養護実習予定者が岡山市内の公立小学校の歯科検診を見学しました。見学した3年生の感想を紹介します。
「歯科検診は養護教諭の腕の見せ所と感じました」(3年生SUさん)
私自身は小規模校の小学校に通っていたため,大規模校で行う歯科検診にとても驚きました。1,000人の児童の歯科検診をスムーズに実施するためには,早い時期からの念入りな計画や他の教員からの協力が必要であるということを知り,非常に勉強になりました。
実際の様子を見て,歯科検診は,児童にとって口腔の健康を知る学びの場であり,学校にとっては実態調査の貴重な機会となること,そして養護教諭は歯科検診の中核的人物で,関係者を繋ぐコーディネーターであることを実感しました。小学校での歯科検診は一大イベントであり,大変ではあるが、養護教諭の腕の見せ所だと感じました。また,学年による児童の行動の違いやそれに応じた先生方の対応の違いを観察することができ,とても良い勉強となりました。
健康診断の実施は,養護教諭にとって重要な仕事です。私も,先生方のように計画力があり,他の教員や学校歯科医さんたちと連携できる養護教諭をめざしていきたいです。