美術館・博物館の見学(2017年8月1日、3日、4日)
2017年8月1日(木)に岡山市立オリエント美術館と岡山シティミュージアム、3日(木)にオリエント美術館と岡山県立美術館、4日(木)にシティミュージアムと県立美術館、という組み合わせで合計6回の見学をおこない、延べで学科生48名と学科教員4名が参加しました。
岡山市立オリエント美術館の「カミとヒトのものがたり」展は、古代オリエント(西アジア)から西はギリシア・ローマ、ヨーロッパ世界、東はインド、日本などの神々や半神たちの像を展示し、人類の多様な宗教観を比較する試みでした。
岡山県立博物館の「傑作浮世絵揃い踏み」展は、わが国の代表的な浮世絵コレクションである「平木コレクション」の優品を展示したもので、歌川広重の「東海道五十三次」の初摺り全点を始め、著名な浮世絵師の多彩な作品を目にすることができました。私は東洲斎写楽の特異な作風に心惹かれ、その作品に見入ったのでした。
岡山シティミュージアムの催し物は「水木しげる 魂の漫画展」で、妖怪漫画の第一人者である水木しげる氏(1922~2015年)の長年の画業をたどる企画で、私も子どものころから親しんだ妖怪漫画を始め、水木氏のさまざまな幅広い画業について詳しく知ることができ、改めて水木氏の創作者としての懐の深さに感嘆したしだいです。
(文責 福田)