初等教育News 2011
グアム研修 2012/03/12~16
初等教育学科3年山下ゼミで「グアム研修」を実施しました.目的は,現地小学校(アガニアハイツ小学校)の視察および英語での授業実施です.事前に「折り紙とけん玉」の指導案・資料(英語版)を作成をしていましたが,・・・なかなか思うように授業はできませんでした.それでも学生たちは慣れない英語で子どもたちとコミュニケーションをとり楽しい授業となりました.
けん玉授業の様子 |
折り紙授業の様子 |
タモンビーチ |
フェアウェルパーティ |
保育所見学実習 2012/02/24
初等教育学科1年生(保育士資格取得希望者)が,岡山市内の協力園にて保育所見学実習を行いました.先生方や子ども達の笑顔で温かく迎えられ,実際の保育や子どもの様子を間近で観察させていただきました.保育を観察させていただいた後には,園長先生,主任保育士の先生と共に全体研修会を行いました.はじめに,園長先生から保育園の概要や保育理念について,わかりやすく説明していただきました.次に,主任の先生方から保育内容や保育に対する心構えについて,丁寧にお話いただきました.さらには,質疑応答の時間を設けていただき,学生は観察実習で疑問に思ったことを積極的に質問していました.学生は保育見学を通して,経験豊かな先生方のお話を直接聞き,実際の子ども達の生活に触れることで,保育園の生活や保育士という仕事について,深く学ぶことができました.学生達の見学実習後のレポートには,「保育士になる」という決意を新たに,自己課題に向かって意欲的に取り組もうとする意気込みが感じられました.最後になりましたが,保育所見学実習の趣旨に賛同し,多くの学生を温かく受け入れ学びの機会をつくって頂いた協力園の先生方に感謝すると共に,心よりお礼申し上げます.
卒業式 2012/03/20
3月20日,就実大学の卒業式が挙行されました.その後は学科ごとに卒業証書,免許・資格証書が一人ひとりに手渡され,
初等教育学科第2期生は,大学生活に名残を惜しみつつ 晴れやかに新たな第一歩を踏み出しました.
卒業式の様子 |
晴れ着姿の卒業生 |
卒業式が無事終わりました! |
なでしこ賞の授与 |
恩師へ歌のプレゼント |
ゼミナールの恩師・仲間とともに |
卒業パーティ 2012/03/19
3月19日,卒業式を20日にひかえ,ホテルグランヴィアで就実大学卒業パーティが開催されました.ドレスアップした卒業生は,友人や恩師との記念撮影や思い出話に花を咲かせ,楽しいひと時を過ごしました.
楽しいパーティの様子 |
|
施設見学 2012/02/13,20
来年度に施設保育実習を行う初等教育学科の2年生が岡山県立成徳学校へ施設見学に行きました.前半は成徳学校の敷地内を見学し,後半は職員の先生方に講話をしていただき,成徳学校での生活の様子を学びました.成徳学校は,児童自立支援施設の中でも「小舎夫婦制」で運営されている国内でも稀少な施設です.今回の見学は学生にとって貴重な経験となり,施設保育実習を行ううえでの心構えを新たにしました.
施設内の見学 |
担当職員の方による講話 |
2011年度卒業生 卒業研究発表会
2月14日と17日に,各ゼミナールの4年生が,これまでの卒業研究の成果を発表しました.4年生にとっては,自らの研究を冷静に振り返り,残された課題を確認する機会となり,また1・2・3年生にとっては,先輩の研究を具体的に知ることで,研究の基礎を確認・理解する機会となったのではないでしょうか.
緊張した面持ちの発表学生 |
大勢の後輩が発表会に参加しました |
連弾ミニコンサート開催 2012/02/03
本年度「音楽Ⅵc」(3年選択科目)で取組んだ成果を発表することを目的として,「連弾ミニコンサート」を開きました.大学入学後にピアノを始めた学生も多く含まれる中で,全員が意欲的にピアノ演奏に取組み,連弾用に編曲された《さんぽ》(久石譲作曲),《となりのトトロ》(久石譲作曲),《楽興の時》(シューベルト作曲),《別れの曲》(ショパン作曲),《パッヘルベルのカノン》(パッヘルベル作曲)を披露し,来場者から大きな拍手をいただきました.
連弾の演奏発表でした |
努力の成果を先生方も聴きにきてくださいました |
初等教育学科4年生茶話会の実施 2012/01/24
1月24日(火)16:30から本学V館地下食堂で,初等教育学科4年生を対象に説明会を実施しました.卒業研究の提出を終えて,これから3月までの日程や諸手続等について連絡がありました.この説明会後に,教員と学生との茶話会を実施しました.軽食を取った後,一同にゲームをしたり,学生の合唱があったりと楽しい一時を過ごしました.
おいしそうな料理が並びました | フルーツバスケットで大盛り上がり! |
お世話になった先生方へ花束贈呈 | 最後は全員の合唱で締めくくりました |
平成23年度就職懇談会 2011/12/1
12月11日に就職懇談会を開催しました.全体会のあと,初等教育学科では,小学校教諭,幼稚園教諭,保育士を目指す学生とその保護者を対象とした分科会として,今年3月に卒業した1期生の就職状況や本年度の各採用試験の結果報告を行いました.また,初等教育学科における採用試験対策への取組みや就実キャリアセンターによる就職支援等についての説明後,保護者の方々とゼミ担当者との個別面談を実施し,学生への就職支援について理解を深めていただく機会としました.
キャリア支援担当教員による概要説明 | 個別面談の様子 |
小学校教員採用試験体験報告会 2011/12/09
12月9日(金)に小学校教員採用試験体験報告会を実施しました.本年度,小学校教員採用試験を経験した初等教育学科4年生9名から受験で苦労したこと,工夫した取り組み等について参加者へ報告がありました.次いでグループに分かれて懇談しました.1,2年生の参加もあって熱心な質疑が続きました.来年度の採用試験に取り組む3年生にとっても有意義な時間となりました.
4年生一人ひとりが体験報告 |
後輩たちへ親身になってアドバイス |
初等教育学科4年生・黒岩由加子さん,日本理科教育学会で研究発表 2011/11/26
11月26日(土)に滋賀県大津市で日本理科教育学会近畿支部大会が開催されました.この中で初等教育学科4年生の黒岩由加子さんが,次のように研究発表を行いました.
発表題目「地域の化石を用いた小学校理科教材の開発-大学3年生を対象とした模擬授業から-」
○黒岩由加子(就実大学), 秋吉博之(就実大学教育学部)
黒岩さんは,岡山県北部で産出されるビカリアなどの化石を用いた小学校理科教材の開発について,本学3年生を対象とした模擬授業を踏まえて調査・研究を行っています.これまでに秋吉ゼミナールの学生と共に,岡山県勝田郡奈義町にある「ビカリア・ミュージアム」を訪れるなどして卒業研究を進めてきました.この研究の成果を日本理科教育学会で発表しました.
研究発表の黒岩さん |
大津市の研究会会場 |
平成23年度就実大学初等教育学会主催学術講演会 2011/11/13
初等教育学会では,去る11月13日に,小野田正利大阪大学大学院教授をお招きして,「モンスター・ペアレント論を超えて-保護者と向き合う気持ちと教職員の共同性」というテーマで講演会を開催しました.大変関心を集めているテーマでもあり,当日は,本学学生に加え,教育・福祉分野の教職員の方々や高校生など50名を超える外部の方の参加もありました.保護者は「モンスター(怪物)」などではなく訴えの多くには理由があること.その理由,背景に目を向け保護者の立場にたって考えることの重要性,様々な機関・専門家との連携や教職員同士支え合うことの大切さと,何よりも子どもたちとしっかり向き合う教職員であってほしいという願いを,現場の実例を交えながら,楽しく,熱く,温かく,お話しくださいました.
現職教師の方も多数ご参加くださいました | 講師の小野田正利先生 |
初等教育学科佐藤ゼミ合同合宿 2011/11/05-06
11月5・6日の一泊二日で3・4年生合同のゼミ合宿を福山市のハイロスハイマ幼稚園で行いました.一日目の午前中は幼稚園見学後、園児とかかわりをもちました.午後から4年生は卒業論文の進捗状況を、3年生は論文題目について発表しました.二日目は発表後、幼稚園行事の制作を手伝ったりと楽しく有意義なゼミ合宿となりました.
藤田ゼミ,カラフルテーマパーク開催 2011/10/29
初等教育学科藤田ゼミの学生が子どもたちと一緒に色と形を楽しむための造形ワークショップを開催しました.当日は,16名の親子が参加し,日常では経験できないダイナミックな造形活動を行いました.このワークショップでは,服もからだも汚してOKです.絵の具や粘土をからだ全体で使って,思いきり造形表現を楽しむことができました.図画工作・造形表現を研究するゼミ生にとっても,貴重な実践経験となりました.
スタンプを楽しむ「お絵かき広場」 | 様々なボールで描いた「色の道」 |
なでしこ祭オープンキャンパス 2010 10/22-23
初等教育学科1,2年生有志による「わくわくシアター」は,今年も盛り上がりました.幼児から小学生の小さな子ども達,保護者の方,オープンキャンパスに参加してくれた高校生,学生に大学教職員と,総勢100名を超える来場者で,会場の模擬保育室は熱気に包まれました.元気いっぱい「マルモリ体操!」,創作オペレッタ「あわてんぼうウサギ」,子ども達に大人気の「簡単工作」,どのプログラムも楽しんで頂くことができました.子ども達や保護者の方々の笑顔と,「楽しかったよ!」「ありがとう」の言葉に感動!これまで,夏休みや授業の空き時間に集まって,繰り返し練習とリハーサルを重ねてきた学生さんの表情も晴れやかです.
|
|
体育Ⅰ「救助法の実技」 2011/08/30, 09/01-02
体育Ⅰ:水泳授業を8月30・9月1・2日の3日間OSKスポーツクラブのプールで実施しました.今回は,初めて安全水泳・救助法も実施しました.学生たちは,初めての経験で「学校現場で役に立つ!」・「普段の生活にも役立つ!」との感想があり有意義な授業となりました.
みんなで水泳楽しい! | 命を守るための貴重な経験でした |
保育所保育実習 2011/08/18-09/09
保育実習は,「大学の授業では学べない!」貴重な経験がいっぱい!
「先生,鉄棒しよう」,「先生抱っこ♪」とかわいい子ども達の笑顔に囲まれ,絵本の読み聞かせや手遊び,集団ゲームなど指導実習にもチャレンジ!(緊張したよ~).毎日,夜中まで日誌や指導案との格闘!(眠たくても辛くても頑張った!).大変なこと,出来なくて涙が出たこともたくさんあったけれど,子ども達の元気,先生方の優しさ,家族や仲間に支えられ,乗り越えることができました.この貴重な経験をこれからの修学に活かし,ステキな先生になります!
平成23年度教育懇談会開催 2011/09/17
9月17日(土)に教育懇談会を開催し,雨の中,多くの保護者の皆様にご参加いただきました.全体会では,後援会会長及び学長の挨拶ののち,就実大学名誉教授の柴田一氏による楽しく有益な講演「昔は今の知恵袋」に聞き入りました.午後からの学科行事として,初等教育学科では学科説明,教務に関する事項の説明,学生生活についての注意事項,キャリア支援に関する説明等を行いました.また,その後の保護者の方々とクラス・ゼミ担任との個別面談を通して,大学教育と家庭とのより一層の連携を図る機会となりました.
今年度も多くの保護者にご参加いただけました | 個別面談の様子 |
藤田ゼミ北村望さんによる「オーバーオールシアター」発表 2011/08/26
初等教育学科藤田ゼミに所属する4年生北村望さんが,就実教育実践研究センターが開催する「親子ふれあいタイム」にて,自身が考案・制作した「オーバーオールシアター」を発表しました.当日は30組を越す親子が訪れ,オーバーオールから次々と動物が飛び出すしかけに子どもたちは大喜び.保護者の方々にも楽しんでもらえた様子でした.この発表は卒業研究の一環であり,今後子どもたちの反応などを検証し卒業論文としてまとめる予定です.
ワニにびっくり!素材にも工夫を凝らしています | 背が高~いキリンに夢中の子どもたち |
卒業生を囲む会-幼保採用試験対策- 2011/08/25
8月25日に,公立保育所に就職した卒業生を就実大学に招いて,これから採用試験を受ける学生との交流会を行いました.まもなく始まる公立幼稚園教諭・保育士採用試験に向けての学生からの積極的な質問に対して,卒業生からは具体的なアドヴァイスが寄せられました.採用試験突破に向けて,がんばりましょう!
話を聞く表情も真剣です | 採用試験突破するぞ~! |
オープンキャンパス開催 2011/08/21
8月21日(日)に就実大学オープンキャンパスを開催しました.初等教育学科では「学科ガイダンス」に引き続き,渡邊言美講師によるミニ講義「ラジオ体操のはじまり」を行いました.ミニ講義では,現在も多くの小学校等で実施されているラジオ体操の歴史について,その誕生の経緯や現在までの変化を概説しました.なぜ生命保険会社でラジオ体操を実施したのかなど,クイズ形式で高校生に答えてもらいながら講義を行いました.現在学校や保育所に当たり前に存在するものの歴史についてなかなか知る機会のない高校生も,さまざまな図表や音楽を用いた説明により,理解と興味を深めることができました.
渡邊講師によるミニ講義 |
学科相談にも気軽にお越しください! |
オープンキャンパスでミニ講義を実施 2011/07/23, 24
7月23日(土)
7月23日(土)に就実大学オープンキャンパスを開催しました.初等教育学科では,「学科ガイダンス」と柏まり講師によるミニ講義「ともだちっていいな」を模擬保育室にて行いました.ミニ講義では,初等教育学科2年生5 名の有志といっしょに,子ども達の大好きな手遊びや伝承遊びを体験しました.最後には,初等教育学科恒例の「猛獣狩りゲーム」を参加者全員で行いました.初めは恥ずかしそうにしていた高校生も,まわりの仲間に刺激されて,しだいに元気な声や笑顔があふれていました.初めて集まった仲間ですが,ゲーム終盤には参加者全員の「一体感」を感じることができました.初等教育学科2年生から高校生へ向けてのメッセージでは,学生生活について,実習について,サークルやボランティア活動についてなど,2年生の言葉に真剣に耳を傾けていました.
本田教授による学科ガイダンス | 柏講師によるミニ講義 |
7月24日(日)
7月24日(日)の就実大学オープンキャンパスにおいて,初等教育学科では「学科ガイダンス」と古山典子准教授によるミニ講義「音楽科教育における『鑑賞』―楽曲分析によるアプローチ」を行いました.ミニ講義では,小学校の音楽教育において鑑賞活動を扱う意義について,子どもたちに音楽の聴き方を学ばせる場として重要な意味をもっていることに言及しました.その後,「音楽の聴き方を学ぶ」ということを実際に体験するため,Ludwig van Beethoven作曲《交響曲第5番》第1楽章の前半部分のスコア(総譜)に対して,3種類のモチーフをスコアの中から見つけ出し,色を塗っていく作業を行いました.スコアの中に隠されている数多くのモチーフを探し出す作業に高校生は真剣に取組み,それらが巧みに組み合わされて曲が成り立っていることを楽譜の上で確認しました.その上で,再度演奏を聴き,自分自身の音楽の聴き方が変化したことを実感しました.
古山准教授によるミニ講義 |
在学生によるフリートークコーナー |
山下ゼミにて「自然体験学習」を実施 2011/07/02,03
山下ゼミ3年生を対象として7月2,3日に「山の自然体験学習」で大山登山を実施しました.大山寺周辺の自然散策,そして大山登山とハードスケジュールの中,全員無事に山頂に登ることができました.
キャリア支援講演会 2011/6/29
6月29日に岡山県教育庁教職員課参事鍵本芳明氏をお招きし,「岡山県・岡山市の求める教員像と教員採用候補者選考試験」と題して,これからの社会と教員に求められる資質能力についてご講演をいただきました.経験談を踏まえながらの講演に,初等教育学科をはじめ教職を目指す学生たちは,改めて教職の意義やすばらしさを認識しながら,熱心に聞き入りました.教員としての知識や技能などの実践的な能力とともに,人間性やコミュニケーション能力を高めることの大切さなど,今後の学生生活をいかに過ごすべきかを学ぶ貴重な機会となりました.
熱心に質問する学生 | 講師の鍵本芳明氏 |
第1回オープンキャンパス開催 2011/6/26
6月26日(日)に就実大学オープンキャンパスを開催しました.初等教育学科では,「学科ガイダンス」と藤田知里准教授によるミニ講義「子どもの造形表現とは」を行いました.ミニ講義では,子どもへの造形教育の必要性と,今日のような子どもの造形教育が始まるきっかけとなった児童画発達段階の研究,20世紀美術の影響などについて解説し,子どもにとって造形表現とはどのような意味を持つのかを考察しました.実際に絵の具を使ったプレゼンテーションに高校生も興味深く聞き入っていました。午後からの学科相談やキャンパスツアー,フリートーク・コーナーにも多くの高校生が訪れました.
藤田准教授によるミニ講義 | 学科相談の様子 |
初等教育学科・秋吉教授が編著を出版
総合科学技術出版のオーム社から『実験で実践する 魅力ある理科教育-高校編-』が発刊されました.この図書は,平成22年9月に出版された『小中学校編』(川村・秋吉他編著)の続編です.初等教育学科・秋吉博之教授の他に,東京理科大学教授・川村康文(物理,環境エネルギー分野担当),弘前大学教授・長南幸安(化学分野担当),東京理科大学准教授・三浦和彦(地学分野担当)の4名による共編著です.今回改訂された新しい学習指導要領に基づいて,授業で行う理科実験を取り上げ,実験の準備から実験手順・考察までわかりやすく解説してあります.この中で,秋吉教授は生物分野を担当しました.高等学校の先生向けの解説書ですが,教職を目指す学生や理科実験のボランティア等の方にもお薦めの1冊です.
初等教育学科で恒例の運動会を開催 2011/6/11
6月11日(土)に本学体育館で初等教育学科1,2年生の企画による運動会を開催しました.AからFまでの6クラスに分かれてドッチボールや長縄飛びを競い,また楽しいゲームもありました.この行事を通してクラスや1,2年生での交流がいっそう深まりました.初等教育学科の恒例となったこの運動会は,初等教育学科2年生の新歓実行委員を中心に,学生の自主的な企画・運営によって行われています.今年の運動会には教育心理学科の1年生も多く参加しました.
「開会式」で代表が宣誓 | 「エビカニ体操」で準備運動 |
「猛獣狩り」で自己紹介 | クラスで団結!「長縄」 |
友情の輪を広げた「うるら」 | 感動の「閉会式」 |
初等教育学科の赤坂教授が単著を出版
初等教育学科の赤坂英二教授が『信頼される教師への52か条』(吉備人出版)を出版しました.以下は,発刊に際しての寄稿です.
現在,学校現場が抱えているさまざまな教育課題(例えば,いじめ・学級崩壊・モンスターペアレンツへの対応など)を解決するには,あるいはこれらを生まないためには,子どもたちや保護者から信頼される教師であることが絶対条件である.
そして,信頼される教師になるためには「子どもや保護者の思いがキャッチでき,細やかな気くばりや声かけができる人間性(味)を備えた教師」であることが必要条件である.
教師は多忙である.それゆえ,誰もがいつでも実践できる実践事例を示した.これから教師を目指そうとしている学生たちに,また現職の先生方に,ぜひ一読していただきたい.そして「教師になるぞ」という夢を抱き,また「教師になってよかった」という喜びを感じていただければ,この上ない喜びである.
写真:赤坂教授の著書
初等教育学科の卒業生が研究発表 2011/6/4
6月4日(土),就実大学で第4回日本科学教育学会研究会・中国支部会が開催されました.研究会では,山口大学名誉教授・池田幸夫氏が「日本の学校理科教育における諸問題」と題して講演をされました.また企業の方,小学校・中学校・高等学校・大学の先生方による研究発表がありました.この中で初等教育学科の今年3月の卒業生(第一期生)が次のように研究の成果を発表しました.秋吉ゼミナールの3年生8名も講演や研究発表を聞いて,有意義な一日を過ごしました.
○幼児期の原体験に関する一考察-大学2年生への調査から-
寺本真哉(岡山市立岡南小学校),秋吉博之(就実大学教育学部)
○身近な野菜の教材化―小学校理科における水の通り道の学習への活用―
中塚拓貴(愛知県西尾市立一色中部小学校),秋吉博之(就実大学教育学部)
池田幸夫氏の講演 | 中塚教諭の研究発表 |
初等教育学科秋吉ゼミで天体観測合宿 2011/4/28,29
初等教育学科秋吉ゼミナールの3・4年生16名は,4月28日から兵庫県立西はりま天文台公園(兵庫県佐用郡)で一泊二日の合宿を行いました.初日の夜には,公開されている望遠鏡では世界最大級の「なゆた望遠鏡」でM3などの星雲や土星を観測しました.観測後には,学生が協力して作った夕食をとりながら親睦を深めることができました.二日目には,4年生が卒業研究の中間発表を行いました.教職に就いている卒業生の参加があり,3年生にとっても有意義な発表会となりました.
西はりま天文台公園 | 天文台スタディルームでの発表 |
研修旅行 2011/4/15,16
初等教育学科の1年生は,4月15日(金)16日(土)一泊二日の日程で神戸・京都へ研修旅行に出かけました.
1日目 神戸では「人と防災未来センター」を見学し,震災の恐怖と防災の必要性を学習しました.昼食後,南京町を散策し,バスに乗り継いで京都に向かいました.京都では,伝統産業の見学を兼ね,清水焼の絵付けを体験し,各自オリジナルデザインの湯のみを制作しました.夕食後,交流会を行い,各クラス趣向を凝らした出し物を発表し盛り上がりました.
2日目 9時から15時まで自由研修のため,班別でテーマに従って立てた計画どおり,京都を巡りました.この自由研修に関しては,課題として報告書が提出され,E203教室に掲示してあります.研修旅行を通して新しい仲間もでき,学生生活の楽しいスタートを切りました.
人と防災未来センターの見学 | 神戸牛の豪華ランチ!! |
南京街の散策 | 清水焼の絵付け体験,真剣・・・ |
クラスアピールの様子 | 初等恒例じゃんけん列車で大盛り上がり!! |
各クラス工夫を凝らした自主研修報告書 |
平成23年度入学式 2011/4/1
桜のつぼみもほころび,暖かい春の日となった4月1日,教育学部初等教育学科の入学式が挙行されました.教育学部としては第一期生となる新入生たちは,清々しく大学生への第一歩を踏み出しました.
新入学生宣誓 | 新入生ガイダンスの様子 |