教育心理学科1年生が7月2日岡山市内にある総合医療福祉施設「旭川荘」へ見学に行きました。見学した1年生の感想を紹介します。
「障害の重さは環境によって変えることができる」と、旭川荘の職員の方がおっしゃったことが印象的だった。職員の方々は、利用者の方が自分の障害を重く感じないような支援や関わり方を心掛けていた。このお話を聞いて、施設側の配慮や工夫をより深く知ることができた。
竜ノ口寮は、主に車椅子生活をしている身体障害者の方が利用されていた。ここは利用者の方が普段の生活ができるような「家」だった。そこでは、誕生日に利用者の方の意向に沿ったメニューを提供したり、スポーツや手芸などは好きな時間にできるようにしたりなど、一人一人の主体性を重視していた。これは私が目指す特別支援教育で最も大切なことだと思うので、とても勉強になった。
今回、旭川荘の職員や利用者の方々が見学の場を提供してくださったおかげで、私は自分の夢に一歩近づくことができたと思う。これからも施設などでのボランティアや実習で、特別支援教育に必要なことを積極的に学んでいきたい。
1年生S.A.さん