教育学研究科修士論文中間発表会が9月4日、B304保育内容演習室で開かれました。教育臨床心理学コースと特別支援教育学コース修士2年生4人が、これまでの修士論文の研究成果を口頭で発表し、研究科長の高橋先生をはじめ研究科の先生方、私たち研究科の後輩が参加しました。
2年生の皆さんは、スライドを使いながら、10分間の持ち時間いっぱいに、緊張の面持ちで発表されていました。修士論文のテーマは、心身の健康や母子関係、学校現場などに関するタイムリーな研究課題を精力的に探求したものでした。問題意識や分析方法、結果も興味深いものばかりでした。
質疑応答では、先生方から先行研究や研究方法、概念の捉え方、切り口について、鋭い質問がされました。発表者の方々は、データを示しながら、丁寧に答えておられました。修士1年生の素朴な質問にも分かりやすく答えていただきました。1年生も、司会やタイムキーパーなどを担当し、運営に一役買いました。
普段は、学外実習やカウンセリングのケース担当、授業などに大変多忙な皆さんですが、これだけ厚みのある研究をいつの間に進めておられたのか、感心するばかりでした。今後の研究の進展がとても楽しみです。
1年半にわたる研究への思いがにじむ今日の発表会に参加し、自分たちの研究もより良いものになるように、今日から頑張っていきたいと改めて思いました。
(修士1年 E.N.)