養護教諭希望の2年生18人が4月22日にS中学・高校の歯科検診のボランティアに参加しました。参加した2年生のレポートから,歯科検診ボランティアで得た学びや課題を紹介します。
○先輩とペアでボランティアを行ったが,歯科医への気配りや生徒一人ひとりに声かけをする姿を間近で見て,コミュニケーションのしかたを学べた。
○器具の追加や片付け,ミラーが曇らないための工夫が分かった。記録もやっているうちにどんどんスムーズにできるようになった。
○事前に勉強したはずだったが,意味が分からない記号に動揺してしまった。ただ記録するだけでなく意味を正しく読み取り,子ども達の口腔の様子を理解できるようになりたい。
○記録する時,前年度の結果を見ながら「きちんと治療しているかな」,「なぜ治療していないのかな」などと思った。検診後の指導の大切さを改めて感じた。
○医師に分からない専門用語を教えていただき,積極的に学ぶことができた。
○専門知識を確実に身につけることが絶対的に必要で,ボランティアなどで経験を積むことが大切だと感じた。
○実施のためには,養護教諭にも経営力が必要であることがよくわかった。
○養護教諭の「コーディネーターの役割」の意味がよく分かった。
○授業だけでは,持つことができなかった自信をつけることができた。意欲的に取り組む姿勢が必要であることを知った。
○楽しさだけでなく大変な面もあったが,終わった後は達成感とまたやってみたいというやりがいの気持ちでいっぱいだった。今回の課題を克服し,また来年も参加したい。