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学生へのインタビュー

第3回 ボランティア活動 編

みなさん、こんにちは!

このページでは、教育心理学科の学生の日々の活動を紹介しています。

第3回は、本学科の学生さんの多くが積極的に行っているボランティア活動について、紹介します。

 



コミュニケーション能力や観察力、細かい
気配りの重要性を学びました

***1年 K.A.さん***

 

私は、出身地の山口県光市にある大和総合病院でボランティアを行いました。

主な活動内容は、総合案内、患者さんとのお話、病院の掃除、食器洗いなどでした。

このボランティアを行った理由は、これから養護教諭を目指す上で看護の勉強をするため、実際にその現場で活動してみたいと考えたからです。

看護師さんが、患者さんや家族の方と積極的にコミュニケーションをとったり、患者さんの口の動きや汗のかき方から体調や思いを読み取り対応されたりする現場を見て、コミュニケーション能力や観察力、細かい気配りの重要性を学びました。そして、養護教諭にも共通して必要であるこれらの力を身につけていくことが今後の自分の課題だと思いました。

 

活動初日は患者さんへの声が届かず作業も要領よくできなくて焦りや不安もありました。しかし、活動中に多くの方からかけていただいた「ありがとう」の言葉に励まされ、前向きな気持ちになることができました。そして、自然と大きな声で患者さんと接することもできるようになり、反省を次に活かすことが大切だと実感しました。

 

今回学んだことを自分のものとしていくため、これからも多くのボランティアに参加し、見つけた課題を実践して、養護教諭として必要な力を身につけていきたいと思います。

 


 

子どもと話すことの大切さを知りました

***2年 K.Y.さん***


私は現在、小学校の保健室で来室してくる子どもの対応などのボランティアをしています。百聞は一見にしかずというように、現場で養護教諭の先生の日常を実際に見ることはとてもよい経験となっています。

私はこのボランティアに行って、子ども1人に対応するのにも多くのことが求められているという気づきを得ました。


保健室に来る子どもの様子などだけでは処置をするのに十分な情報を得ることが出来ないときがあります。そのような時、子ども1人1人に対応するには、どうして来室したのかと子どもから話を聞くだけでなく、家庭や教職員と連携して子どもの生活環境などを把握しなければならない、ということです。


また、養護教諭としての人間性、そして臨機応変に行動する柔軟性が必要なのだと感じました。子どもはいつ、どこで、どんな風に体の調子を崩してしまうのか予測がつきません。その時々に応じて見極めて行動していく必要があるのだと感じました。また、子どもと話をすることは、情報を得るだけでなく、子どもを元気づけたりする大切な関わりであることを学びました。 そして、私自身、子どもたちから元気をもらいました。

 

 

第2回 旭川荘見学 編

教育心理学科の1年生が「初年次教育Ⅰ」で、昨年同様、社会福祉法人旭川荘に施設見学に行きました。旭川荘は、地域に住む障害のある子どもから高齢者までの医療福祉ニーズを担ってきた歴史ある総合福祉施設です。

 

見学では、各施設の概要と注意事項について職員の方から説明を受けました。その後、4グループに分かれ、療育園・愛育寮または児童院・竜ノ口寮に見学に行きました。

今回の記事内容は、児童院・竜ノ口寮を見学した1年生HMさんが、2年生FMさんの考えた質問に答えてくれたものです。

 

 

FMさん:印象に残ったことは何ですか?
旭川荘の利用者の方が作製された作品です

HMさん:利用者の方々の生き生きした表情です。

施設には、利用者の方の芸術作品が多く展示されていました。そのような活動を通してこそ生き生きした表情ができるのだと私は思いました。利用者の方が、何らかの芸術作品を作ることを生きがいとしているのだと思いました。

また、私たちが挨拶するよりも早く笑顔で挨拶をしてくれる方もいました。どの方も元気に挨拶をしてくださり、そのことがとても印象的でした。これは、旭川荘での生活が利用者の方にとって充実しているからではないかと思いました。

 

FMさん:施設見学をして学んだことはありましたか?

HMさん:人の気持ちを知ることの難しさを知りました。職員の方の話から、人には様々な考えや思いに大きな違いがあると改めて実感させられました。健常者の方には平気なことも、障害のある方には不安に思うことも多くあるのだと分かりました。

また、コミュニケーションをとることが得意ではない方の表情や反応・行動を見て感情を読み取ることが大切だと職員の方から聞き、些細なことにも気を配ることの大切さを学びました。

 

FMさん:今後に活かせそうなことを教えてください
職員の方から説明を受けました

HMさん:コミュニケーションの取り方です。それは、私たちばかりがコミュニケーションを取ろうとしているのではなく、相手もコミュニケーションを取ろうとして、様々な反応をしているということが分かったからです。そのことに私たちが気付き、相手の気持ちを汲み取りコミュニケーションを取ることが大切です。

もう一つは、障害のある方がやりたいことができるような環境を作る工夫です。環境作りを工夫することで、障害があっても多くのことができるということがわかりました。

 

 

施設見学で貴重な体験をさせていただくことで、支えケアする仕事に就こうとしている学生たちが育つ姿がよくわかるインタビューでした。(広報係)

 


 

第1回 新入生研修旅行 編

就実心理に興味があってHPを見てくださっているみなさん、こんにちは!


このページは、学科広報係の教員が学生にインタヴューして教育心理学科のさまざまな様子を語ってもらうコーナーです。

 

大学入学後のイベントの1つに新入生研修旅行があります。教育心理学科は、神戸1泊のコースでした。(研修旅行の詳しい様子は、こちらのページでも紹介しています)。

今回は、参加した新入生の2人にインタヴューし、研修旅行で印象に残ったこと、参加して得られたことについて聞きましたので紹介します。

 

***F.K.さん(女子)***

Q1. 今回の研修旅行でもっとも印象に残った見学先はどこでしたか?


「異人館とハーブ園です。もともとヨーロッパに興味があり、特にオーストリアは好きな国だったので、今回異人館に立ち寄ることができて、とても楽しめました。高校時代に世界史で習ったような絵や展示品を見ることができ感動しました。ハーブ園では、私は高所恐怖症なので、ロープウェイが怖かったのですが、頂上から中間駅まで歩いて散策し、季節の草花を見て楽しむことができました。アロマテラピーにも関心があったので、異人館とハーブ園のどちらも香水や香りに関する展示があったことで、とても収穫のある研修コースでした。」

 

 

Q2. 今回の研修旅行であなたは何を得ましたか?


「2クラス合同チーム(12人)で夜のレクレーションを企画・実施したのですが、協力することの素晴らしさを体験できました。私のチームのレクは、この人数、このメンバーでなければ実行できなかったと思います。また、笑顔で参加し積極的にクイズに答えてくれる学科の仲間たちの顔を見て、とても満足できました。さらに、ロープウェイを怖がる私を助けてくれた友人たちや励ましてくれた先生たちの優しさも実感する良い機会になりました。高校までのように必要なものを詳しく記したしおりはなかったので、一泊旅行するために何が必要か考え、ホテルに何が備え付けてあるかを下調べするなど、事前準備を自分自身で行うことの大切さを学びました。準備すること自体も楽しく、良い経験になりました。」

 

 

 

***M.S.さん(女子)***

Q1. 今回の研修旅行でもっとも印象に残った見学先はどこでしたか?

 

「もっとも印象に残ったのは、神戸市立青少年科学館です。体験型の展示が多くあって、楽しみながら科学に触れられて、とてもおもしろかったです。特におもしろいと思ったのが力の科学と創造の科学の展示です。力の科学では電気、磁力など、ふだん目で見ることができない力をさまざまな形で見ることができました。創造の科学では、知覚心理学のテーマである錯視現象を使った展示がたくさんあって、私自身心理学に興味があり、なぜそうなるのだろうかと学科の授業が楽しみになりました。」

 

 

Q2. 今回の研修旅行であなたは何を得ましたか?

 

「『様々なところに足を運んで、体験してみることが大切だ』ということを知ることができたと思います。 正直、研修旅行に行くまでは科学館とハーブ園にはあまり興味が湧いていなかったのですが、実際に行ってみると、科学をとても楽しく勉強できたり、様々なハーブを嗅いだりして、大学生の私たちがこんなに楽しめるのだから、 私が教員になったら、生徒たちを連れて来たいなと思いました。4年間の大学生活のうちに、将来役に立ちそうな様々な場所に足を運んで実体験してみようと思いました。」

 

 

研修旅行の様子がイメージできたでしょうか?

ただ観光名所を見て周るだけでなく、人とのつながりを感じたり、実際の体験を通して学習するなど、多彩な学びを経験できるのが研修旅行の醍醐味です。学生たちには夜更けまでの語らいもよい思い出になったようです。