就実大学・就実短期大学

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教育心理学科 NEWS & TOPICS 2011

クラス会 2012/2/15

 

就実大学では,1年生の時から所属するクラスがあります。クラス会はランチタイムやディナータイムに開かれることが多く,無料です。

 

大学ではホームルームのような時間はありませんし,履修する授業もまちまちですから,出会うことができる友人も限られてきます。

 

時間を調整して開くクラス会では久々にある人も。おいしい食事,楽しいおしゃべり,先生からのアドバイスなど,あっという間のひとときです。学生生活のアルバムが少しずつ増えてきます。

 

クラス会で手巻き寿司

 

 

初年次教育Ⅰ・Ⅱ 2012/1/25

 

初年次教育ⅠとⅡは,高校とは違う大学での学びのためアカデミックスキルを中心に勉強しています。

 

前期にある初年次教育Ⅰでは,レポート作成に必要な情報検索法などの基礎的なスキルやレポート作成を実践的に学びます。

 

また,後期にある初年次教育Ⅱでは,「出生前診断」,「裁判員制度」,「中学生以下の携帯電話所持」を題材にして,KJ法・ディベート・プレゼンテーションを行い,各テーマについての知識を深めるとともに各テーマの問題点を考察することによって,課題に対する解決能力の向上を図ります。

 

ディベート

プレゼンテーション

 

岡山心理学会第59回大会が終了しました 2011/12/26

 

12月17日(土)に岡山心理学会第59回大会が就実大学・就実短期大学主催(就実大学教育心理学会協賛)で行われました。教育心理学科中心の実行委員(教員14名)と学生スタッフ(6人)が心のこもった運営を心がけました。

 

プログラムはポスター形式の研究発表36件と招待講演(一般公開・無料)。講演では,心療内科・精神科医師の高田広之進先生(たかたクリニック院長)が「心を育てる子育て―精神科医からの提言―」と題して,ご自身の生育過程や豊富な臨床経験を踏まえた子育て論を展開されました。

 

プログラム終了後,学生会館地下食堂で懇親会が開かれ,会員相互の親睦を深めました。

 

ポスター発表

懇親会

高田先生講演会

 

学校支援ボランティアへの参加 2011/12/19

 

 

教育心理学科には,県内の小中学校で学校支援ボランティアに参加している学生がいます。

 

学校では,教室や運動場で活動する子どもに寄り添ったり,保健室で子どもに対応される先生の手伝いや掲示物の作成などをしています。学生は,子どもと接することで自分の子ども時代を思い起こしたり,現場の先生から多くのことを学んだりしています。

 

また,学生自身が子どもの時には気がつかなかった数多くの配慮を知ることで,将来の進路を考える大切な機会にもなっています。

 

保健室で掲示物作成の手伝い

生徒と一緒にパソコンで資料作り

 

 

岡山心理学会開催のお知らせ 2011/11/30

 

岡山心理学会第59回大会が12月17日(土)に本学E館で開催されます(主催:就実大学・就実短期大学,協賛:就実大学教育心理学会)。

 

プログラム内容は,ポスター形式の研究発表と招待講演会(14:50〜15:50)です。

 

招待講演(無料・一般公開)は,心療内科・精神科医の高田広之進先生(たかたクリニック院長)が「心を育てる子育て―精神科医からの提言―」と題して,児童期・思春期の子育ての秘訣や親子関係のあり方など,具体的で示唆に富む講演をされます。

 

地域の皆様ぜひおいでください。

 

 

なでしこ祭開催 2011/10/22・23

 

就実大学・就実短期大学では,10月22日(土)と23日(日)になでしこ祭を開催しました。オープンキャンパスも同時開催で,教育心理学科では学生有志が中心となって3つのイベントを企画しました。

 

「健康チェックコーナー」では,身長体重から聴覚・視覚検査まで健康チェックができるイベントを保健室ボランティア研究会の学生さんが実施しました。小さなお子さんから大人まで,みんな楽しみながら健康の振り返りが経験できたようです。

 

学生有志で企画した「みんなで遊ぼう!キッズタイム☆」は,子どもたちが大好きな曲や歌に合わせて一緒に踊り,運動する楽しいイベントでした。赤ちゃんから小学生,お父さん,お母さん,みんなで歌って踊りました。工作も大学生のお兄さんお姉さんに手伝ってもらいながら,子どもたちみんな笑顔でかわいいおもちゃを作りました。

 

プレゼミの認知心理学研究会の学生さんは「錯覚ギャラリー・心理検査体験」を企画しました。錯覚ギャラリーでは,錯視を見て,驚きの声を上げていました。また,鏡に映った虚像を見ながら迷路を鉛筆でたどる「鏡迷路」を体験し,みなさん楽しんでいました。

 

来年のなでしこ際でも,新しいイベントを学生のみなさんが企画してくれるでしょう。来年のイベントを楽しみにしておいてくださいね。

 

健康チェックコーナー

何を測っているのかな?

みんなで遊ぼう!キッズタイム☆

 

みんなで遊ぼう!キッズタイム☆

いっしょにおどろう!

錯覚ギャラリー

何が見えますか?

 

第3回オープンキャンパス開催 2011/8/21

 

8月21日(日)にオープンキャンパスが開催されました。

 

朝から雨が降っていましたが,教育心理学科のガイダンスやミニ講義を聴きに,高校生の皆さんがたくさん来場しました。

 

ガイダンスでは,教育心理学科で学べる「支えケアする」ための専門的な授業について鈴木准教授から説明がありました。

 

ミニ講義は,岩佐講師が「感情」をテーマに話をしました。感情はネガティブなものでもポジティブなものでも,人が環境に適応して生きるために必要なもので,感情とうまく付き合うことが必要だということがよく分かるものでした。

 

午後からは,学科相談と自己推薦入試の登録がありました。高校3年生の皆さんは,もうすぐ始まる入試に向けて,真剣な気持ちで相談していました。教育心理学科の先生方も丁寧に相談を受けられていて,相談をした高校生の皆さんは本学の先生方の温かい雰囲気に触れられたのではないかと思います。

 

次回のオープンキャンパスは,10月22日(土),23日(日)です。学園祭の「なでしこ祭」と同時開催ですので,本学と本学科の雰囲気を同時に体験できますよ。皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

 

学科ガイダンス

 

岩佐講師によるミニ講義

 

学科相談と自己推薦入試面談・登録

学科長や学生さんとのフリートーク

 

 

ボランティア活動の中での学び 2011/8/1

 

教育心理学科では「支えケア」する人材の養成を目指していることもあり,学生の皆さんは1年生の時から積極的にボランティア活動に参加しています。今日は,子育て支援に関連したボランティア活動を紹介したいと思います。

 

 

小さいお子さんを持つお母さんが,フラを学びながら心身ともにリラックス,リフレッシュする講座(本学科の山田先生が講師)のボランティア活動を学生が担当しています。活動内容は,お母さんたちが講座を受講しているすぐ後ろで,学生がお子さんと一緒に遊び,子ども向けのダンスを教えることです。

 

子どもの遊びやコミュニケーションに合わせて関わること,危険への予防と対処について学生が積極的に話し合い,毎回工夫を重ねています。

 

学生にとっては,授業で学ぶ子どもの発達に関する知識と,実際に子どもと関わる経験が合わさることにより,深い理解へとつながる大きな機会となっています。


参加したお母さん方から好評のボランティア活動で,子育て支援を通じながら,子どもに寄り添った関わり方やお母さんとのコミュニケーションを深めています。

第2回オープンキャンパス開催 2011/7/23-24

 

7月23日(土),24(日)に2回目のオープンキャンパスを開催しました。


夏らしい爽やかな晴れの日に恵まれ,たくさんの高校生が教育心理学科に来てくれました。

 

教育心理学科ガイダンスでは,1日目は堤学科長,2日目は北川学部長から「支えケアする」ことに焦点を当てた本学科での学びと資格について説明がありました。

教育心理学科の学生さんは,学生生活や学習の仕方など具体的な内容の話をしてくれました。

 

ミニ講義1日目は,岡田准教授の「心がわかる? 何のこと?」というタイトルで,広汎性発達障害(自閉症)の障害体験ができる内容でした。人の気持ちがわかるということは,さまざまな感覚を駆使して獲られているのだと身をもって体験できました。

 

ミニ講義2日目は,郷木教授の「養護教諭(Yogo Teacher)のしごと」というタイトルで,養護教諭の役割や歴史を考える内容でした。養護教諭は世界でも日本独自の制度で,学校保健の管理だけでなく,教育者としての役目,心身をケアする役目,コーディネーターとしての役目など多くの役割を持っていることが分かりました。

 

午後からは,学科相談と自己推薦入試面談・登録がありました。「教育心理学科フリートーク」では,勉強の仕方や大学生活について在籍学生が親身になって話してくれました。

 

8月21日(日),10月22日(土)・23(日)にもオープンキャンパスが開催されますので,ミニ講義や学科相談を受けて,教育心理学科を体験しに来てくださいね。

 

学科ガイダンス1日目

 

学科ガイダンス2日目

 

岡田准教授によるミニ講義

 

郷木教授によるミニ講義

 

学科相談1日目

 

学科相談2日目

 

学生さんによる学科紹介

学生さんとのフリートーク

 

教育心理学科教員の研究論文の紹介 2011/7

教育心理学科教員が最近発表した研究論文を紹介します。

 

 

石山貴章先生 研究論文

 

 

・石山貴章,八波清彦著 「特別支援学校生徒に対する「ボランティア体験活動」から見えてきたもの」『応用障害心理学研究』 Vol. 10.

 

青少年体験活動総合プラン「子ども・若者育成支援のための体験活動推進事業」に基づく「阿蘇わくわく自然体験塾」における取り組みの実際を,学生ボランティア,引率教員,保護者という3つの位相から分析していくことを通して,本活動のもつ意義と今後の課題について明らかにしていったものです。

 

 

・春野聡子,石山貴章著 「障害者のきょうだいの思いの変容と将来に対する考え方」『応用障害心理学研究』 Vol. 10.

 

障害者をきょうだいに持つ青年期の者が抱く,障害のあるきょうだいの将来に対する思いや不安,葛藤等の内的側面を明らかにすることを目的とし,きょうだいの思いの変容に関するモデルを構築したものです。

 

 

岡田信吾先生 研究論文

 

岡田信吾著 「子どもの実態をたくさんの方法でしっかりと引き継ぐ」『特別支援教育の実践情報』(2011年4月号)明治図書

 

 

特別支援学校に在籍する個性豊かな子どもの実態をどのように引き継ぐか実践報告しました。

岡田信吾著 「がんばりカードの実効性を保護者と共有する取り組み」『平成22年度教育研究集録』 第19号,日本教育公務員弘済会岡山支部

 

 

がんばりカードを使った実践の効果を数量的な記録を用いて評価し,その効果を保護者と共有した実践報告しました。【個人部門 優良賞 受賞】

下山真衣先生 研究論文

 

下山真衣,園山繁樹著 「カリキュラム修正と前兆行動を利用した代替行動分化強化による激しい自傷行動の軽減」『行動分析学研究』 Vol. 25 (1), 30-41

 

激しい行動障害を伴う自閉症男児に対して,前兆行動を利用して予防的支援を行った研究です。行動障害は,それを起こす本人や周りの人たちに深刻な影響をもたらします。リスクを減らし,安心して学校生活をおくるための支援について考えた研究です。

 

第1回オープンキャンパス開催 2011/6/26

6月26日(日曜日)に,第1回目のオープンキャンパスが開かれました。

 

晴れたり,雨が降ったりと岡山の梅雨ならではのお天気でしたが,去年よりも多くの高校生のみなさんが教育心理学科の見学に来てくれました。

 

堤幸一学科長から教育心理学科での「支えケアする」学びについてガイダンスがあったのち,本学科所属の学生さんが,教育心理学科の授業の面白さや学習の仕方を話してくれました。高校生の皆さんも実際勉強中の学生さんの話が聞けて,教育心理学科のイメージが具体的になったようでした。

 

その後,石山貴章教授のミニ講義「障がいの世界」がありました。講義では,大学の授業では答えを教えてもらうのではなく,自ら調べ,学ぶことが求められること,障害についての表面的な知識を学ぶのではなく,その歴史や背景から理解を深めていくことの大切さについて,石山教授が話されていたことがとても印象的でした。

 

午後からは,学科相談と自己推薦入試面談・登録がありました。7月,8月,10月にもオープンキャンパスが開催されますので,ミニ講義や学科相談を受けて,教育心理学科を体験しに来てくださいね。

 

堤学科長による学科説明

 

学生さんによる学科紹介

 

石山教授によるミニ講義

学科相談と自己推薦入試面談・登録


 

初等教育学科主催の運動会に参加 2011/6/11

 

6月11日(土)に体育館で初等教育学科新歓実行委員会主催の運動会が開催され,教育心理学科の1年生も参加しました。運動会では,猛獣狩りでの自己紹介やグループに分かれてのドッジボールなどを行い,初等教育学科の1,2年生と交流しました。

 

ドッジボール

閉会式

 

教育心理学科教員の新刊のご紹介 2011/5

 

 

 

北川歳昭先生が分担執筆された著書『心理学概論―学びと知のイノベーション―』が出版されました(2011/4)。北川先生は第6「発達(発達心理学)」をご担当になりました。

 

内容紹介
「心理学の基礎を網羅することはもちろん,各章見開き1頁×5節立てによる構成,余白に散りばめたキーワードなど,協同学習に活かせる工夫が満載! 読んで楽しい,グループ学習でぐんぐん伸びる,参加型心理学入門!」(出版社HPより)

 

編集者:小野寺孝義・磯崎三喜年・小川俊樹
出版社:ナカニシヤ出版
ISBN:978-4-7795-0549-2

 

 


村中由紀子先生が分担執筆された著書『学びと教えで育つ心理学-教育心理学入門-』が出版されました(2011/3)。村中先生は第2章「発達とは―加齢で変化する―」をご担当になりました。

 

内容紹介
「時代的な要請に応え,『教育の再生』を目的とした心理学的な知識や技術を提供します。さらに章末には,読者自ら参加できる書き込み式の事例演習を掲載しています。」(出版社HPより)

 

村中先生ご担当の第2章では「発達の意義と規定要因について説明するとともに,発達にみられる一般的な問題を,原理・段階・課題の側面から論じています。」

 

 

 

 


石山貴章先生が単独執筆された著書『知的障害者の就労に関する雇用者の問題意識の構造』が出版されました(2010/4)。

 

 

 

 

 

内容紹介
知的障害者を雇用している現場でのフィールドワーク調査を通して得られたデータを基に,実際に雇い入れている雇用者側の障害者就労問題に対する意識の高さと現場内で生じているさまざまな問題の本質に迫っています。

 

出版社:風間書房
ISBN:978-4-7599-1795-6

 

 

研修旅行 2011/4/15-16

 

4月15日,16日に天候を心配しつつも,教育心理学科1年生で一路神戸へと研修旅行に行ってきました。


旅行1日目には神戸市立博物館を見学し,歴史的価値の高い美術品を鑑賞しました。その後,神戸市立青少年科学館では,体験を通して科学を学び,科学の面白さを再発見しました。

宿泊したホテルの夕食は,フレンチのフルコース。左右に並ぶナイフとフォークの数にドキドキしながらも,食事の飾り付けの可愛さや食事の美味しさに,いつの間にかリラックスしてみんなと楽しく時間を過ごせた1年生でした。

 

夕食の後は,みんなで考えたクラスアピールの時間です。どうしたら自分たちのことを知ってもらえるかな? どうしたらみんなが楽しめるかな? そんな思いがたくさん詰まった発表会でした。


2日目は,自由行動で神戸の異人館を回りました。明治に建築された洋館の美しさや趣のある街並みに,昨日博物館で学んだ神戸の歴史を実感することができました。その後,須磨水族館を見学し,岡山に戻ってきました。


1泊の研修旅行でしたが,4年間一緒に過ごす仲間と楽しい時間が共有できました。

 

神戸市内に宿泊しました

 

ホテルでの夕食

 

クラスアピール1

 

クラスアピール2

 

異人館 風見鶏の館

須磨海浜水族園 イルカショー

 

入学おめでとう 平成23年度 入学式 2011/4/1

 

教育心理学科新入生64人が入学宣誓式に臨みました。

 

全学の入学式のあと,学科別のガイダンスがE402教室でありました。堤学科長の挨拶のあと,学科専任教員の紹介,今後のオリエンテーションの日程案内等がありました。第1期生となった入学生は,緊張の中にも期待に胸を膨らませていました。