一学期は,どの学校でも様々な健康診断が行われています。歯科健診もそのひとつで,毎年口腔を診ることで発育状況を確認したり,異常を早期発見したりします。4月末,S中学校・高校で行われた歯科健診に,2年生のボランティア学生と鈴木ゼミ3年生が記録係として参加しました。初参加の2年生の感想から,経験したからこそ学べたことや,今後の課題としてつかんだことを紹介します。
初めて歯科検診の記録で,事前練習は行ったものの緊張と不安は拭えませんでしたが,後になるほど記録のペースが早くなっていったと思います。多くの生徒数でしたが無事最後までやり遂げることができました。大規模校の健康診断,記録の仕方や意味も知ることができ,本当によい体験をさせてもらいました。(2年CN)
参加して分かったことがいくつもありました。健診をスムーズに行うための小さな工夫(口中で曇らないための工夫など)や,奥歯にCとCOが多いという実態などです。今後の保健指導の必要性を感じました。ペアになった先輩は,歯科医との事前連絡や不安げな後輩の励ましもされして,頼もしく思いました。(2年RH)
検診を嫌がる素振りなど,表情や会話などから様々な生徒がいることが分かり,ひとりひとりと向き合う良い機会になりました。今回得た知識や気づきをどうように生徒の健康意識を変えていくことができるのか,今後の課題として考えていきます。(2年ES)