2015年6月13日(土)、総合歴史学科の特別課外研修として、学科生36名を教員2名で引率し、両備の貸切バスで姫路城の見学にいきました。
午前中は団体の見学客でたいへん混み合うと聞いていましたので、午前10時に本学正門前を出発し、高速道路のサービスエリアで昼食後、午後0時30分ごろに姫路城の大手門を入ると、天守閣への入場は1時間待ちとのこと。曾根正人教授(日本史)の機転で、まずは見学客の少ない西の丸を散策しながら時間調整することにし、西の丸の長大な渡り櫓の中を進み、最後に千姫ゆかりの化粧櫓(けわいやぐら)の内部を見学しました。
それから天守閣の方向へ移動しますと、うまい具合にすぐに入場できたのですが、その先には見学客の長蛇の列がつらなり、大渋滞。なかでも外国人の観光客がたいへん多いのに驚きましたが、大天守の最上階にたどりつくまで、40分ほどもかかってしまいました。そうした混雑にもかかわらず、学科生たちは古い木造の急角度な階段を喜々として昇り降りし、大天守内部の数百年の歴史を重ねた荘厳な雰囲気を楽しんでいました。
天守閣の見学後は、参加者の希望に応じて付近の兵庫県立歴史博物館、姫路市立美術館、姫路市立動物園の三か所に分かれ、博物館施設の見学をおこないました。そして午後5時過ぎに出発、午後7時30分ごろ本学に到着し、たいへん有意義な研修を無事終えることができました。
(文責:学科長 福田)