のつどい「リズムを踊る・躍動のアフリカンダンス ~現地プロダンサーを招いて~」
2013年6月8日(土)午後1時より2時間半、体育館多目的ホールにて、「就実表現文化のつどい2013」を開催した。8回目にあたる今年度は、講師にセネガル共和国出身の伝統舞踊プロフェッショナルダンサー ABDOU BAYEFALL(アブドゥ・バイファル)氏、そしてコーディネイターにアフリカ音楽及び舞踊の研究者武鑓夏美氏を迎え、トークを交えながらのアフリカンダンスワークショップとなった。
昨年四月より中学でダンスが必修化され、マスコミではダンスを扱う番組を目にする機会が増えてきた。ダンスへの注目は、コミュニケーション能力や活力の低下が懸念される現代、全身活力に満ちた若い世代への期待を反映するものかもしれない。一方で、私たちは、ストリートダンスの源流とされる地についてあまり知らない。その発生には、奴隷として米国に連行されたアフリカの人々が深く関わっているといわれる。ダンスを単なる運動の型と捉えて表面的に模倣するのではなく、源流を引き継ぐ本物と引き合わせ、彼らが踊る必然を肌で感じ取ってもらいたい、これが今回の趣旨であった。
今回の企画では、「リズムと一体となって踊る」を体感してもらうため、十数台に上るジェンベ(山羊の革で作られたアフリカの太鼓)を会場に持ち運び、参加者自らが演奏し、また専門家の生演奏をバックに踊るという体験をしてもらった。さらにトークタイムでは、西アフリカの伝統舞踊がどのような意味を持って振付けられ、どのように継承されているか、また農村部と都市部における違いをダンスの構成や踊られる場、ダンサーの資格や生計の立て方等の観点から比較し、伝統の継承を通して、西アフリカの文化や価値観に触れることができたように思う。今年度のつどいは「自国家・自民族中心の思考・行動を脱し、地球の利益の観点から自覚と責任をもって連帯や協力を求め、問題解決に向かうグローバル・シチズンを育成する」グローバル教育の一環としても有意義なひと時となった。
当日の動画 (←WMVが再生できる環境の方はご覧ください。約1MBあります。)
川崎剛志教授 奈良国立博物館公開講座に登壇
5月4日(土)、表現文化学科の川崎教授が、奈良国立博物館特別展「當麻寺ー極楽浄土へのあこがれー」の公開講座に登壇しました。
題目は「〈寺史〉のなかの役行者―當麻寺は役行者の旧跡に建つ」。當麻寺が本来備えていた多彩な信仰のうち、山岳信仰に光を当てて話しました。
新入生研修旅行
4月12、13日、新入生研修旅行が1泊2日で行われました。今年の行先は京都です。
初日は岡山駅に集合し、新幹線で京都へ。貸切バスに乗り換えて洛北の鞍馬に向かいます。京の都を北方の外敵から守る祈りをこめて毘沙門天が祀られるこの地、源義経が幼少期を過ごしたことでも知られ、牛若丸が大天狗に剣術を指南されたという伝説も残る鬱蒼たる山です。鞍馬寺の急坂、急勾配の石段を登り、本殿講堂・霊宝殿を拝観しました。
霊宝殿は1階が鞍馬山の自然に関する展示、2階にはゆかりの与謝野晶子・鉄幹に関する展示、3階には仏像が奉安されています。毘沙門天像を中心とした国宝・重要文化財等の貴重な仏像を拝観しました。
<岡山駅> <前のバスからピース> <昼ごはんも京都風>
<鞍馬寺> <元気に登ります> <本殿講堂>
<霊宝殿> <本殿講堂> <本殿前の桜>
続いて京都国立博物館へ。桃山時代から江戸初期の京都で活躍した狩野山楽・山雪の特別展が行われていました。雄大な構図とリアルな描写で知られる「龍虎図屏風」をはじめ、名品の数々を鑑賞しました。
就実大学人文科学部は奈良・京都国立博物館のキャンパスメンバーズになっています。人文科学部の学生は学生証を持参すれば、いつでも何度でも、通常展に無料で入場できます。また特別展も割引料金で観覧することができます。
翌2日目は、クラスごとに分かれて京都を自主研修です。クラスごとに計画した思い思いのコースで、京都の歴史と文化に触れながら、新しい友達との交流を深めました。