2016年10月22日(土)13:00より、S101教室において、総合歴史学科の大学祭イベント「プレゼン・グランプリ」が開催されました。制限時間20分で、新書1冊の内容を分かりやすく聴衆に伝える競技です。
出場チームと発表新書は以下の通りです。
(1) | 長瀬優・工藤香菜子チーム |
村松剛『ジャンヌ・ダルク 愛国心と信仰』 | |
(2) | 久田見幸恵・大山礼子・寺西由美チーム |
安延苑『細川ガラシャ キリシタン史料からみた生涯』 | |
(3) | 畑田結花・川崎将太・佐藤みつゆきチーム |
小和田哲男『戦国武将の実力』 |
長瀬チームは、映画やアニメなど視覚的な資料を多用し、二人が掛け合い風にお茶目で潑剌とした語りを見せるなど、いかにも現代の大学生らしい発表になっていました。
久田見チームは、情感あふれる落ち着いた語りによって、歴史上の女性への共感を訴える内容となっていました。全員が白のシャツと黒のスカートを着け、さらに胸には十字架をさげるなど、演出上の工夫も光っていました。
畑田チームは、社会人学生と高卒学生の混成チームで、畑田リーダーの力強い仕切り、他の二人の語りの個性が独特の味わいを出していました。レーダーチャート図などは単純にコピーせず、丁寧に自作するといった苦労も垣間見えました。
参加者の投票により順位が決定され、1位(優勝)は長瀬チーム、2位(準優勝)は久田見チーム、3位(表彰外)は畑田チームとなりました。
各チームには賞金が贈られ、また残念ながら最下位となった畑田チームには、毎年恒例の苅米賞(新米5キロ)が贈られました。
出場チームの皆さま、聴講してくださった皆さまには御礼を申し上げます。
来年度もまた、プレゼン・グランプリを開催したいと思います。
皆さまのご参加をお待ち申し上げます。
(文責:苅米)