岡山シティミュージアム「岡山に生きた豊臣家~備中足守藩木下家資料~」:2015年2月4日・5日
2015年2月4日・5日の両日、岡山シティミュージアムで開催中の特別展「岡山に生きた豊臣家 ~備中足守藩木下家資料~」を見学しました。参加学生は、合計66名でした。
岡山シティミュージアムは、就実大学の最寄りの西川原・就実駅から4分で着くJR岡山駅の西口にあります。
豊臣秀吉の正室ねね(高台院)の兄にあたる木下家定と息子たちによってふたつの大名家(備中足守藩と豊後日出藩)が起こり、明治維新まで存続しました。木下家定はもともと杉原姓でしたが、秀吉・ねね夫妻の親族として木下姓を、のちには豊臣姓を与えられ、その子孫の大名家は代々、公文書で豊臣姓を名乗り、豊臣の家紋を付した工芸品を残してきました。岡山市北区足守地区に位置した備中足守藩の木下家資料には、秀吉関連の古文書やねね(高台院)ゆかりの品も含まれています。
今回の特別展では、こうした秀吉・ねね関連の遺品や備中足守藩資料に加え、もうひとつの豊後日出藩関連の資料も展示され、江戸時代を生き抜いた豊臣家(木下家)の歴史をたどるうえで格好の展示会でした。
(学科長 福田 記)