経営学部の長期インターンシップには、岡山県内の52社・団体(2016年10月時点)にご協力いただいています。
学生はその中から自分の希望する派遣先を選び、選考のうえ各社で15週間にわたる実習をおこないます。15週間という長期のインターンシップは、多くの実習先の企業・団体にとっても新しいチャレンジです。
2015・2016年と2年間の実施をもとに、どのような実習の内容なのか、また学生を受け入れてみての各社・団体の感想などをご紹介します。
※順不同。随時追加いたします。
株式会社トミヤコーポレーション時計や宝石など、学生の皆さんが普段あまり手にすることのないような高級品を扱う店舗で実習します。接客について学んで頂くのが目標です。そのために、実習では、社員の販売技術を間近にみてもらいます。複数の店舗を数週間ずつ回るので、店舗毎の商品の違い、ディスプレイの違い、顧客の違い、それに応じた販売方法の違いも経験してもらいます。また接客それ自体だけでなく、その前準備として店舗の清掃やガラスケースの清掃、湯茶接遇があり、その後はアフターサービスとして時計や宝石の修理や洗浄があることも経験してもらいます。 これらを通じて、普段見える部分だけでない接客の仕事の全体について学んでもらいたいと思います。 学生の皆さんの新鮮な見方・とらえ方に期待しています。
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認定特定非営利活動法人アムダ:AMDAAMDAでの実習内容は、事務局がつくるだけでなくインターンシップ生からも提案してもらいます。例えば今年度は、ホームページをより魅力的なものにできると提案があり、それを行ってもらうことになりました。事務局から依頼する仕事の内容は多様です。例えば、海外支部へのクリスマスカードの作成や英語のプレゼンテーション資料の翻訳、様々なイベントの運営支援などを行ってもらいました。
部署によっては日本人・外国人を含めて全て英語でのコミュニケーションという環境中で頑張ってもらいます。やる気のある学生の皆さんを応援したいと思います。
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中国電力株式会社広報部門とカスタマーセンターでの実習を経験してもらいます。実習を通じて、社会インフラを支える企業の意義を学ぶと同時に、効率的で有効な仕事の仕方も身につけていただきたいと思います。
具体的な実習内容は多様です。例えば、広報部門では、社会貢献活動として清掃に参加したり、イベントの運営支援やアンケートの集計、社内広報作成などを行ってもらいました。またカスタマーセンターでは、電話の応答率の計算や社員用ホームページの見直し、有事の際の対応マニュアルの改編などを行ってもらいました。
若い皆さんならではの視点を求めています。
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特定非営利活動法人 岡山NPOセンター事務局で実習を行います。実習を通じて、社会課題解決のための中間支援のあり方について考えていただくのが目標です。今年度は、具体的には地方創生の調査業務に主に取り組んでもらいました。それに加えて、イベントやセミナーの運営を支援したり、出張にも同行してもらいました。 今年度のインターンシップ生は、分からないことはきちんと確認をとって的確に仕事を進めて下さったので、頼もしかったです。
これらの活動に携わることを通じて、これまで知らなかったような社会問題や課題にも触れていただく良い機会になればと思っています。
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はるやま商事株式会社経営学部の皆さんには、当社の営業店舗での業務を経験していただきます。 私たちは、日々、「お客様に時間を忘れるくらいお買い物を楽しんでいただく」ために、接客だけでなく、ディスプレイ・商品の入出荷・商品の検品・陳列などの店舗管理業務を行っています。 ぜひ、皆さんにも、直接、お客様と接していただきながら、お客様目線と会社側の目線を持って、「お客様にいかに楽しんでいただくか」を考えていただきたいと思います。皆さんに、お客様から「ありがとう」と感謝されることの喜びややりがいを感じていただけるように、しっかりサポートさせていただきます。
最初はわからないことだらけでも「明るく」、お客様へは「誠実」に、業務に取り組んでいただきたいと思います。 私たちのお客様には、皆さんと同世代の方々も多くいらっしゃいます。実習先の店舗でも、ぜひ、皆さんならではの視点で、いろんなアイデア・意見をいただきたいです。
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岡山県ボランティア・NPO活動支援センター「ゆうあいセンター」実習を通じて、市民の社会参加のあり方やその活性化の方法について考えてもらいます。具体的に今年度は、「ふろしき市」というイベントの企画運営に携わってもらいました。フリーマーケットを通じて様々なNPOの活動を知ってもらえるよう、インターンシップ生には知恵を絞ってもらいました。それ以外にも、広報チラシを作成したり、各種イベントの運営支援に携わったりしてもらいました。
このような活動に従事することによって、学生の皆さんが今まで知らなかった社会課題について知る機会にもなればと思っています。
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